第116話：最近詠んだじゅっぺちゃんの俳句です （その３）
一休み冷えた缶ビール甲子園
（句意）
炎天下で、猛暑で、草刈りも一休み・TVで休憩です。
テレビは高校野球の真っ最中。ビックリしたぜ！！
東京の若者のＫＯが107年ぶりの優勝だぜ！
よくやった！
宮参り湧く玉池の涼しさよ
（句意）
富士宮市の浅間大社には富士山の雪解け水の「湧く玉池」があります。
その冷たい水の「湧く玉池」の太鼓橋を渡って浅間神社にお参りします。
池の水面を渡る涼しい風が吹いてきます。
今年は猛暑なのに涼しい風がきます。
富士宮市の人は幸せだなぁ～と詠いました。
夏祭りもっとちゃんと踊りたい
（句意）
コロナで中止だった富士宮市の浅間大社のお祭りも再開。
待ちに待った宮おどりも神田通りいっぱいに盛会に開催されました。
張り切ってやってきた娘さんと恋人の対話を耳にしました。
娘さん『もっとちゃんと踊って❣』
彼氏はビール片手に『わかった わかった』と言いながら酔っ払い。
もっとちゃんと踊りたい娘さんと、ビール飲みたい彼氏。
でも でも 仲良しの 夏祭りを詠いました。
『もっとちゃんと踊って❣』と甘える彼女が可愛かったです。
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じゅっぺちゃんが俳句を作っていると妻のエミコさんが覗きます。
『どれがいいと思う』と話しかけると、エミコさんは迷わず。
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エミコさんの選句
猛暑ゆえ雪が恋しい富士の山
（句意）
その日は夏の富士山の中でも「雪一つない見事なシルエット」
の富士山でした。
雪が恋しいと言う私の気持ちが通じたのでしょう。
実は猛暑のなかの富士山を詠んだ俳句で、
我ながらアッパレな俳句ができたと思いました。
共に同じ夏の富士山を見ているエミコさんに選ばれました。
良い句です。
14雪が恋しい真夏の富士山
15雪ひとつない見事なシルエット
エミコさんの選句
ああ涼しクーラーいらぬ井の頭
（句意）
皆さんはご存知でしたか。この猛暑の中で。
テレビの全国放送でクーラーのいらない涼しい街が紹介されていました。
連日、大々的に富士宮市の井の頭村は扇風機しか必要ない。
冷たい小川に包まれた井の頭村が紹介されていました。
家の中にも冷たい小川が流れています。
家の中の冷たい水の台所で大根を洗ったり料理を作ります。
全国放送でしたから羨ましいと思った方も多いんいと思います。
全国のみなさんから井の頭村に住みたいと言う声が上がりました。
わが郷土の天然のクーラー村を自慢したくて、
クーラーのいらない井の頭村を詠みました。
井の頭の人がテレビに出演して、
家の中をお見せて『扇風機しかないよ。クーラーいらないよ。
朝は風邪引くぐらいだよ』と言ってました。
エミコさんと二人でテレビを見ていましたから。
この句がエミコさんには通じました。
良い句です。