(photo: 2002.3)
連載_幼児教育無償化の明日を思う_vol.2
(全7章)
2、毎年1兆円を使うことになる
いずれ日本全体では、幼児教育無償化に毎年1兆円を使うことになります。
子育て世代のご両親にとっては言うまでもありませんが、無償化を担う私たち幼児教育・保育関係者にとっても本当にありがたいことと同時に、その責任の重さに、身の引き締まる思いです。
国民全体で納めていただく消費税を少子化対策に的を絞って重点的に「子どもに寄り添う教育に!」「幼児教育の質の向上に!」「教師の質の向上に!」使わせて頂くのですから、幼児の成長発達に多大な教育効果が出る事は間違いありません。
同時に教師の研修強化による質の向上にも多大な効果が期待されます。
1兆円と言う税金が投入されるわけですから、『質の向上』に対する国民の関心も高まり、すべての幼児教育関係者の責任は重く、『子どもに寄り添う教育に!』『幼児教育の質の向上に!』全身全霊で応える覚悟が必要です。
つづく
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今回の記事は、2019.2-3月、岳南朝日新聞に連載されました。
テーマ寄稿「教育」=『幼児教育無償化の明日を思う』
塩川寿平(元静岡県立大学教授・大中里こども園名誉園長・富士宮市野中東町在住)
(岳南朝日新聞の第1回目の掲載日:平成31年2月28日)
内容:①富士宮市議会11月定例会 ②毎年1兆円を使うことになる
③幼児教育無償化の源流
(岳南朝日新聞の第2回目の掲載日:平成31年3月2日)
内容:④首相の施政方針演説 ⑤施政方針演説と私
(岳南朝日新聞の第3回目の掲載日:平成31年3月3日〈完〉)
内容:⑥無償化の経緯と意義 ⑦まとめ・無償化の責任について