最近の食生活 | 自転車で巡る、小さな旅。

最近の食生活

ここ数年、私の食生活は激変したと言えるかもしれません。もともと脂っこいものは嫌いだったし、お肉よりお魚派だったのですが、どんどん野菜中心になっていって。それに、パスタ等をごくたまに食べることはありますが、ほぼ毎日和食。お肉をほとんど食べなくなって久しいけれど、お魚は旬のものを少しだけ、たまに食べます。あとは海藻類に豆類・豆腐などの大豆加工品。それと、近所のお気に入りのパン屋さんのパンをたまに。

以前は「おいしいもの」を求めてレストランめぐりや、有名店のお取り寄せ食材にもこったことがありました。外国の珍しい料理やらにも興味津々。でもあるとき、ちょっとだけ体調を崩し気味で食欲が衰退したときがありまして・・その時に改めて「和食ってやっぱりおいしい」と痛感したのでありました。私の食習慣は以来和食一辺倒。和食を意識すると、どうしてもこだわりたくなるのが「だし」。とくに昆布のだしの奥深さにはまると、「ほ*だし」などの旨味調味料がどうしても気持ち悪く感じてしまうようになります。食材の持つ本来の味とは違う、何か他のものの味が鼻についてしまうんです。

それまでの、次々に違った刺激を求めるような食生活から180度変わって、「食べなくても良いものは食べない。本当に必要なものだけを本来の味で、おいしくいただく」という姿勢になりました。野菜は自家製または農家の直売で買い、もしスーパーを利用する際は国内産の旬のものから選びます。お米も自家製(これは昔からそうだけど)で、雑穀を少々混ぜて炊くか、玄米。イメージ的には昔の日本人のとっていた食事みたいな感じかな。ただ、中学生の子供たちはそんな食事でがまんができるわけがないので、彼らの分はお肉やお魚を焼いたり、カレーのときもあるし、それなりのメニューですが、基本的には野菜中心です。

マクロビというものを知ったのは、そのかなり後になります。というか、まだ最近、といったほうがいいかも。マクロビでは、物事を陰と陽にわけて、すべてをそのバランスで考えていきます。食材も陰陽に分けられ、その季節やその人の状態によって食べていいもの悪いものがあるわけですが、そんなことは意識しないまでも、すでに私の食生活は限りなくマクロビ食に近づいており、無意識のうちに陰陽バランスをとるようつとめる生活になっていたのでした。なぁんだ、これ(自分にとって)普通じゃん・・・というのが最初のマクロビに関する感想です。

しかし、これまでえらそうに書いたけど、たまには焼肉に誘われることだってあるし、お酒につきあうこともある・・・他の人と一緒のときに私だけあれは食べない、これはだめ、なんて言っていられませんからねぇ。それに、焼肉とかいつもはゴメンだけど、たまーに食べるとすごく美味しかったりするんだよね。そんなときは次の日に、全体バランスをとるよう食事に気をつければいい、ということにしています。でなきゃ楽しめないもん。

そんなわけで、私のマクロビ生活はちょっと完璧とはいいがたい都合の良いものなんですが、それでも知識があるのと無いのとでは大きな違いがあると思います。マクロビは「正しい食」についてまじめに考える機会を与えてくれました。これって、すごく大事なことかも。 これから先勉強したこと、感想、レシピなど、できるだけこのblogにアップしていきたいと思います。