2月28日(火)草彅剛主演ドラマ『嘘の戦争』の第8話が放送され、衝撃的すぎる展開に「神回だった」と大きな反響があった。

 

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大好評放送中の草彅剛主演ドラマ『嘘の戦争』は、30年前に家族を殺された千葉陽一が一ノ瀬浩一(草彅剛)という偽名を使いながら、事件に関わる人物を次々と追い詰めていく物語。

 

第8話では、いよいよ浩一が今までついてきた嘘が二科家にバレてしまう。さらに、あらゆる人物の本当の顔が露わになり…。

 

 

■『嘘の戦争』第8話あらすじ

 

浩一は、自分の家族を殺した実行犯の1人であり、興三の手下である六車(神保悟志)に罠を仕掛けていた。しかし、六車はその罠にいとも簡単に気づいてしまう。幼かった浩一の弟を殺すことも躊躇しなかった六車は一筋縄ではいかない相手だった…。

 

一方、病院では二科興三(市村正親)が目を覚まし、千葉陽一の名を口にしていた。浩一こそが千葉陽一だと気付いた隆(藤木直人)は、USBのウィルスで2000万円をだまし取られたことで、警察に突き出せるだけの証拠を持っていることを理由に、金で解決しようと浩一に話を持ちかける。

 

だが、浩一も引き下がらない。なぜなら、浩一は興三が“30年前の事件の隠ぺい”を語る録音テープでニシナコーポレーションの弱みを握っていたからだ。

 

浩一はあらかじめ呼び出していた何も知らない晃(安田顕)に全てを聞かせようと、晃がナンパしてきたOLがバカな大学生たちによって殺されてしまったこと、そのことを隠そうと興三が浩一の父を殺害するように命じたこと、浩一の一家が殺害された事実を浩一に嘘の供述をさせ、父の一家心中事件にして隠ぺいしたことを赤裸々に話し、金で解決できるものではないと訴えた。

 

そんな2人の会話は晃についてきた楓(山本美月)にまで聞かれていた。何も知らなかった晃と楓はショックを受ける。そして、楓は浩一から向けられていた好意も全て嘘だったことを知り、浩一へ平手打ちをし、泣き崩れるのだった…。

 

だが、楓は浩一の嘘よりも、浩一を嘘つきにした興三が許せなかった。楓は浩一を地獄においやった30年前の事件のことをもっと知ろうと、実行犯の1人である五十嵐(甲本雅裕)と接触していた。そこで楓は「嘘が浩一を救ったんだ」と聞かされる。

 

そんな中、相棒の女詐欺師・ハルカ(水原希子)と何日も連絡が取れずにいた浩一は、ようやくハルカの居所を掴むことに成功。行きつけのバーのマスター・百田(マギー)には、「ハルカは二科家に寝返ったのでは」「罠かもしれない」と言われるが、ハルカを助けに向かう。

 

ハルカは予想通り、六車に拘束されていた。浩一はハルカを助けるために六車と直接対決に挑むことに。しかし、そこで亡き父が一家殺害の元凶となったOL殺害事件の証拠を守(大杉漣)に託していたという思わぬ事実を知る。

 

浩一の次の標的は恩師の守へと定まった。そして、バーのマスターである百田は隆に接触しており…?

 

 

■山本美月と水原希子の思いだけが真実

 

楓が涙ながらに浩一にビンタし、泣き崩れる迫真の演技には「楓ちゃんも迫真の演技だったわ。つよポンが今までで一番痛かったって言ってたやつはあのビンタか。」「あの泣きの演技とビンタは本気を感じたよ。」「役者同士が本物になった時の本気と本気のぶつかり合いだと感じた。」と視聴者からも絶賛の声が相次いだ。

 

そして、裏切られたこと以上に浩一への思いを見せる楓にたいして「本当に良い子」「楓ちゃんが浩一に光を照らしてくれるんだろうか…」「浩一は楓に救われるような気がする。」と楓が浩一を救ってくれることに期待する声が寄せられている。

 

 

さらに、浩一がハルカを助けるために六車に撃たれ、「相棒だろ、たった1人の」と笑顔をみせるシーンでも「こんなん言うからハルカ惚れてまうんやろおおおおおお」「浩一とハルカの相棒感が最高」「俺がそうだから。繰り返し電話がきたら絶対折り返す。ハルカからなら。かっこいい〜」「ハルカちゃんに向けた笑顔、最高に素敵だった…!」と2人の関係性に感動する声があがった。

 

 

草彅が登場人物が嘘をつきまくっている中、あの2人(水原希子と山本美月)の浩一への想いこそが真実で、このドラマのなかで唯一の真実を見せてくれる」と絶賛する意味が分かった第8話は「神回だった」と話題になっているようだ。

 

 

■大杉漣にマギー…まだまだ終わらない復讐劇

 

敵なのか、味方なのかと話題になっていた園長の守の新事実が発覚、今まで浩一に協力的だったバーのマスター・百田まで二科家に接触…と登場人物の嘘が次々と露わになってきたことでも、続きが気になる展開に。

 

3月7日(火)放送の『嘘の戦争』第9話で、浩一はどんな復讐を仕掛けるのか?まだまだ見逃せない。