第34話:

塩川寿平の下記のポスター発表に対するチャットにての質疑・応答・コメントをご報告申し上げます。

    

第74回 日本保育学会 オンライン大会 2021.5.16

ポスター発表 【P-C-5 保育環境・保育教材1】

テーマ:保育環境論(49)

—静岡市・登呂遺跡ドロん子パーク活用に関する一考察—

発表者:塩川寿平(大地教育研究所)

 

備考:上記のポスター発表の内容は、前回のブログ第33話ですでに掲載      

済ですので、今回のブログ第34話と合わせてご覧いただければ幸         

いです。

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チャット1.

漁田 俊子 (静岡産業大学)

2021/05/16  10:44

 

塩川先生

ポスターを拝見しました。

地域の保育現場が求める「どろんこ保育」と「登呂遺跡ドロん子パーク」のねらいは全く同一ではないものの、保育現場の希望するどろんこ保育が実践できることは素晴らしいと感じました。

安全・安心を担保できる公立施設を保育環境として利用できることは、 やはり「登呂」という地域性が大きいと感じます。

このコラボを見いだしたアイデアに感心しました。

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チャット2.

塩川 寿平 (大地教育研究所)

2021/05/16  10:57 

 

発表にあたって(発表者コベント):

今日、泥遊び環境を手に入れることが困難である利用者・園側にとって、今回の静岡市における登呂遺跡ドロん子パークの提供は、願ってもない公の保育環境の提供であり、その社会貢献度を高く評価し、このように社会で広く取り組む形での質の高い保育内容の支援が、官民のコラボレーション運動として、良き先例となり、よき事例となり、広がることを祈願して取り組んだ研究です。

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チャット3.

井上 美智子 (大阪大谷大学 教育学部) 

2021/05/16  11:10

 

座長の大阪大谷大学の井上でございます。

よろしくお願いいたします。

塩川先生、発表、ありがとうございます。

先生の保育現場では既に今までも泥との関わりは十分に実践されてきたと思いますが、今回、ドロん子パークという場を新たに活用されて、新たな発見などはありましたでしょうか。

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チャット4.

塩川 寿平 (大地教育研究所)

2021/05/16  11:18 

 

漁田先生コメントありがとうございます。

今日、保育・幼児教育の環境はとりあえず待機児童をなくすと言う観点から、条件緩和があり施設の数だけは増えましたが、園庭等の不十分な保育・幼児教育施設もあります。

どろんこ保育をしたくてもできないそのような零細保育・幼児教育施設のためにも社会全体で広く取り組む形でのこのような泥遊び環境の提供は必要だと思います。

長年どろんこ保育の有効性を研究してきた一学徒として、静岡市の取り組みに感謝しております。

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チャット5.

塩川 寿平 (大地教育研究所)

2021/05/16  16:02

 

井上先生、ご質問ありがとうございます。

時間内にずっとコメント欄を見ていましたが見つけることができませんでした。(私のチャット操作中とバッティングしたかもしれません。)

遅れて電波が届いたと思われます。失礼いたしました。

 

では、改めてご質問にお答えいたします。

今回の発表は泥遊び環境をいかに確保するか、『泥遊び場がないからできない』で終わることのないように園外保育の視野を広げて、社会資源の活用方法の提案です。

主催者である静岡市のコンセプトは弥生時代の学習方法としての計画でしたが、一般に開放されているところから、利用者(幼稚園等)との両者の活用意識がコラボレーションした形で実現しました。

実際、保育実践として「どろんこ保育」という保育活動が実現したわけであります。これからの保育環境論として、質の高い保育を手に入れるための方法論となりうる、安全・安心も確保されている公共施設とのコラボレーションを提起いたしました。

設備もなく、経済的に予算を十分に持たない保育・幼児教育施設にとって、保育に活用できる社会資源として有効利用できる保育環境論の新たな提案として発表いたしました。

 

【まとめ】

  1. チャットによる。以上5件の質疑・応答・コメントがありました。
  2. スケジュールに登録した方は6名です。
  3. いいねしている方は6名です。

 

以上をもちまして報告を終了いたします。

有意義なポスター発表の機会を与えていただき

ありがとうございました。

最後に、

関係各位の皆々様に感謝申し上げます。

塩川寿平