第4話

旅のチャンネルが
「桂林」にかわっていた頃の

.春うららかな日の昼下がり、
友人Rちゃん、ご主人と一緒にアトリエ訪問。
 

ご主人とは、この時が初対面。
   ―その後彼らは、転勤続きで、遠方へ―

あれから18年。
今思えばお二人に会ったのは、この時が最初で最後...

 

Rちゃんから、
「 その後、旅の計画は~?」 と尋ねられ、

桂林の予定を伝えると、
どうやら、彼女は、モンゴルの旅に興味をもっつている様子。

 

モンゴルの情報に乏しい事などを話していると、

ナント~⋆
ご主人は、モンゴルへ出張したことがあり、
モンゴルに友達が居る!
・・・・と言うのです。

<しかも、その友達は日本語が出来る!> らしいのでした。
                     
その瞬間、
”モンゴルの星★”の 抜いたはずのコンセントが
再び差し込まれたのです!

 

・・・が、

気づかず、
電源を切ったまま、桂林へ旅立ったのでした。