フジテレビ系4月期の「日9」ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』で、観月ありさ(みづき・ありさ)が主演を務めることが決定した。

 

©フジテレビ

 

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は、2012年に小説投稿サイト「エブリスタ」で掲載された同名WEB小説が原作。同年、「電子書籍大賞ミステリー部門」優秀賞を受賞した。翌年2月 に角川文庫より書籍化され、2016年7月現在で10巻まで発刊されており、シリーズ累計部数は100万部を突破。また漫画版として、現在「ヤングエース」(KADOKAWA)にも好評連載中で、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの最注目人気ミステリーだ。

 

 美人で名家のお嬢様にして、三度の飯より「骨」を愛する女性、主人公の九条櫻子(くじょう・さくらこ)を演じるのは、今作が26年連続の連ドラ主演作となる、観月ありさ。ならびに、観月にとって今作の連ドラ主演が、役者人生においてメモリアルの30作品目となる。また、観月がフジテレビの連ドラで主演を務めるのは、2007年放送の『鬼嫁日記 いい湯だな』以来、10年ぶり。同時に、2015年3月に結婚後、初の地上波連ドラ主演となる。

 

観月演じる主人公の櫻子は、裕福な家庭で育った典型的なお嬢様。外見は美しいが、口調は男勝りで乱暴。空気が読めないところがあり、他人の目や周囲にどう思われるかなど一切気にしない。歯に衣(きぬ)着せないきわどい発言で周りをドン引きさせることもある。

 

職業は骨格標本を組み立てる標本士。博物館の依頼を受け、自宅アトリエで動物の骨を日々組み立てている。美しい骨を愛でるのが何より好きで、高校時代の恩師から標本を学び、大学時代は、教授で監察医でもあった叔父のもとで法医学を学ぶ。類まれな頭脳と洞察力を持つ櫻子だが、法や行政のためにそれを使う気は特になく、自分の琴線に触れるものにしか興味を示さない。検視もできるが、それを本職にはせず、自分が一番好きな「骨」を扱う職に就いた。

 

そんな櫻子は、死を前にしても恐れをなさないどころか、その“美しさ”や“荘厳さ”に感動し、愛でるほどの変人ぶり。ひとたび事件となれば、「死体は雄弁」と語り、目の前の死体や事件現場をくまなく観察分析し、真実を一つ一つあぶり出す。 事件の奥底に潜む、すべてを理解すべく、そしてすべてを明らかにするための最も重要な“芯”を、櫻子は「骨」と呼ぶ。すべては「何事にも必ず“骨”がある。それが通れば、真相はおのずと見えてくる」という考え方に基づいている。「骨」はときには証拠、ときには動機、きっかけであり、ときには誰かの感情や思いだったりする。

 

“変人・観月”演じる櫻子が、法医学・自然人類学の豊富な知識、類いまれなる観察眼、そして物事の本質を見抜く鋭い洞察力と人並み外れた想像力で、周囲の誰しもが気付かない、そして疑うことすらしない細部にまで着目し、難事件を次々に解決に導く!

 

 

ー観月ありさコメントー

 

ーー26年連続の連ドラ主演です。

 

観月:純粋に役をいただけて“26年連続”という記録を今回更新できることにとても感謝しています。同時に、今作が通算30作品目の連ドラ主演ということも非常に感慨深いです。感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います」

 

 

ーー個性的な“櫻子さん”を演じることになりますがいかがですか?

 

観月:また一つ新しいキャラクターを演じられることを楽しみにしています。これまでも“朝倉いずみ”や“サザエさん”など、とても個性的なキャラクターを演じさせていただきましたが、今回もタイトルに負けないようなインパクトのあるキャラクター“櫻子さん”を演じていきたいです。

 

 

ーーファン・視聴者へメッセージをお願いします。

 

観月:いつも応援していただきありがとうございます。私自身、新たなドラマをお届けできることをとてもうれしく思っています。4月からの毎週“日曜夜9時”が1週間の楽しみになるような、皆さまの心に残るようなドラマにしたいと思っておりますので、ぜひご覧ください」

 

 

今回演じる主人公の九条櫻子は、観月ありさ史上最も個性的なキャラと言っても過言ではない。泣く子も黙る強烈キャラの“変人・櫻子さん”を観月がどう演じるのか、目が離せない。

 

 

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