母の短歌 徒然なるままに.12 《母70歳代》
こんにちは。母の短歌にようこそ。いつもの散歩道に咲いていた、ローズマリー。ブルーの小さな花がとても可憐で,また、清々しい香りを漂わせていました。今回も母が70歳代に詠んだ歌を中心に紹介させて頂きたいと思います。この時期、母は沢山の歌を作っており、その中から私が選んだものを載せさせて頂いている訳ですが、母の希望に叶った作品かどうか分かりません。(^-^; そうだと良いのですが・・・。違っていたら、いつの日か再会した時に謝りたいと思っています。(笑) 拙いブログではありますが、毎回多くの方が母の短歌に目を通して下さり、心から感謝しております。孫抱きて童謡「七つの子」を歌い思い出しおりゆとりなき日々母は教員をしていた為、毎日の激務で私たち子供と「ゆっくり関われなかった。」とよく言っておりました。西空の茜の色が山の端に吸い込まれゆき駅に着きたり重なれる屋根の勾配壁の白紅葉の中に姫路城立つ戦国の武将も見しや姫路城の天守より望む一筋の川明石大橋左に見つつ夫のいぬ旅を子らと電車に坐るこの歌と次の歌は、母が父を亡くしてから作られた歌です。新幹線より富士の全容望みつつ告げむ人なき我が家に向かう在りし日の夫の病室飾りたる水仙今年も庭に綻ぶ(母、80歳代)今日も最後までお読み頂き、有難うございました。*1枚目から3枚目以外の写真はお借りしたものを使わせて頂いております。