こんにちは。じゅっぺ教授です。

今日の静岡新聞の朝刊に

私の最終講義についての記事が掲載されましたので、

急遽、新鮮なうちにと思い、

ブログ第73話はこの新聞記事にします。

 

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第73話: 52年の教員生活・塩川さんが最終講義

 

—出会いは宝 看護学校の教え子1000人超—

 

 

 

2022年5月29日(日曜日)静岡新聞の掲載記事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

52年の教員生活 塩川さんが最終講義 富士市立看護専門学校

 

<出会いは宝 教え子1000人超>

 

富士市立看護専門学校の創立時(1993年)から精神保健の講義を担当してきた非常勤講師塩川寿平さん(83)が26日、最終講義を行った。自身の人生を振り返りながら、「1000人を超える学生との出会いは宝物。世のために使命感を持って頑張ってほしい」と看護学生に語り掛けた。

 

塩川さんは幼児教育の研究者で、県立大短期大学部など数々の教育機関で講師や教授を務めた。同看護学校では2年生に年間15回の講義を行うなど計29年間、教壇に立ち続け、卒業生は1000人を超えた。

 

妻の恵美子さんも見守る中での最終講義で、塩川さんは「ライフサイクルにおける心の発達」と題し、年を重ねる中で受け止め方に10度の変化があることなどを解説した。社会では相対的に評価されるが、芸術に取り組むことで得る絶対評価と、相対評価が50対50になる生活が、情緒が安定し、精神的幸福の源になると説いた。

 

1970年から通算52年もの教員生活を終えた塩川さんは「若者には科学的な目を持って真実を見つめてほしい」と語り、「退任は明日へのステップ。教育小説家として教育に貢献したい」と笑った。

(富士市局・青島英治)

写真:教員生活の幕を下ろす最終講義を終え、記念撮影をする塩川さん(中央)=富士市の市立看護専門学校

 

 

 

 

 

【写真1】と【写真2】をご覧ください。

 

 

 

 

 

富士市立看護専門学校 第29期生(第2学年)です。

じゅっぺちゃん教授の退任最終年度となる。

 

『精神保健の単元:

ライフサイクルにおける心の発達と関連問題』

 

の普段の授業風景を、

『継続29年間。今年でおしまい』と言うことで、

教務課の先生が記念に撮ってくれました。

 

【写真3】マスクで集合写真。

 

 

 

去年はオンライン授業でした。

今年はやっと対面授業になりました。

ヤレ ヤレ コロナ時代の苦労が続いた

忘れられない 懐かしくなる 学生さんたちです。

 

 

 

【写真4】授業を終えて講師控室です。

 

 

 

講師控室ではお好みによりコーヒー・紅茶・麦茶と、

小さなチョコレート・飴玉などが用意されています。

つかの間ですが非常勤講師の先生方が癒される空間です。

じゅっぺちゃん教授の29年間の生活がここにありました。

思えば、

1970年に初めて大学の教壇に立って、

それからいろいろな学校で教えて、

通算52年間の教員生活をここで終ります。

 

 

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「人称人格構造論」は次のブログ第74話にします。