第89話:じゅっぺちゃんモロヘイヤを片付ける
      -モロヘイヤの一生-

【はじめに】
大地保育は土とのコミュニケーションから始まります。
2022年5月15日、まず土作りです。
じゅっぺちゃんのお庭の小さな畑を耕し始めました。
腐葉土を入れ、化成肥料も少々、苦土石灰も少々入れ。
深く耕して土とよく混ぜ合わせて2週間ほど寝かせました。
6月3日、じゅっぺちゃんはモロヘイヤの種をまきました。

【写真1・2】をご覧ください。

 

 

 

 



なんとビックリ!
モロヘイヤの種まきをしてからわずか1週間後。
6月10日にはかわいい赤ちゃんのモロヘイヤが生まれました。
市販のモロヘイヤの種1袋(¥300円)を、
全部もったいないと思って一度に蒔いてしまいました。
だから可愛い芽がいっぱい出たのです。
・・・で、びっくりしたり、感動したりです。

【写真3・4】をご覧ください。

 

 

 



6月30日に間引きしました。
大きいのだけのこしました。
可哀想な気もしましたが、
密集していては育たないので思い切って間引きしました。

【写真5・6・7・8・9】をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


じゅっぺちゃんは緑の葉っぱを茹でて食べます。
トントンと小さく刻むとネバネバが出てきます。
じゅっぺちゃんはネバネバが大好きです。
中でもモロヘイヤと納豆と混ぜて食べるのが大好きです。

モロヘイヤは栄養価が高いので、
健康にも、しかも美容にも良いのです。
栄養面ではカロテンの王様と言われています。
栄養の本にはカロテンの含有量はニンジンを超えていると。

夏の間中、
美味しくいただいて元気をもらいましたので、
10月30日に感謝の気持ちを込めて、
じゅっぺちゃんはモロヘイヤを片付けました。

実は、
モロヘイヤの花が咲き種ができはじめたから片付けたのです。
皆さん知っていましたか?
モロヘイヤには毒があると言う話です。

そこでじゅっぺちゃんはモロヘイヤについて調べました。

【安全な食べ方】
①市販されているモロヘイヤは安全です。
 農家の方が安全かどうか調べて出荷しているからです。
②じゅっぺちゃんの畑の収穫期を迎えたモロヘイヤも安全です。
 「正しい知識」と「正しい取り扱い」を知っているからです。
検査結果①②の葉と花のつぼみからは毒は見つかっていません。

【危険な食べ方】
③成熟した種子。実が茶色く色づいた状態はダメです。
④成熟中の種子。実がまだ緑色の状態はダメです。
⑤新芽が出てから一定期間の若葉はダメです。
以上③④⑤からストロファンジンと言う毒が見つかっています。

皆さん!
というわけでモロヘイヤはすばらしい野菜ですが、
毒もあるので「正しい知識」と「正しい取り扱い」を心がけましょう。

【モロヘイヤの一生】
じゅっぺちゃんは6月3日に種をまきました。
じゅっぺちゃんは10月30日に片付けました。
じゅっぺちゃんの畑のモロヘイヤの一生は4カ月間でした。