8月にトリミングに行って
可愛いねって愛でてた夜の写真
今となれば言い訳にしかならないけど
食欲はあって 元気で
ただ 水をよく飲む事が
暑さのせいかと 深く考えもしなかった。
オープン準備に追われて
我が子達をよく見てない自分。
あの時にと
何度考えても そこに行き着いてしまいます
9月に入ると 急に痩せました
食欲はあるのに食べても食べても痩せる
流石におかしいと思って
病院に連れて行きました
駐車場からリードを引いて歩いた散歩が
ルーちゃんの最後の光でした
検査の結果 血糖値が450もあって
先生がおっしゃる前に
糖尿病だと気付きました。
即入院
だけど数週間後
体調が安定したと連絡が
あってお迎えに行ったら
ルーちゃんの目はもう見えなくなっていました
おうちに帰って来ても
ルーは一歩も歩けません
歩くとあちらこちらにぶつかって
鼻先を怪我してしまいます
それでも覚えてもらわないと。
物の位置を変えたりする事をやめました
椅子を出しっぱなしにしたりしないで
家族にも要請。
いつも定位置に。
すると3日くらいで
おトイレや水の位置を覚えて
ぶつからずに歩けるようになった。
光を失ってからのルーは
常に鼻先を上に向けて
足はそっと一歩踏み出します
匂いで判別しているので
ご自慢の嗅覚が頼りなんです
パピヨンの大豆くんは
あれだけ仲良しだったのに
もうルーが違うものに見えるのか
近づいただけで怒るようになりました
それも切なくてたまらない。
ルーちゃんと生活する上で
朝夕のインスリンと食事の管理は
重要です
そして もしルーに触れるならば
必ずそこにいてあげないと
私がそこにいると思って
誰もいない場所で
無限にジャンプして喜びを表現するから。
触れた時は
座って 抱きしめてあげるようにしています
光がない闇の世界で
今日も懸命に生きようとしています
現在のルーちゃん
かなり痩せて よく眠るようになりました
あちこち赤みがあるのは
天敵の椅子の足
もう何ならリビングの椅子を
全部捨ててしまいたいと思ってしまいます
椅子は動くのでちょっと位置が違うと
記憶の配置と変わってしまって
そこに突っ込んでいってしまうから。
こんだけ頑張ってるルーちゃんなんだから
泣いたら失礼だし
泣くまいと思っても、そんなシーンに
直面すると涙が溢れてしまいます
今のところインスリンは4単位で落ち着いて
いますが 突然の急変もあるらしく
小さな変化を見逃さないように
したいと思っています
リリー
ルフィ
大豆と
3匹の犬が我が家の家族でした
お迎えする時は
現在みたいな事が起こるなんて
夢にも思わず
どちらかと言うと、自分はそんなに心が
強い方ではないので
もしあの日に戻れたら
お迎えしたかなと 頑張ってるルーちゃんに
失礼なことまで考えます
命の重さが計り知れなくて
父も闘病生活を続けていますが
どちらの重さも私には一緒で
寝顔を見て、顔を撫でながら眠る夜は
後悔しかなくて
毎日ごめんと言っています
ルーちゃんは
私にべったりです
ちょっと匂いを感じられられないと
大きな声で呼びます
ただそばにいれば良いようですが
出勤する時に
待っててねって声をかけると
鳴いたりしません
ちゃんと理解してくれているんだな
暗闇の中で
懸命に光を探して
一生懸命生きようとする小さな命を
せめて 共に戦っていく事が
私のできる小さな協力
頑張ろうよね ルーちゃん
リリーもまだまだ頑張れと
言ってるような気がします
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