2月14日(火)TBS系火曜ドラマ『カルテット』の第5話が放送され、ライブレストランのアルバイト店員・有朱を演じる吉岡里帆の怪演に注目が集まった。
 
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松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平が出演するTBS系火曜ドラマ『カルテット』は、"偶然"出会った4人の男女がカルテットを組み、軽井沢の別荘で共同生活を送る大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンス。
 
2月14日(火)に放送された第4話では、失踪してしまい正体不明だった真紀(松たか子)の"夫さん"の存在が明らかになった。
 
 
# 『カルテット』第5話あらすじ
 
音楽で食べていくことを夢見ていたカルテットの4人に、クラシック音楽のフェスティバルに参加しないかという夢のような誘いがくる。思いがけぬチャンスが舞い込み、音楽プロデューサーの朝木(浅野和之)に自分たちの音楽が認められたことで笑みがこぼれる一同。
別府(松田龍平)はこのチャンスをものにするため、しばらくはひとりひとりの夢は捨てて、カルテットドーナツホールとしての夢を見ようと提案し、真紀、すずめ(満島ひかり)、家森(高橋一生)もそれに同意するのであった。
 
しかし、そこで求められたのは奏者としての実力ではなく、コスプレやダンスなどのパフォーマンス性のみ。「キャラが重視」「三流は、明るく楽しくお仕事をすればそれで充分」と言われ、本番当日、ついに音源を流してそれに合わせて弾いているふりをしろと言われてしまう。
奏者としてのプライドからやりたくないというすずめ達に、真紀は「これが現実なんだと思います。しっかり三流の自覚もって精一杯やってやりましょうよ。夢を見せつけてやりましょう!」と説得。4人は自分たちの立場を改めて痛感し、いまできる仕事を精一杯全うするのであった。
 
 
一方、すずめは真紀が夫を殺したのではないかと疑う義母(もたいまさこ)から、もう監視をしなくていいと告げられる。辛い役目から解放されるすずめだったが、疑問に思っていた。
すずめが家に帰ると、そこにはライブレストランのアルバイト店員・有朱(吉岡里帆)の姿が。有朱のポケットに見覚えのあるボイスレコーダーを発見したすずめは義母が今度は有朱に監視を頼んだことを察するのであった。
 
有朱は、真紀に夫との関係についてずけずけと質問を重ねる。「主婦業どうしてるんですか?」「なんで夫は家出したんですか?」と、問いただす有朱に困る真紀とすずめ。そして、もみ合った反動で有朱のポケットからボイスレコーダーが落下してしまい、真紀はすずめと有朱が自分を監視していたことに気づく…。
 
 
# 吉岡里帆の怪演に「大嫌いになるくらい良い芝居」
 
5話のラストでは、元地下アイドルなのに目が笑っていなく、すずめにカツアゲをするなどの強烈な人間性が注目されていた有朱がキーポイントに。
 
「人間関係っていつもズボン履いているけどノーパンみたいなこと」「夫婦って嘘で成り立っているもの」と冷めた考えを訴えかけた上に、「大好き、大好き、大好き、大好き、大好き、大好き、殺したいって!」と淡々と表現する有朱は、SNSでもすぐに話題となり「松たか子と満島ひかりに飲まれない演技」「大嫌いになるくらい良いお芝居だな。」「演技すごすぎて、見ててイライラした(いい意味で)」「サイコパスなありすに鳥肌。吉岡里帆すごい…。」と有朱を演じた吉岡里帆に絶賛の声が寄せられた。
 
 
# 松たか子の夫の正体にも反響
 
『カルテット』第2章が始まった第5話では、真紀の失踪していた夫が偶然、すずめと出会う。
初登場となった夫・幹生役の宮藤官九郎には「ここでクドカン投入はすごい…癖のある人しか出てこない〜楽しい」「あー、ミゾミゾするぅううぅう。。」「クドカンさん、真紀さんよりも超小声だったのも笑ってしまいました。」「キャスティング最高すぎてぐうの音も出ない」と大きな反響が集まった。
 
 
 
2月21日(火)放送の第6話では、いよいよ真紀と幹生の過去が明らかになる模様。来週もみぞみぞな展開に期待したい。
 
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