2017年春にフジテレビ系にて放送予定の桐谷美玲主演ドラマ『人は見た目が100パーセント』。桐谷の同僚女子の1人を女優の水川あさみが演じることが決定した。

 

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本ドラマは、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミが手がけるコミック『人は見た目が100パーセント』が原作。2014年から女性コミック誌「BE・LOVE」(講談社)で連載がスタートし、2016年までに単行本を4巻刊行。女性誌「VOCE」、「with」では、作中の主人公たちを表す「女子モドキ(JSM)」特集が組まれるなど、多くの雑誌に取り上げられ、10~40代という幅広い層の女性から圧倒的な支持を得ている作品だ。

 

桐谷が演じる主人公の城之内純(じょうのうち・じゅん)は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員。研究に没頭し、「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできたばかりに、おしゃれ偏差値が最底辺になってしまっていた。しかし、仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子二人と一緒に3人で流行のメーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めることになる。

 

今回、その同僚女子の一人、同じく「女子力ゼロの理系女子(リケジョ)」の前田満子(まえだ・みつこ)に、水川あさみが決定した。水川のフジテレビ連続ドラマ出演は、『ゴーストライター』(2015年1月期)以来、2年3ヶ月ぶり。

水川が出演していた『帰ってこさせられた33分探偵』(2009年3月)に桐谷がゲスト出演して以来、およそ約8年ぶりの共演。連続ドラマレギュラーとしては、初共演となる。

 

水川が演じる満子は、子供もいる既婚者。若いころは、当時流行していたルーズソックスやミニスカート、派手なメイクとイケイケのギャルだったが、結婚をし、子供が生まれた後は、家事と育児に追われ、「美」や流行から取り残されていった。結果、今では「妻であり、母であるが、女でない」という残念なタイプだ。ビューティーやファッションがイケイケの時代で止まっている為、「美」についての知識が少しズレている。

 

 

ー水川あさみコメントー

 

水川:女子力がない女子を演じるのは女としてなかなかお恥ずかしいところですが、女優としてはこれ以上ない面白味です。ファッションや美容に興味があるけどセンスがない。だけどセンスは日々磨くことができるんだよーーってな感じを楽しみつつ、女子とはなんぞや、女子とは大変な生き物だ、ということをあらためて再確認して楽しめたらいいなと思います。

 

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さらに、3人目の「女子力ゼロの理系女子(リケジョ)」は、意外な人物が決定しており、後日発表される。

 

 

また、純や満子たち「女子モドキ」と仕事で関わることになる丸の内の大手化粧品メーカーの社員であり、「人は見た目が100パーセント」だと誰よりも思っていて、社員たちからも恐れられている存在の松浦栄子(まつうら・えいこ)に室井滋、栄子の右腕であり、「美」や「女子力」に疎い純や満子たちに最新のメイクやファッションを指南していく國木田修に鈴木浩介と人気と確かな演技力を兼ね備えた実力派俳優が決定した。

 

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自分を見つめ直し、新しい自分を見つけてより輝こうと努力する主人公を始めとした彼女たちの奮闘ぶりを中心に描かれ、何か新しいことを始めたくなるような春にぴったりのラブコメディー『人は見た目が100パーセント』。豪華出演者たちに期待が高まる。