3月9日(木)に香里奈主演の『嫌われる勇気』の第9話が放送され、メシアと名乗る犯人が誰なのか、とSNSでも話題になっている。

 

 

フジテレビ系にて現在放送中の『嫌われる勇気』は、生まれながらにしてアドラー心理学を体現している女性刑事・蘭子(香里奈)が、新米刑事の青山(加藤シゲアキ)とバディを組み、さまざまな事件を解決していく物語。

 

3月9日(木)に放送された第9話では、青山を刺したのが土方(寿大聡)だと発覚するが、「先生」と呼ばれる真犯人の指示で動いていたことが分かる。

 

 

■第9話あらすじ

 

何者かに刺され重傷を負った青山は、病院に搬送された。蘭子は、小宮山(戸次重幸)、浦部(丸山智己)とともに、梶(正名僕蔵)と由稀菜(岡崎紗絵)が、現場検証を終えたところに駆けつけた。蘭子は現場に残された青山のカバンが開いていたことが気にかかる。

 

そんな時、青山が襲われた場所の近くで、刺殺体が見つかった。被害者は近藤という男で、青山同様、真っ正面から刺されていた。近藤は、キーホルダーを持っていたが、それを見た蘭子は息を飲む。

 

かつて、自分が父親に贈ったもので、中の鍵は蘭子の実家のものだった。なぜ、見ず知らずの人間が実家の鍵を持っていたのか。青山まで巻き込んだ事件は、自分の過去を知る者の犯行だと確信した蘭子は、悠真(堀井新太)とともに実家へ行った。

 

すると、今は誰も暮らしていない実家の書斎に、白い花が生けられていた。その花は、蘭子が18年前に誘拐された現場に咲いていた花によく似ていた。

 

蘭子は、そのまま大文字(椎名桔平)を訪ねると、前夜のアリバイを聞いた。事件との関与を否定した大文字は、蘭子は過去にとらわれている、それを払拭しなければ変わらず孤独なままだろう、と言った。

 

8係では三宅(桜田通)がネット上で話題になっている近藤の殺害動画を発見。発信源のPCは、近くのビジネスホテルにあるものだと突き止めた蘭子と三宅は、その場に駆けつける。しかし、部屋に入ろうとしたところ爆発により吹き飛ばされてしまう…。蘭子は、自分たちを殺さずに弄んでいるメシアの動向が気になっていた。

 

大文字の助手・道子(飯豊まりえ)に、土方が借りていた本の一部分が破られていることを聞いた蘭子は、青山がなぜ刺されてしまったのかに気づく。急いで病院に向かうと、青山が襲われそうになっていたことを告げられる。なんと青山を刺し、襲おうとしていたのは土方だったのだ…!

 

蘭子は、半田(升毅)に自分の過去を話す。15年前、自分を誘拐した犯人が土方と近藤だとしたら…。半田は蘭子から土方のアジトを聞き出し、小宮山らを向かわせた。

 

しかし、蘭子が教えたのは嘘のアジト。もう他人を巻き込みたくないと考えた蘭子は、1人で土方のもとへ向かっていたのだ。土方の直接対決で、土方が何者かの指示で動いていたことを問い詰めた蘭子。だが、一瞬の隙をつかれ15年前と同じ場所で監禁されてしまうことに…。

 

その頃、青山は意識を失う寸前に土方が「先生」と呼ぶ何者かに電話をしていたことを思い出す。そして、病院を抜け出し蘭子のもとへ…。同じく大文字もどこかへ向かっていた…。

 

 

■NEWS加藤の「お腹すいちゃいました…」に歓喜の声

 

8話で土方に刺されてしまった青山は、蘭子の「私のせいで、すみません…」という言葉を聞いて目を覚ます。病室を立ち去ろうとした蘭子に「お腹すいちゃいました…」と言うシーンでは、「おなかすいちゃいました記念日」「お腹すいちゃいましたって言ったの可愛すぎた」「目覚めの瞬間がここ最近で一番の萌えだったのでもう1度最初から見てきます。」と加藤ファンが大興奮していたようだった。

 

また、冒頭で流れた青山から蘭子に向けたまるで遺書のような手紙も話題に。「え、青年死んじゃうの。」「青山 … 年雄 … 役でも辛いよ 死んじゃやだああああ」「ねぇあの手紙はなんだったの」と、青山が死んでしまうのでは?と心配する声が相次いでいる。

 

 

■SNSでもメシア探しが話題に


さらに、メシアと名乗る真犯人の存在にハラハラドキドキの展開でラストを迎えた第9話には、「うっわもうドキドキしっぱなしで心臓が痛いよ〜〜なにこれ」「メシアが気になりすぎてんもー早く1週間過ぎ去ってほしい!!」「嫌われる勇気もばり怖い心臓にわるい」と大反響。

 

SNS上では、自身の予想をツイートするメシア探しが話題になっているようで「メシアは浦部刑事……(?) 戸次さんが係長に電話してたときのあの顔忘れられない…」「メシアは先週から大文字先生だと思っていたけど違いそうな雰囲気・・・」「メシアは係長?」と様々な憶測が飛び交っている。