10月30日開幕の舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』で生田斗真と菅田将暉が初共演することが発表された。

 

 

シェイクスピアの悲劇「ハムレット」の最後の最後で、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ・・・」の一行だけで片付けられてしまった、憐れな2人組「ロズとギル」。本家ハムレットでは、どうあがいても日の目を見ることのない影の薄い2人組を、堂々の主人公に引っ張り出した、いわば『ハムレット』のスピンオフ戯曲であり、初演から50年の時を経ても色あせない、巨匠トム・ストッパードの知的遊び心が盛りだくさんの傑作戯曲が、興奮の顔合わせでこの秋、世田谷パブリックシアターにて上演することが決定した。

 

卓越した表現力で益々輝きを増す生田斗真と、破竹の勢いで音楽活動にも進出した菅田将暉が初タッグを組み、自由自在&軽やか&スピーディ&笑いに満ちた台詞の渦の中で繰り広げられる「ハムレット」の裏の裏側を描く。

 

気鋭の演出家・小川絵梨子が紐解く、合わせ鏡のまた向こうに、またまた合わせ鏡があるかのように幾重にも張り巡らされた仕掛けの中で、果たして、『ロズとギル』はどのような運命を迎えるのか。

 

その他の共演は、林遣都、半海一晃、安西慎太郎、松澤一之、立石涼子、小野武彦らと、若手からベテランまでの充実のカンパニーで挑む。

 

 

ー生田斗真コメントー

 

チェーホフ「かもめ」以来、久々の翻訳劇です。翻訳劇って、最初はどうしても、「難しそう・・・」というイメージがあるかもしれませんが、そのハードルの高さを少しでも取っ払って、「演劇って面白い!」「舞台ってこんなに夢がある!」、そう皆さんにお伝えする事が、自分たちの使命だと思っています。

 

これまで多くの素敵な先輩たちが取り組んでこられた面白い作品です。肩の力を抜いてご覧頂けるような楽しい舞台にしたいと思っています。菅田くんとの共演は初めてです。役柄上、2人で一緒にいる時間が圧倒的に多いのですが、一緒にやれると決まったときから、「気持ちよくやれそう」という予感があり、ずっと楽しみにしてきました。

 

菅田くんと一緒に、まずは自分たちも楽しく演じることを大事にしたいと思います。演出の小川絵梨子さんとも初めてご一緒します。とにかく小川さんが手がける舞台は、十発十中、面白い!僕らで、その期待にも沿えるよう頑張ります!

 

 

ー菅田将暉コメントー

 

舞台は、毎回とても高い経験値がもらえます。今回は、蜷川幸雄さん演出の『ロミオとジュリエット』以来3年ぶりの舞台ですが、久々のライブでの芝居や演出の小川絵梨子さんから得る新たな刺激を楽しみにしています。小川さんの演出を受けたことがある役者仲間は皆、「大変だった・・・」と口では言うんです。でも、皆、とてもいい顔つきになっているんですよね。だから、僕も、小川さんには鍛えていただきたいと思っています。

 

生田斗真さんの舞台は、もちろん何度も拝見していますが、ステージからの圧倒的な迫力が強烈に記憶に残っています。あの迫力に負けないように頑張らないと・・・ですね。

 

そして、生田さんとは、演技中もずっと2人一緒に動いているのですが、実は、芝居以外で楽しみにしていることがあります。僕、鼻フェチというか・・・(笑)、生田さんの鼻スジや横顔って本当にキレイですよね。一緒に芝居をして、一番間近でキレイな横顔を見られて、しかも独り占め!それが楽しみです。

 

 

【公演期間】

2017年 10月30日(月)〜11月26日(日) 

世田谷パブリックシアター 

 

【料金(全席指定・税込)】 

S席¥10,000 

A席¥8,000 

B席¥6,000
 

【一般前売開始】 

2017年 9月16日(土)
 

【 作 】トム・ストッパード 

【翻訳・演出】 小川絵梨子

 

【キャスト】

生田斗真 菅田将暉 / 林遣都 半海一晃 安西慎太郎 松澤一之 立石涼子 / 小野武彦 ほか

 

【公演のお問合せ】

シス・カンパニー 

TEL:03-5423-5906 

FAX:03-5423-5907

http://www.siscompany.com/rosen/