電通「鬼十則」―広告の鬼・吉田秀雄からのメッセージ
著者: 植田 正也
タイトル: 電通「鬼十則」―広告の鬼・吉田秀雄からのメッセージ
電通の4代目・吉田秀雄社長が、昭和26年8月に社員のために書いたビジネスの鉄則。私の広告の講義でもちょっと取り上げました。バリバリ仕事したい、己を高めたい、でもなんかうまくいかないな・・・なんていう時は、この本を読んで原点を見つめてみるといいかもしれません。きっと無意識のうちに流れてしまっている自分に気がつくと思います。自分がどのように仕事と取り組んでいくかは人それぞれですが、少なくとも成功したい、成し遂げたいという志があるならこの本は大いに参考になるはずです。
・・・でも、精神的に疲れたときには読まないほうがいいかも(-_-;)
電通「鬼十則」
・ 仕事は自ら「創る」可きで与えられる可きでない
・ 仕事とは先手先手と「働き掛け」て行くことで受け身でやるものではない
・ 「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己を小さくする
・ 「難しい仕事」を狙えそして之を成し遂げる所に進歩がある
・ 取り組んだら「放すな」殺されても放すな目的完遂までは
・ 周囲を「引き摺り廻せ」引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
・ 「計画」を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生れる
・ 「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない
・ 頭は常に「全廻転」八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ
・ 「摩擦を怖れるな」摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる