3月7日(火)、草彅剛主演ドラマ『嘘の戦争』の第9話が放送され、天才詐欺師・浩一(草彅剛)が追われる衝撃的な展開が話題を呼んでいる。

 

 

大好評放送中の草彅剛主演ドラマ『嘘の戦争』は、30年前に家族を殺された千葉陽一が一ノ瀬浩一(草彅剛)という偽名を使いながら、事件に関わる人物を次々と追い詰めていく物語。

 

第9話では、恩師でもある三瓶守(大杉漣)に復讐しようとする浩一だったが、あることに気づき…?

 

 

■『嘘の戦争』第9話あらすじ

 

二科家に全てがバレてしまった浩一は、興三(市村正親)が30年前の事件の真相を話している録音テープとニシナコーポレーションが粉飾決算をしていたことを脅しにつかい、興三に謝罪会見を開くように訴える。それを聞いた隆(藤木直人)は、どうにかしようと百田(マギー)と晃(安田顕)に頼みごとをすることに…。

 

一方、浩一は自身の育ての親ではあるものの、亡き父が一家殺害の元凶となったOL殺害事件の証拠を託していたのに証言せずにいた三瓶(大杉漣)に復讐心を燃やしていた。

 

目をつけたのは、三瓶が離婚して以来疎遠だった娘の七沢由美子(国仲涼子)。浩一は、結婚式を控えた由美子に「三瓶が振り込め詐欺にあった」と弁護士になりすまし接触を図る。由美子は自分を捨て、クリスマスや誕生日なども祝ってくれなかった父が振込詐欺にひっかかるなんて…と思いながらも、「本当は由美子のことを大切に思っている」という浩一の言葉に動かされ、三瓶と再会することを決意した。

 

恩人にも容赦せずに復讐を図る浩一の姿を見た相棒のハルカ(水原希子)は、浩一が騙し続けていた二科家の一人娘である楓(山本美月)に、浩一に三瓶への復讐をやめるよう説得してほしいと相談していた。楓は戸惑うものの、浩一を助けたいという一心で浩一に会いに行く…。

 

楓は浩一に「嘘をついてしまった自分自身を許してほしい、あの嘘が浩一を救った」と、そして、自分も浩一の嘘に救われていたことを話した。嘘がつけないまっすぐな楓の思いに、浩一の気持ちは揺れ始める…。

 

三瓶が由美子の両親と顔合わせをする日、浩一は三瓶が複数の美女と寝ている合成写真をばら撒き、浩一が最愛なる由美子に一生恨まれるように企んでいた。

 

しかし、浩一にはできなかった。なぜなら直前に、由美子と自分の誕生日が同じだと気付いたからだ。「誕生日もクリスマスも祝ってもらったことがないーー」由美子の言葉を思い出した浩一は、三瓶が娘の誕生日にもかかわらず、自分を祝い続けてくれていたことを知ったのだ。

 

浩一は、興三への復讐を最後にすると誓う。そして、ニシナコーポレーションへ12時間以内に謝罪会見を開くように持ちかけた。

 

すると、なんと興三が会見を開くことに。しかし、興三が会見の席で口にしたのは謝罪ではなく、浩一に受けた脅迫や一連の詐欺行為についてだった。
 

怒りに震える浩一は、録音テープをすぐさま公表しようとするが、データはすでに隆に寝返った百田によって削除されていた。さらに、浩一は警察に追われる羽目に…。

 

 

 

■大杉漣との絆に涙の展開

 

三瓶への復讐に燃えていた浩一だったが、三瓶の愛情に気づき「もう大丈夫」と、実の娘である由美子のもとへ戻るように挨拶するシーンでは「三瓶さんとのシーンはやっぱり泣いちゃう。」「涙堪えられなくて大泣きして見てしまった」「三瓶を許せてよかったなぁ…」「償いと愛情に気づいてよかった。」とSNSでは安堵の声があがり、涙する視聴者が続出していたようだった。

 

 

■鍵を握るのは菊池風磨?大杉漣が持っている証拠?

 

今まで順調に復讐を果たしてきた浩一が、警察に追われる展開となった第9話。

百田の寝返りには、「裏切り者ー!!」「うわぁぁぁやられた!」との声が寄せられる一方で、カズキ(菊池風磨)の謎の行動に「カズキはどこの味方なの!」「カズキがどうするか気になる!」「カズキ頼む、味方であってくれーー」とカズキが味方であることを祈る声も多い。

 

また、「三瓶さんの証拠が浩一を助けてほしい」「三瓶園長、証拠持ってるやん!!!あんなテープ無くても反撃できるやん!!!」「ここで三瓶さんの証拠!」と、三瓶がまだ公表していないOL殺人事件の証拠がここにきて出てくるのではないかと期待する声もあがっている。

 

 

 

いよいよ3月14日(火)の放送で最終回を迎える『嘘の戦争』。天才詐欺師の結末はいかにーー?