ドキュメンタリー頭脳警察 第1部(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

ドキュメンタリー頭脳警察 第1部(ネタバレ)

ドキュメンタリー頭脳警察 第1部※映画の説明などを追記しました(12/15)

三角絞めでつかまえて-頭脳警察1

2009/日本 上映時間107分
監督:瀬々敬久
出演:PANTA、TOSHI、遠藤ミチロウ
(あらすじ)
1969年、「日本語でロックをやろう」という想いから、頭脳警察の歴史は始まった。それから30年以上が過ぎた06年、PANTAは新バンド陽炎を中心に、積極的な音楽活動を続けていた。そして訪れた、最愛の母の死。その通夜に訪れたTOSHIは、数日後、アルバム・レコーディング中のPANTAを訪ね…。頭脳警察結成から解散までの経緯、高校時代から友人だったPANTAとTOSHIの青春と半生を、08年のライヴ映像を交えて描く、壮大なる第1部。(以上、公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




75点


例によって音楽映画強化月間ということで、とりあえず「ドキュメンタリー頭脳警察 第1部」を観た感想を。

何度も書きますが、僕は音楽にはまったく詳しくないんです。だから、伝説の反体制バンド・頭脳警察も、日本の学生運動史にちょっとだけ興味があるので名前は聞いたことがありましたが、音楽を聴いたことはありませんでした。ただ、予告で観て面白そうと思ったので、足を運んだんですが…。

この映画は「スゲエッ!」と思いましたよ。面白い! 頭脳警察はスゴイ! 音楽的にはそんなにドンピシャじゃないんですが、「銃をとれ!」と「ライラのバラード」は名曲だと思いました。特に「銃をとれ!」を聴いていると思想が一気に左に傾いてきましたよ! …って、いい歳して影響受けすぎですな、すみません(涙)。ちょっとうまく書けないんですが、60歳近いオッサンたちが自分の中の衝動に忠実に活動する様子は観ているだけで結構楽しいというか。このオッサンたちを好きになるかどうかで、かなり左右されると思います。僕はPANTAさんの情熱とTOSHIさんの適当な感じにやられました。あと、遠藤ミチロウさんがスゲー格好いい! ちょっと感動しました。

ちなみに客席の雰囲気はかなり温かかったです。葬式のシーンでの奥さんの毒舌には場内爆笑でした。まぁ、これが第3部まであると思うと、さすがに長い感じがしなくもないけど。曲はほとんど最後まで聴かされるので、音楽的に合わない人は本当に苦痛だろうな~とも思います。よく考えたら時系列がグチャグチャなので、構成も分かりづらい気がするなぁ…。でも、僕は第2部も観に行こうと思っております。第3部・計5時間もあるのは仕方ないんだよ! …たぶん。




つい買っちゃいましたよ! よく分からないけど、勢いを感じるジャケットが素晴らしい!
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瀬々敬久監督の映画はまったく観たことないんですよ…すみません。
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