ジュッペちゃんの大地保育
教授と睡蓮

実は、睡蓮を育てるのは初体験でした。
出合いは令和元年、昨年のことなんです。
お花好きの私の娘がいましてね。
いやいや、
お花好きというよりも大学院で植物の研究をして、
今は接ぎ木研究のプロフェッショナルの娘なんですがね。
教授が娘にボヤイいたんですよ。
立派なお池があるんだけど、
長年育てていた鯉も金魚もザリガニまでも、
セキレイや、ヒヨドリや、ハトや、
いろいろな鳥が来て、
一匹もいなくなっちゃったんだ!
1万円もお金を出して鯉と金魚を沢山入れたけど、
みんな食べられちゃったんだ。
もう魚はあきらめたよ。

そして、
娘にこれからはお花を育てたいんだと話しました。
すると、
娘は専門の知識を生かして、
特に頼んでおいたわけでもありませんが突然、
14株の睡蓮の苗が宅急便で送られてきたではありませんか。

というわけで、
令和元年の春先に教授はせっせと、
昔の田植えの経験を生かして植えました。
池は長年掃除をしていなかったので落ち葉やヘドロが
たまっていたので、
大丈夫かなと思いながら田植えならぬ睡蓮植えをしました。

1年目はポツポツと咲きましたが、
2年目の令和2年になると 、
5月13日に赤いのが一つ初開花するや、
毎日5~7~9個と、
2カ月も連続、赤色・黄色・白色が咲いています。

本日、
7月24日には最多の12個も咲きました。
なんとオリンピックの開会式に合わせて、
お祝いのお花を用意してくれていたのですね。
オリンピックは延期ですがお池はきれいです。
コロナが収束しますように睡蓮の花も祈ってくれています。
写真を添付しますのでお花を数えてみてください。

ところで、
一寸、お池の由来をお話しさせて下さい。
教授の先祖はこのあたりの庄屋さんでした。
そして、
江戸時代からこの池がここにあったんです。
卵型で、大きさは(添付:全景の写真をご覧ください)
7m30cm×4m40cmで、約28㎡(8.5坪)です。
水の神様も祭ってありますから、
お正月にはしめ飾りをして手を合わせます。
お魚はいなくなりましたが、
教授はこのお池を大切にしているというわけです。

祖父の話しによると、
このお池は屋敷の安寧を昔の人が考えた風水の法則で
決まっているそうです。
というわけで、
このお池は幸せをもたらすありがたいお池でもあるのです。
そして今年で2年目、
色とりどりの豪華な睡蓮のお花の池になりました。

 

写真をご覧くださいね!

池の全景

 

 

 

 

 

 

 

夫婦で大切に管理しています。
左側の木は推定200年の江戸期からのサツキの古木です。
こんなに大きなサツキは大変珍しく、江戸期からの記念樹です。

 

 

7月24日、最多の12ケの花が咲きました。