3月7日(火)TBS系火曜ドラマ『カルテット』の第8話が放送され、真紀(松たか子)がついていた大きな嘘にSNS上で大きな反響を呼んだ。

 

 

松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平が出演するTBS系火曜ドラマ『カルテット』は、"偶然"出会った4人の男女がカルテットを組み、軽井沢の別荘で共同生活を送る大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンス。

 

3月7日(火)に放送された第8話では、それぞれの切ない片思いの様子が描かれ、視聴者の涙を誘う。しかし、ラストには真紀の衝撃の事実が明かされ、またもやSNSをザワつかせた。

 

 

第8話あらすじ

 

真紀は幹生と離婚し、カルテットドーナッツホールの4人は今まで以上に仲睦まじく暮らしていた。

 

すずめは、別荘に初めて訪れた日のことを夢で見ていた。

その日、ナポリタンを作っていた別府は、すずめの白い服を見て、さりげなくエプロンをかけてくれた。そんなちょっとした勇気をくれる別府のことが、すずめは好きだった。

 

しかし、すずめは別府に思いを寄せるも、真紀と別府が一緒になってほしい…と願い、2人をくっつけようと試行錯誤する。それと同時に、別府が弟に別荘の売却を求められていることを知り、自立しようと就職活動をすることに。

 

無事に就職先も決まったすずめは、ある日、上司にピアノコンサートのチケットを2枚渡される。すずめは、好きな人と、好きな人の好きな人にあげると話した。

 

 

すずめ:私の好きな人には、好きな人がいて、その好きな人も私は好きな人で。うまくいくといいなぁ、って。

 

上司:君の好きはどこにいくの?

 

すずめ:あぁ…

 

上司:置き場所に困らないのかね?

 

すずめ:私の好きは、そのへんにゴロゴロしているっていうか…寝っ転がってて。

で、ちょっと、ちょっとだけ頑張るときってあるでしょ?住所をまっすぐ書かなきゃいけないときとかエスカレーターの下りに乗るときとか、バスを乗り間違えないようにするときとか。

 

上司:卵パックをカゴに入れるときとか。

 

すずめ:そう。白い服着てナポリタンを食べるとき。そういうね、ときにね、その人がいつも、ちょっと、居るの。居て、エプロンかけてくれるの。そうしたら、ちょっと頑張れる。そういう、好きだってことを忘れるくらいの好き。

 

 

その夜、自分は男性からご飯に誘われているから…と嘘をつき、別府と真紀にチケットを渡したすずめ。家森にも、2人をくっつけるのに協力してほしいと相談するが、家森は乗り気ではない。

 

 

家森:夢の話でしょ?片思いって1人でみる夢でしょ?すずめちゃんがここを出たいのはさ、真紀さんを想う別府くんを見ているのが辛いからじゃないの?

 

すずめ:へぇ〜。

 

家森:両思いは現実。片思いは非現実。そこには深〜い川が…。

 

すずめ:(家森を引っ張って)協力してください、2人がうまくいくように。

 

家森:(うなだれて)えぇ〜…。

 

 

コンサートの日。すずめにもらったチケットでコンサートを楽しんだ真紀と別府は、ディナーをして帰ることになり、そこで別府が真紀に告白をする。

 

その頃、別荘ではすずめと家森がたこ焼きを食べていた。家森は興味のない人からの告白は、「好きです」「ありがとう」「冗談です」と玉砕した告白をなかったことにするという"SAJ三段活用"になると語る。まさにその瞬間、別府の告白はこの三段活用で断られていたのだった…。

 

富山県警の警察が鏡子(もたいまさこ)のもとへやってきた。そこで、警察は「彼女は早乙女真紀ではない」と衝撃の事実を告げたのだった…。

 

 

■切なすぎる全員、片思いの展開…

 

すずめの片思いの様子が繊細に描かれた第8話。真紀と別府が結ばれることを願いながらも別府とのデートを夢に見て、美しく涙を流すすずめには、「すずめちゃんいい子だな〜切ない健気だ…」「ぎゅうってしたい。」「切なすぎて泣ける」「すずめちゃんの好きはどこにいっちゃうの?」「好きって忘れるくらい好きって、なんて良い表現!」と絶賛の声が集まった。

 

さらに、真紀と別府がコンサートの帰り際にん寄ったたこ焼き屋では、店主が「ちょっと前のお客さんも、好きな子がお腹すかしているから持って帰りますって。片思いだって。」と家森のことを話した。家森がすずめに片思いをしていた事実が明らかになったことで「たこ焼き屋、家森さんのことじゃん」「やっぱりすずめちゃんのこと好きだったんだね!」「家森〜〜!」「みんな嘘つきで切ない…」とそれぞれの片思いの形が大きな反響を呼んでいた。

 

 

 

■真紀の大きな嘘に視聴者混乱「鳥肌たった」

 

涙を誘うほど切ない片思いの様子に、多くの視聴者がしんみりしていたのもつかの間。ラストには、真紀が早乙女真紀ではないことが明かされた。「そうね、人生はまさか〜♪」と真紀の歌の通り、"まさか"すぎる展開には「はぁ!??」「カルテットとんでもないな…」「え、やだ、怖い」「鳥肌たった」と視聴者が大混乱だった。

 

 

 

真紀の大きな嘘にますます予測不可能。見逃せない展開となった『カルテット』。第9話は3月14日(火)の放送だ。