じゅっぺ教授の書斎は2階です。

2階の窓を開けると目の前2mの距離に柏の樹があります。

本を読んでいたり、パソコンで目が疲れると、自然に窓越しに外の景色を眺めるのですが、


1番先に柏の樹が目に入ります。


そして、

眼下には池が見えます。


ところでじゅっぺ教授のお話は、

柏の若い葉っぱのスピード成長です。

アット言う間に池が見えなくなって・・・。


今日の『感動した』お話は、

柏の若い葉っぱの『驚きのスピード成長』を、

じゅっぺ教授の実況放送風スライドでご報告します。


【この文章を書くに至った経過報告】

先のブログ(第30話)でじゅっぺ教授が、

①自然は感動の宝の山です。

②感動は豊かな生命力を養います。

③では感動する力を身につけるにはどうしたらよいでしょう。

④意識して自然と出会い、体験を通して、五感を豊かにはぐくむことです。

と書いたところ、


早速、次のような応答がありました。

『最近、先生自身が感動されたお話を聞かせてください』

『どうしたら感動するか? 方法を教えてください』と。


そこで、

『感動する方法』について、じゅっぺ教授が日頃考えている1つの方法。

【毎日新しいことを発見していくこと】について。

お話ししようと考えたのです。


では、

じゅっぺ教授の実況放送風スライドのお話。

始まり!  


始まり!!  


始まり!!!


(写真1)をご覧ください。



2021318日 

今年も元気に芽を出したなァーと0歳児の柏の葉っぱに話しかけました。

すると、

うぶ毛に包まれた小さな若芽が眠たそうに薄目を開けて、

お母さんの柏の樹にしがみついて、

オギャー オギャーと大声で泣き出しました。

じゅっぺ教授はその可愛らしさに感動しました。


(写真2)をご覧ください。


328日(写真1から10日目)

じゅっぺ教授の書斎の窓を開けて柏の樹の写真を撮りました。

庭の池がはっきりと映っています。

柏の1歳児がいっぱ生まれていいて、

にぎやかに オギャー オギャー オギャーと大合唱です。

お母さんの柏の樹は目を細めておっぱいをあげていました。

『子沢山だなぁー』とじゅっぺ教授は感動しました。


(写真3)をご覧ください。


42日(写真2から5日目)

たった5日目で2歳児になった若い葉っぱは、

お母さんの樹の周りを走り回って遊んでいました。

オンブにダッコにお母さんは大変。

じゅっぺ教授はただ!早い成長に感動です。


(写真4)をご覧ください。


45日(写真3から3日目)

たったの3日目で3歳児になった若い葉っぱは、

もうお母さんの手には負えないほど暴れ回るようになりました。

元気よく池に飛び込みそうです。

でもまだおっぱいを吸う甘えん坊の子もいるのでお母さんは大変。

教授はただ! ただ!早い成長に感動です。


(写真5)をご覧ください。


47日(写真4から2日目)

たったの2日目で4歳児になった若い葉っぱは、

すっかりお兄ちゃんとお姉ちゃんになって、

太陽をいっぱい浴びて走ったり、相撲を取ったり、

わらべうたを歌ったり、

みんなで仲良くママゴト遊びをしています。

じゅっぺ教授はただ! ただ! ただ!スピード成長に感動です。


(写真6)をご覧ください。


417日(写真5から10日目)

たったの10日目で5歳児になった若い葉っぱたちは、

早々に卒園式の歌の稽古なんかしています。

 1年生になったら100人友達できるかな』・・・なんて歌っています。

じゅっぺ教授は驚いて感動しました。


(写真7)をご覧ください。


429日(写真6から12日目)

たった12日目でピカピカの小学校1年生になりました。

2階の窓辺から見えていた池は、

大きくなった子どもたちの葉っぱですっかり隠れてしまいました。

お母さんの柏の樹の姿も見えなくなりました。

じゅっぺ教授もこんなに意識して記録を取った事はありませんでした。

意識して見る成長は『感動する』ことにつながる。

じゅっぺ教授は今回はっきりと気づきました。


(写真8)をご覧ください。


53日(写真7から4日目)

1枚の葉っぱを測ってみると40 cmもありました。

じゅっぺ教授の感動の笑顔をご覧ください。

毎日 毎日 感動 感動の連続でした。


《むすびに:応答くださった方へ》

あなたが感動を体験するにはじゅっぺ教授と同じように、

意識して 誠実に 自然を見る事では無いでしょうか。

『毎日新しいことを発見していく』

そうすれば、

必ずや自然の営みの偉大さに遭遇します。

感動のある人生を共に歩みましょう。

今日の『感動を手に入れる』話はこれでおしまいです。

コロナ禍中。

ご自愛ください。

塩川寿平