3月3日(金)、金曜ナイトドラマ『奪い愛、冬』の最終回が放送され、副音声で明かされたドラマ制作の裏側が話題となっている。

 

 

鈴木おさむが脚本を手掛けるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『奪い愛、冬』は、主人公の光(倉科カナ)が康太(三浦翔平)という婚約者がいながらも、かつて死ぬほど愛した元恋人の信(大谷亮平)と再会し、惹かれてあっていくこの冬一の泥キュンラブストーリー。

 

全8回の物語は、3月3日(金)に最終回を迎えた。番組では放送と同時に、脚本家の鈴木おさむ氏、狂気的な女性・森山蘭役を演じた水野美紀、水野の夫・森山信役を演じた大谷亮平が副音声でドラマの撮影秘話を語り、話題を呼んでいる。

 

 

■5分に1回変なことが起きるドラマ

 

愛する人を奪い合う…というドロドロ物語として始まった本作だが、ストーリーが進むにつれて、登場人物がどんどんおかしくなっていくことでSNSでも話題に。実は、プロデューサーから「5分に1回おかしなシーンを入れよう」という要望があり、鈴木は脚本も書き換えたりもしたのだと明かした。

 

最終話が始まって5分の間に、康太が蘭の秘密をばらし、信が血を吐き倒れ病院に運ばれ、目を離したすきに蘭が病院から連れ出す…という展開には、鈴木も「ほら、5分でしょ?」と解説するが、水野と大谷からは「おかしなことたくさん起きてますけど!」と笑いが起きていた。

 

他にも、蘭が寝ている信を揺すって泣き叫ぶシーン、髪の毛を自ら切り「切っちゃったぁぁぁーー!!」と叫ぶシーンなどが放送されると、副音声でも爆笑が起きる。大谷は「笑わないようにこらえるのに必死で、(自分のことを)つねってましたね」と撮影秘話を明かし、水野は「小学生になったような気分で演じていました」と役作りに関して話した。

 

視聴者からも、「最終回の副音声コメンタリー見てるんだけど、死ぬほど面白いwwwwwww」「出演者が爆笑しまくりでつっこんでておもしろすぎるw」「奪い愛の副音声おもしろすぎて 録画消せない﹙´˙꒳​˙﹚笑」「毎回やってほしかったなぁ(*´ `* )」と副音声を楽しむ声が多く見られ、大評判だったようだ。

 

 

■水野美紀が第一子について公言

 

さらに、副音声の途中で水野が「妊婦のパンチラなんて見たくないですよね」と自身が第一子を妊娠していることをぽろり。続けて、鈴木も「大きくなったらドラマを見せてあげてね」とコメントし、撮影現場でも妊娠中の水野を気遣いながら撮影していた模様が明らかとなった。

 

亡き信との子供が生まれた光のもとへ、蘭が訪ねて行くシーンでは、「信との子供ができたの〜」と凍結していた信の精子で体外受精に成功し、お腹を膨らませた蘭の姿が映し出される。水野は「これはリアルな膨らみですからね」と、お腹の赤ちゃんが順調に育っていることを報告した。

 

 

■覚醒した光に「ぞくってした」

 

ラストは、宣戦布告しにきた蘭に光が「こちらこそ」とにやり。愛する人を奪われて切ない表情を見せていた光が蘭をひるますほどの悪女へ変貌したまさかの展開には、「最後怖すぎたwww」「一番ぞくってした」「どういう意味なんだろうw」「光強くなったなぁ…」と視聴者からは大きな反響があった。

 

 

普通のドラマとは違って、9割がおかしいシーンだったと出演者たちも語った泥キュンドラマ『奪い愛、冬』。続編が放送されることにも期待したい。