おはようございます


もう梅雨入りかなと思うほど
雨がちらついています

毎年思うけど
雨が続くと お日様が恋しくて
多肉たちも待ち侘びているような気がします






今日は実生苗について思う事を。



2019年から はじめた実生苗作り。
年々 いろんな事を追求して
今年で4回目の種まきになりました

自分が想像するほど
良い苗はできず では良い苗って
どう言う苗が世に出しても良い苗なのか?
幼い苗では 想像もつかず
温めて 考察する日々です

ベテランの実生家さんや
生産者さんのように
美しい苗を作るために 
毎日思う事を記録して
後々の情報として 日々研究するのが日常に
なりました



2022 5月15日 種蒔き


今年は花粉の採取時に

アクシデントがあり


(毎年いろんな形で 考えなかった事が

起こりますが)


雨が続きましたので

結実する花にカビが発生

割ってみるも 種は黒く 見た目は最悪

でした。


今年は全て撒くと決めたけど

これは もうダメだと思うものは捨てて

昨日までに 210ポットの種蒔きが

終わりました。




良く発芽するもの

あまり発芽してないもの

全く出ないものと

色々ですが



ここで疑問が爆発


桃太郎は自家受粉しずらいとか

できにくいとの情報もありますが

一度はきちんと 自分でやってみたくて

花の咲く 生産者が違う苗を5つ用意。

受粉させて

種の採取をしたら

まーたくさんの種が出来ました


そこから拡大鏡で 出来るだけ選別して

ふっくらした種だけを撒きました



5/15に撒いて

今日で7日目


30交配の桃太郎交配でできたものは

1交配のみ 。29交配はうんともすんとも

発芽の気配さえありません



ではこの1交配 大変貴重なものになるのか?

桃太郎が雌蕊 掛け合わせた雄蕊はラパス。

逆交配は見た事がありますが

さて ここから順調に成長するのか?

それもドキドキハラハラの連続です


こちらのレポは今後も続けてまいります







若い苗(これは葉挿しのクローン)



エケベリアの完成は

2年くらいかかるのではないかと思ってます

特に交配種だと いろんな顔が出るので

良い株を選別して

そこから葉挿しや胴切りで増やして

同じ顔を揃えていくのが通常かと。


選別外も出てきます。

販売を念頭において思うと

花を見たり 成長を確認しないと

簡単に出すわけにもいかず

長い時間を必要とするんだなぁと思います


また 成長スピードを上げるために

多くの肥料を使ったりせず

なるべく 自然由来の土で育成したい

と思ってきます


だから 時間もかかります






これは2021年に作った交配種ですが


やっぱり一年ではこのくらい。

青いよな〜って思っちゃうんですよ

葉数を増やして もっと締まった苗を見たいし

親苗の記録してる花色と

この子がどう違って どう成長するか

それを考え出すと

簡単に手放せない気持ちでいっぱいになります


販売にはそのくらいの責任が生じるんじゃ

ないかと思うからです




今現在 活躍されてる

実生家さんや生産者さんも

だいぶご苦労があったはずです

私も作るからには 見習って

質問にきちんと返答できる

自分オリジナルの苗を作っていきたいです






雨降りでも白っぽい子は綺麗にみえる




cocoetnicoオリジナルhybは

そんな想いの詰まった苗です

また 悩みながら

亀の足取りで進んでいるので

まだ何年もかかりそうですが

作り上げていきたいと思う朝です







それでは


本日もどうぞよろしくお願いします





ぼっち


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