第102話:じゅっぺ教授の異次元の少子化対策(前編)

 

①子どもを希望する若いお二人さんへ

 

東京新聞のコラム『ミラー』(2023年2月6日の記事)より。

【 子どもを育てるよりも一人で暮らすほうが

楽しいという人たちも増えている。

近未来、男性は50歳になっても3人に1人。

女性は5人に1人は未婚の時代が予測される。】

 

この東京新聞のコラムを読んで私はひらめきました。

この近未来の予測を逆読みして私が考えたのは。

 

『結婚を希望する若いお二人さんへ』

男性の3人のうち2人が結婚し、子を生んでくれるに違いない。

女性の5人のうち4人は結婚し、子を生んでくれるに違いない。

私は子づりの可能性を持つこの新婚さんたちに

希望を託して声をかけることにしました。

 

『私自身が4人の子の教育費で苦労したけど、

近未来には国民全体で国費=税金を使って、

教育費は全く心配のない日本を作るから生みなよ!』と。

 

改めて考える!《人生100年時代!!》 

多くはパートや非正規職員の若い新婚の二人さんの年収は?

たぶん若者1人年収200~300万円と予想される。

たぶん新婚さん2人で年収は500万円ぐらいと予想される。

 

この年収で行くと。

これからの若い新婚夫妻の一生涯を考えたとき。

自分たちだけでも100年間食べるのが大変だろうし。

子は生めないと心配するかもしれないけど。

子どもはめっちゃ可愛くって生きがいを与えてくれるよ。

子どもの居るファミリーは賑やかで楽しくて人生よかったになるよ。

子どもの教育は国民全体で国費=税金で全て面倒みる時代を、

この4月の統一地方選挙から創造するからさ!

岸田総理大臣も『異次元の少子化対策をする』と言ってるからね。

心配しないで子づくりしてね!

だって『子どもは国の宝だからさ!』とじゅっぺ教授は励まします。

 

②教育以外に日本の経済立て直しはありえない

 

日本には石油や鉄、等々の地下資源がありません。

日本の経済立て直しには人材教育以外にはありえません。

そして『子どもは国の宝』です。

だから「異次元の少子化対策」と言うならば、

乳幼児期・小学校・中学校・高等学校・大学・大学院の授業料は、

すべて国費=税金で見るべきであると言うのがじゅっぺ教授の考えです。

 

しかしながら、

各年齢の教育課程に落第するシステムは必要だと思います。

もちろん落第しても浪人して再挑戦するシステムも必要です。

学びと研究する意欲と能力のない学生は落第です。

そして落第したとしても意欲と能力のある学生は浪人して再受験してもらいます。

特に高等学校以降は意欲と能力のある学生に絞り込みます。

この学生たちは国費=税金で学び、発明・発見・ノーベル賞を目指して、

日本の経済の立て直しに全知全能を振り絞って頑張ってもらいます。

エッセンシャルワーカーを希望する学生さんは養成期間が終わったら就職です。

怠け者の学生さんを国費=税金で見るわけにはいきません。

ダメな学生をいつまでも学校に置いておくわけにはいきません。

国費=税金の無駄遣いになります。

私は落第システムの理念をしっかりと周知徹底することにより、

すべての年代の学費を国費=税金で出しても国民に納得してもらえると思います。

大学に遊びに行くような不届き者の学生は論外です。カットです。

 

③日本の国の「少子化対策」は選挙で決まります

 

4月の統一選挙までに持続可能な創造的な少子化対策を考えましょう。

各政党のテレビ討論会を見ていたら、

自民党も『自助』から『公助』になってきましたので期待しています。

日本の国の政治はやはり選挙で決まりますから、

やはり少子化対策の選挙に期待します。

 

私は教育者ですので日本の立て直しは教育だと思っております。

新しい商品を発明して外貨を稼げぐ創造的な人材を育てるには、

発達過程に合った人づくり教育しかないと思います。

だから今、すべての年齢の学校で人づくり教育に全力投球するべきだと考えます。

したがいまして、

乳幼児から小学校~中学校~高等学校~大学~大学院まで、

保育料も授業料も下宿代も食費もすべて国費=税金で応援するのが良いと考えました。

生みの親たちはしっかりと家庭教育をしください。

子どもを 愛して 愛して 愛し抜いて家庭教育をしてください。

教育費の心配がなくなればDNAを残したい人たちはいっぱい生みます。

例えば、じゅっぺ教授は4人の子を生み・孫11人ですが、

教育費の心配なければもっともっとDNAを残したでしょう。

これからは益々生みたい人が生む世の中になるでしょう。

生みたくない人はますます生まなくなるでしょう。

 

我が家のことで僭越ですが。

正月やお盆に4人の子が帰ってくると私は言いたい。

『お前たちを育てた学費を返してほしい』と。

【これは例えばの話です。こんなことを言った事はありません】

 

乳幼児期・小学校・中学校・高等学校・私立大学・大学院までに支払った学費や

下宿代や食費を計算すると、現在の貨幣価値で1人約2,000万円を超えております。

これを国費=税金で出してほしいとつくづく思うようになりました。

 

国費=税金からお金を出してくれても家庭教育はしっかりします。

自分のDNAの子として一層愛情を注ぎ、先祖を敬い、家族仲良しを誇りにしっかり育てます。

我が子にかけた教育費が返ってくれば老後は楽勝です。

昔の自民党の考え方は「自助」でした。

『国費=税金で学費を出せば家族愛の助け合いは崩れる。

そして伝統的な日本の家制度の美しさがなくなる』と言って、

国費=税金は出さないと言ってきました。

 

現在の自民党は変わってきています「自助」から「公助」も取り入れ始めました。

私は国費=税金で学費を出してもらっても家族愛は崩れないと言い切れます。

むしろ安心して生めるし、愛情を特化した家族仲良しの美しさが期待されます。

今のままだと若者はパートや非正規労働者が多いいので結婚もしない。

たとえ結婚したとしても赤ちゃんは生まないでしょう。

現在77万3,000人しか赤ちゃんが生まれないのですよ!

外国人労働者をどんどん入れれば良いという人もいますが名案とは思えません。

 

結論を言うと、

じゅっぺちゃん教授は教育以外に日本を救う道はないと思っています。

日本経済を立て直せる人づくり教育を国費=税金で行うことを願うばかりです。

***(後編)に続く。