8月13日  火曜   ダラザレックス 2クール3回目


5時半起床したが、
6時24分のロマンスカー予約していたのに乗れず。

予約変更した。

なんかいつも微妙に間に合わない。

6時37分発の電車で表参道まで、

そこから歩きで、病院には7時40分着。

やっぱり1時間しっかりかかるなあ。

表参道からは、28分かかった。

前は20分で歩けた気がするけど、
歩くの遅くなったなあ。

以前はこどもに、ママ!歩くの早い!と言われていたけど、

7月以降は、ママ!歩くの遅い!と怒られる。


7時50分の受付機の開始前は、
待合の椅子に番号順に座る。

今日は35番。

早いじゃん。

連休明けだから混んでるかな、と思ったけど、
そうでもないのかな。

受付機は、42番だったかな?

採血、予診室。

採血室で、私の姉貴分、MMシスターズのHさんと会った。

Hさんは、ここ二週間とても調子が悪かったそうで、まだ咳も有る。

「この病気はほんと、分からないね〜…」と。

彼女は、昨年私が最初に入院した時に、
移植後の再発で、治験を受けるために入院してきて、
知り合った。


それから、彼女は、治験で、 週二回2日連続で、
1日目は長く点滴4時間くらい、2日目は短く1時間だったかな。

それで基本1クール3週やって、一週休み、をもう一年以上続けている。

いやー、大変だよね。

私も6月まで週2日連続だったけど、2日とも点滴自体は30分程度。採血、診察があるから、昼過ぎまでかかるけど、それでも半日。  

今は朝行って夕方までかかるけど、週一回。

彼女は、その両方をしていて、もう一年。

都内からの通院だけど、やっぱかなり大変だと思う。

そして、治験だから、自分勝手に体調を崩したりしては、先生や治験の会社にも迷惑をかける、と体調にも気をつけ(もちろん、自分自身のためだけれど)

早寝早起き、
仕事も、以前の半分、できると思う半分ぐらいに抑えて、無理をしないようにしているそう。


効果は上がっていて、
検査結果は良い状態をキープしているそうなので、

何よりなのだけど、

体調には上下があるし、
やはり抗がん剤による色々な副作用があるから、
辛い時は辛い。

家族も、自分の体調全てはもちろん分からないし、
普段はふつうに過ごしているから、

こちらが辛い時も
つい、ふつうに扱われて、

もう少し心配してくれても、と思ったり。


色々そんな話をしていると、

こういう時、やはり一番気持ちが分かり合えるのは、 
同じ病気の友だちかな、と私は思ったりする。


私が、移植後半年でラムダが上がってしまった、
と彼女に伝えたとき、
自分でできると思う半分で仕事しないとダメだよ!
私たちはついできてしまうから動いてしまう,
でも、無理をしちゃいけない、と諭された。

そんな忠告を、
素直に受け入れられるのも、
同じ病気と、自家移植、抗がん剤治療を経験してきている、同病の友達だからこそかもしれない。



体のあちこちが時々ずきん!となるのは、
この日も続いていたが、

昨日よりはちょっとマシになっている気がする。

診察の予約は、9時だけれど、

電光掲示板に、先生の名前が表示されない。

病棟で忙しかったみたいで、先生、9時20分ごろ廊下で見かけた。

先生も、大変だよな〜

そして、私は2番目に呼ばれたのだろうか、
9時40分くらいに診察。

今日は、先週測ったフリーライトチェーンの値が出ているはず。

ジャーン‼️




やったー‼️

ラムダが   179  →    80.2    で  半減‼️

ホッとした…

7月の具合の悪さを考えると、
これで効果なかったら、悲しい😭

まずは、あってよかった。

月ごとにどん、どん、と上がっていた、ラムダの勢いが削がれて、よかった…。





肝機能、腎機能、炎症反応はオーケー。

今日も治療しますよ。

はい。

白血球  2720    あ、千台をクリアして上がった。

ヘモグロビン   9.9     少し上がった。


血小板は、もともと正常範囲。

ということで、

今回は、ダラザレックスの見事な効果を実感できて、

まずはホッとした。


あと、先生に前回疑問に思ったことを質問。

私は、白血球のうち、
好中球の割合が高く、リンパ球がかなり低いのですが、
ダラザレックスが、がん細胞にくっついて指標となり、リンパ球の一つナチュラルキラー細胞が攻撃すると思いますが、
そのリンパ球がかなり低くても大丈夫なんでしょうか?


好中球が高くなるのは、ステロイドの影響、とのこと。

そして、ダラにより、リンパ球が低くなることは報告されている。

そして、ダラザレックスの指標で、がん細胞を主に攻撃するのは、血液中に存在する、タンパク質の一つである、補体の働きがメイン。

もともと、補体の働きを活性化する抗体が研究されて、できたのがダラザレックス。

とのこと。

ダラによりがん細胞を攻撃しているのは、補体の働きが中心。

もちろん、少なくてもナチュラルキラー細胞も働いている、とのこと。

なので、「そんなに心配しなくてもいいよ」と先生。


なるほど。
わかりました。


しかし、そういえば、私、血液中のタンパク質であるアルブミンが、少ないからなぁ〜。


アルブミンと、補体は、また別物かな。

と、疑問は尽きないが。

とりあえず納得した。



点滴ルートを取ってもらい、化学療法室へ。

左でとってもらうと、利き手の右が使えるから便利なんだけど、

先生、いつも手首近く、橈骨側の決まった血管からとるので、なんだかなあ。

今日も左にしてもらったけど、次は右かなあ。

他の先生だと、もっと上のほうからとるんだけどね。




10時半ごろから、カロナールなど、アレルギー予防薬を飲み、デキサートの点滴から開始。

このころには、
体表のズキンとした痛みも減ってきた気がする。

最近は、椅子の周りに、カーテン引いてもらい、
テレビを見たり、寝たり、だらんと過ごしている。



今日の担当看護師さんに、
検査結果がよくなったことを報告。

いつも同じ人ではないが、皆さん、抗がん剤の副作用の確認をきっちりして、
だからどうということはないのだけど、
なんとなく、辛い時は同情的にして下さる。 


最近は、あまりむくんでないなかったのだが、
今日はちよっと手がむくんでいる。





腕の方は、干からびがち。











それにしても、
カイプロリスの時は、
2ヶ月目から、ラムダが上がってきてしまったから、
まだまだ油断はできない。


今後も、体調を整えて臨まなければ。


カイプロリスの時は、
3月から始め、4月の検査では、ラムダは低く、

10数年ぶりに風邪をひいて発熱して4日間寝込んだ
ゴームデンウイークが
開けた後の、
検査で、
ラムダが上がっていた。

アルブミンはまだ上がっていて、?だったのだが、

(ラムダが上がると、がん細胞である骨髄腫細胞がつくるMタンパクが増えるということだから、
そこからアミロイドも産生されて、腎臓にくっつき、タンパク室を漏らしてしまう。
腎アミロイドーシスの人の場合)


4月は結構仕事が忙しく、
そしてゴールデンウィークの風邪。

そのあとのラムダ上昇だったので、
体調管理が悪かったのも一因かと思った。

先生に言ったら、
それは関係ない、と言われたけど。

やっぱり関係するのではないか、
と自分では思う。

4月は、あ、なんか、前と働き方変わらないな、
このままだと、また無理しちゃう感じかな、
と思ったものな。


やはり、抗がん剤の副作用を少なくするためにも、

睡眠しっかりとり、
食べ過ぎず、
野菜を食べる。

甘いもの、体を冷やすものは控え…
乳製品も…

ここんとこが難しい。


体はまあまあ動かしていると思うけど。

あと、もっと治療的に、体を温めることを定期的に
何かしようかと思う。


睡眠
食事
運動
加温
笑い

岐阜のリトリート施設 リボーン洞戸  を作った
船戸先生が、
ガンを治す基本としておっしゃっている。






この日は、3時半には終了。

また表参道まで歩いて帰宅した。


帰宅したら、

子供が、夏休みの宿題のことで半泣きしていた💦

それで、この日は、このあと、

国語の宿題の弁論と、理科の自由研究を 

朝までやったのだった…


睡眠が大切なのに!!


ステロイドで眠くない、眠れない、のだった…。

 
子供は、今までの私に似て、夜更かし。

育て方を誤った。