こんにちは。じゅっぺちゃんです。

『これからの保育を静岡で考える』の報告書を載せますね。

 

 

主催者:静岡保育を学ぶ会    

入場無料:どなたでも参加できます。

事務局:常葉大学浜松キャンパス こども健康学科 教授海野展由 tel 053-428-3511

会 場:静岡県立大学短期大学部 講堂(静岡市駿河区小鹿2-2-1)

開催年月日: 2018年11月23日(金) 

時間:13:00~16:30(12時半開場)

プログラム=シンポジウム:話題提供 & 対談

話題提供:シンポジスト① 実践を語り綴ることで保育をつくる

            静岡県保育問題研究協議会 会長 石原剛志(静岡大学教授)

 

保育者自身が研究の担い手となり、保育者の綴る実践記録をもとに、実践者と研究者が共同して研究する。実践記録を書く事は簡単な事では無いのですが、実践を語り綴る意義を大切にしております。

 

学習会「子どもに答える教育」・「発達保障ってなに?」等々。

 

話題提供:シンポジスト② 子どもが未来を創る~心と体の主人公を創る保育者の仕事~

NPO法人なのはな 理事長 岡村由紀子(兼:平島幼稚園長)

 

子どもを取り巻く環境を深く捉え、目の前の子ども理解を豊かにし、園の仕事・保育内容・保育実践を見直し、保育を創り出していくことが今求められています。

 

1、人間らしく生きる力 

 

2、遊びの面白さの追求 

 

3、環境貧弱化・孤立・孤独 

 

4、長時間保育の問題

 

話題提供:シンポジスト③ 子どもの傍らにいる大人として

   静岡保育懇話会 代表 竹内光子(日本保育学会評議員 元静岡市立保育園長 )

子どもの傍にいる大人として、共に生きるありようを考える。

子どもを取り巻く環境について、人的環境・物的環境・自然環境・社会環境から、乳幼児の遊びの大切さを述べる。

 

 

シンポジウムを受けての対談

対談者①塩川寿平(静岡保育を学ぶ会副会長 元静岡県立大学教授)

 

シンポジウムを聞いて改めて思う事は、『幼児教育・保育のすべては愛すること』です。

 

この保育哲学を絶対のものとして、これからの保育を静岡で考え続けてまいりましょう。

 

保育実践も研究も一人ではできません。

 

保育に携わるすべての人々と、子ども主体の保育の輪を広げ、共感の絆で連帯しましょう。

 

幼保一元化は、三元化となり、実際には待機児童ゼロのもとで18元化の現状です。

 

保育学会の課題として、18種類の施設に従事する保育者のすべての仲間の待遇改善と、子どもたちを守る『保育の質の格差是正』に取り組みましょう。

 

 

対談者②金田利子(静岡保育を学ぶ会会長 静岡大学名誉教授)

 

3グループの発表との関わりから、静岡で、静岡の、そして全国・全世界の保育を考える。

 

静岡には素晴らしい保育がある。なのはなの子どもと共に作る保育。実践記録を大切にする保問研。

 

子ども主体の懇話会。大地保育の園。障害児と共に育つ園。ローカルの良さをしっかりと持ちながら、全国に影響している保育がある。

 

ここには異なるものを排除せずに学び合う力『静岡保育を学ぶ会』がある。

この灯を消すことなく学び合いながら、インクルーシブな保育実践者・研究者の関係の一層の発展を、 ご一緒に創造していきたいと期待しています。

 

【参考:インクルーシブ保育とは、年齢・国籍・障害の有無にかかわらず、どんな背景を持った子も、「違い」を排除することなく受け入れ、共に育つ園を作ること。】 


 


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塩川 寿平(1938年生まれ)


   大地教育研究所所長
   大中里こども園名誉園長
   元静岡県立大学教授


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活動:こども環境学会アドバイザー
    愛育心理研究所インストラクター

著書:「名のない遊び」「コーナーのないコーナーの保育」 
    「どろんこ保育」「大地保育環境論」等   
(出版社 フレーベル館=電子書籍化も有ります)

 

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    ジュッペちゃんの保育のこころ
子どもを大切にするということは人としてであって、
私たちの"大地保育"は大人も童心人となって、
子どもと共に独立国(子どもの園)を創造するということ
ではないかと思います。 
いつでも・どこでも・いつまでも子ども心を忘れずに
『名のない遊び』等を大切にしたいと思います。

 

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