3月8日(水)に『東京タラレバ娘』の第8話が放送され、元彼との関係を断ち切れずにいる香(榮倉奈々)への共感の声が相次いだ。

 

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「あの時、あーだったら」「もっと、こーしてれば」とタラレバ言いながら女子会を繰り広げるアラサー女性たちの恋愛模様を描いた『東京タラレバ娘』。第8話では、傷つかないように…と自分自身に保険をかけていた倫子(吉高由里子)と香が大きな決断を下した。

 

 

■第8話あらすじ

 

北伊豆で早坂(鈴木亮平)とキスしてしまった倫子。報告を受けた香と小雪(大島優子)は「今度こそプロポーズされるのでは!?」と盛り上がるが、倫子はまだ素直に喜べずにいた。

 

その夜、早坂と2人で会うことになった倫子だったが、早坂から、「思わず舞い上がってしまって」とキスのことを謝られてしまい、それまでに昂ぶっていた早坂への気持ちを抑えてしまう。

 

そんな中、香は生理が1ヶ月以上きていないことに気づく。もし、妊娠していたら相手は元カレの涼(平岡祐太)しかいない…。

 

香は、「涼ちゃん子供欲しいって言ってたし…」と、これを期に涼がもう一度自分を本命にしてくれるかもしれないと期待する。しかし、涼の反応が気になり小雪が買ってきた妊娠検査薬を使うことができずにいた。

 

涼から熱を出したと連絡を受け、いつも通りセカンド女として会いに行く香。するとそこで偶然、涼に妊娠検査薬の存在がバレてしまう。不安に思う香に涼は、「香が産みたいなら産んでいいよ、ちゃんと責任とるよ」と優しく言葉をかけた。

 

結婚をしてくれるとまでは言われていないが、涼が自分を大切にしてくれていることを実感した香は、やっと検査薬を使うことを決意する。しかし、生理がきて、妊娠していなかったことが発覚。

 

ほっとしたのか、がっかりしたのか…自分の感情が分からず涙を流す香。香は、どっちに転んでも傷つかないように保険をかけていたのだ。

 

それは倫子も同じだった。早坂とのキスにぬか喜びしてもみっともないから…と、早坂の気持ちがあってもなくても大丈夫なように、自分に保険をかけていたのだ。

 

このままじゃダメだと感じた倫子は、早坂ともう一度話すことに。早坂も恋愛に臆病になっていて、自分の気持ちにブレーキをかけようとしていた…と、倫子と同じ気持ちだったことを告白する。そして、2人は一緒になることを決めたのだった。

 

一方、香は涼に会いに行こうとしていた。涼のマンションの下から電話で妊娠していなかったことを告げる香。涼からは「よかった〜」と本音がこぼれ、さらにまだ父親になる自信はないと言われてしまう。

 

ショックを受けるも、やっぱり涼のもとへ足が動く。しかし、そこでKEYに遭遇。KEYの「振り返るな、行け。」という言葉に背中を押され、香は涼との関係を断ち切ることに…。

 

 

■榮倉奈々の複雑な感情に共感の声続出

 

妊娠をテーマとした少し重い内容となった第8話。妊娠しているかも、と香が打ち明けたあとの涼の「責任はとる」という言葉には、女性たちから「責任をとるっていう結婚はモヤモヤする」「なんか腹たつな」「出きてから責任をとるものじゃないよね、ほんとは」と厳しい意見が飛び交った。

 

さらに、香がほっとしているのか、がっかりしているのか分からない…と複雑な感情で涙を流すシーンでは、「自分の気持ちがわかんなくなるのって辛いよなぁ」「香の気持ちわかるーいまの私だ。」「どっちに転んでも傷つかないように…あるよね」「共感半端なくてしんどい」と妊娠に限らず、同じような感情を抱いたことがある視聴者が多いようだった。

 

 

■坂口健太郎の「振り返るな、行け!」に反響

 

また、ラストのKEYが香に説教しつつ、前を向けるように背中を押すシーンも大反響。「いいぞ金髪!ビシッと言ってやれ!」「なんていいやつ…」「KEYかっけぇぇな」「KEY優しい!」「振り返るな、行け!が心に刺さる」とKEYの優しい一面に心を掴まれる女性が続出だった。

 

 

 

■覚えておきたいタラレバ名言集

 

タラレバ娘:私たちだって、頑張ってないわけじゃない。幸せになるために頑張ってるんだ、これでも。それなのにどうして、昔思い描いた未来と違うんだろう…?

 

 

香:私一体なんなんだろう…?いま自分がさ、分かんない。ほっとしてんのか、がっかりしてんのか…分かんない。なんなんだろう、私。

 

倫子:香は自分自身に保険をかけたんだ。結果がどっちであっても、どっちにしろ、傷つかないように。先回りして、防御して、みっともない感情をコントロールして。もう大人だから…。

 

竹内プロデューサー:倫子ちゃん、一つだけ言っておくね。30代はその倍速で、あっっっっという間よ。

 

倫子:分かんなくて突っ走っているなら気付いたときにやめれるけど、分かってやってるってなるとそうはいかないっていうか。年とともにだんだん簡単じゃなくなってくるんだよ。なにかをやめるのも、始めるのも…。

 

タラレバ:だって香さん、妊娠で男をつなぎとめようとしたんでしょ?切羽詰まった女の最終手段!!

 

KEY:あんた何やってんだよ。いま行ったらまた同じことの繰り返しだろ。じゃあ、やめろよ。行くな、このまま帰れ。振り返るな!行け…!

 

倫子:ゆっくりなんて嫌です。はやく、次に進みましょ?私たち、ゆっくりなんてしてる時間ないですから。

 

タラレバ娘:昔、思い描いていた未来といまがだいぶ違ったとしても、自分の幸せを決められるのは自分しかいない。もうタラレバ言って後悔するのは嫌だ。だから、私たちは振り返らない。

 

 

ー第9話あらすじー

 

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早坂(鈴木亮平)と付き合い始めた倫子(吉高由里子)は幸せいっぱい。涼(平岡祐太)ときっぱり別れた香(榮倉奈々)は、婚活を再開する。そんな中、丸井(田中圭)の自宅に泊まりに行った小雪(大島優子)に思いがけない事件が発生。そしてKEY(坂口健太郎)は亡き妻の七回忌の法要に出席するのだが…。