今日は大きい子べびま
最近ハイハイがうまくなったボーイ。お座りでも腰がシャキーン!としてきた記念撮影❤️
6ヶ月の連続寝返り娘から1歳半で本日卒業されたトコトコ歩く娘さんまで10名のご参加でした。
月齢に関係なく今日は首がすわっていない子もいたので動画や写真でどんな様子か?をシェアしますね。
だいたい運動の発達は遅い早いを競う競技ではないので、月齢とか、遅いとかあまり気にしないでください。
それよりも
正常な筋肉の働きが育っているか?
極端な左右差はないか?
体幹は安定しているか?
四肢は巧みに動いているか?
感覚ー神経ー脳ー神経ー運動が繋がっているか?
を丁寧にみていく必要があります。
最終的には「自分の思い通りに動く身体」を手に入れる事が運動発達の極みだと思っているので、まだまだ私も発達途中です!🤣
私自身、幼少期から全く身体を、運動を、感覚を、コントロールできない脳だったので、運動神経抜群の妹やお友達が羨ましいなぁと思っていました。
同じようにやっているつもりですが全くできなかったのです。
20歳くらいになって医療系短大で数学、物理、解剖、生理、運動学を学び、やっと地球上で動くための重力と摩擦抵抗に拮抗する筋力、関節の角度、テコの原理を理解し、計算できるようになって初めてテニスがうまくなりました〜〜😭
そんなおばちゃんの昔話よりも赤ちゃんの首のすわりだね、今日のテーマ🤣
今日初めてべびまに参加された赤ちゃん
まだ首も腰もすわってないAちゃんです。
初めての会場と人にびびっているのもあるけど、まだ座れない発達レベルです。ママも寝転がっていて欲しいんだけど、びびってママから離れられないから苦肉の策で前向き丸抱き。顎が胸にくっついて骨盤は後ろに倒れています。背中がまだ伸ばせないし、手でも支えていられない。
腹筋が働いてこないし、インナーマッスルももちろん使えないので全く身体が起こせませんでした。
床にお尻をつけて座らせると完全に二つ折れになって泣くので、座布団にお尻を乗せて少しでも骨盤を起こすようにサポート。会場にも慣れてきて一人で遊び始めたよ
この直前にはもっと体幹がガクガクと揺れていて、首もガクガク…生まれたての子鹿みたいだったので、首はすわっていません。
はじめは右手でバランス取って首も後方へ倒すようにして前へ行き過ぎる重心を後ろへ戻そうとしています。
右手を床について支持面を増やして、それでもトレイを押してしまったり、何度も失敗してようやくトレイを引き寄せている。
そして体幹ガクガクだし、肩と肘の動きもぎこちないから一回でターゲット(おしぼり)を取ることができず、何度も思考錯誤してようやくおしぼりをゲット…
寝転がった姿勢から一人で座れない発達レベルの赤ちゃんを月齢だけで判断して座らせるとこんな感じであちこち揺れてうまく動けないのです。
もっと両方向への連続寝返り、ずり這い、這い這いをたくさんして、その中でお座りができるようになる必要があります。
まだ首もすわってないのですから、寝返りからクリアしていった方が将来的には巧みに身体を使いこなせます。
この子と同じ月齢で首も腰もすわっているBちゃんはこんな動き方です。
まず座っている姿勢
首がスッと伸びて骨盤も起きています。
絵本を取られても、体幹がグラつきません、
取り返しに行くのもスムーズ
取り返した後、絵本が顔面に当たっているけど、それでも体幹は安定しています。これぐらいではバランスを崩しません。
Bちゃんは胎児の時からのまるまる育児実践者です。とても細くて小さい目の赤ちゃんです。
でも、身体のサイズと運動の巧みさは関係ないのです。小さいし、まだ一歳前だけど自分で立って数歩歩けるくらいのバランス能力もあります。
そんなBちゃんの課題は筋肉の質と量が追いついていない事
Bちゃん(赤い服)は、しゃがもうとするとペタンとお尻が床についてしまうけど、筋肉量が多くマッチョなCちゃん(白いスタイ1歳)はきれいな蹲踞の姿勢からの立ち上がりやしゃがみこみが完成しています。足の指はグーになりやすいけど内側に曲がったり、外反母趾みたいな形ではありません。
全員女の子です。Cちゃんは筋肉マッチョですが、Aちゃんと Bちゃんは筋肉が低緊張のタイプです。
Aちゃんはピローをつけてはいたけど合っていなかったな。まるまる育児もどれくらいできていたかな?頭の変形も強いし、向きグセもあってケアの対象になるレベル。このまま体幹ガクガクだと首も腰もすわらないまま歩かされて歩くんだろうなと予測されます。
Bちゃんは徹底的にまるまる育児実践していて、ママも発達のプロ。何度も赤ちゃん発達応援セミナー受けているプロママです。
まるまる育児をやろうとやるまいと赤ちゃんは発達するし成長します。皆に平等に24時間365日の時間の流れは与えられている。脳のシステムもヒトであればほぼ同じだけのキャパシティがある。
その時間をどのように赤ちゃんと関わり、チャンスを与え、見守り、待ち、育てるか?で脳に刻まれる運動と感覚の回路に歴然とした差が生まれる。
今、生まれてからたった数ヶ月で生じた差は同じ時間かそれ以上の時間と手間ヒマをかけたら取り返せるだろうと思う。でも、何もしなかったら?
差はどんどん広がっていく可能性があるよね。
まるまる育児はスタートが早ければ早いほど親子で楽に育ち合える。でも遅いからって諦めないで、気づいた時からスタートして良いと思う。
最近就学前の子どもたちの駆け込み需要が多いのですが、その5歳、6歳の身体と脳を運動と感覚でつなぐ作業をしていると、赤ちゃんって本当に身体とのが繋がるの早いもん‼️
だからAちゃんのママ諦めないで、一緒に育ちあっていきませんか?サポートするよ😉