今年は中京競馬場の芝2000mで開催される秋華賞トライアル・ローズステークス(GⅡ)。
過去10年の3連単の平均が20万円オーバーになるなど、ヒモ荒れする重賞としても知られています。
2020年の優勝はどの馬か、過去10年の血統面、データ傾向からローズステークスの優勝馬候補を紹介します。
◆過去10年の血統傾向
やはり中距離重賞ということで、ディープインパクト産駒が好調です。
38頭が出走し勝ち馬は6頭、勝率15.8%となっています。
特に母父ノーザンダンサー系との相性が良く、勝ち馬は4頭、勝率17.4%になります。
ノーザンダンサー系はパワーがあることが特徴なので、坂があるコースが合うのかもしれません。
今回のディープ×ノーザンダンサー系の配合はリリーピュアハートが登録しています。
キングマンボ系は不調です。
15頭が出走し勝ち馬はいません。
2010年にはキングカメハメハ産駒のアパパネが1番人気に支持されましたが、4着に敗れてしまいました。
今回はチャイカとフアナの2頭が登録しています。
母父ではネイティヴダンサー系が不調です。
のべ34頭が出走し勝ち馬は1頭のみ、勝率2.9%となっています。
2018年には母父Roi Normand(ロワノルマン)のサトノワルキューレが1番人気に支持されましたが、6着に敗れてしまいました。
今回はソフトフルート、ラインオブダンス、リアアメリアの3頭が登録しています。
◆過去10年のデータ傾向
過去10年のデータ傾向で特徴的なものがあります。
馬格がある馬は不調、ノーザンファーム生産馬は好調、前走4角3番手以内は不調、前走オークス組は好調、の4つです。
480kg以上の馬格がある馬は不調です。
21頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はアカイイト、アブレイズ、シャムロックヒル、シャレード、ラインオブダンス、リアアメリアの6頭が480kg以上になるかもしれないので注意が必要ですね。
ノーザンファーム生産馬は好調です。
43頭が出走し勝ち馬は6頭、勝率14%となっています。
今回はシャレード、フアナ、リアアメリアの3頭が登録しています。
前走4角3番手以内は不調です。
41頭が出走し勝ち馬はいません。
今回はクラヴァシュドールやフアナなど、9頭が登録しています。
前走オークス組は好調です。
51頭が出走し勝ち馬は8頭、勝率15.7%となっています。
今回はアブレイズ、ウーマンズハート、クラヴァシュドール、デゼル、リアアメリア、リリーピュアハートの6頭が登録しています。
◆血統面、データ面からの推奨馬
では、血統面、データ面からの推奨馬を紹介します。
まずはリリーピュアハートを推奨します。
血統面で父がディープインパクト、母父がノーザンダンサー系のGalileo(ガリレオ)なので評価できます。
データ面でもこのメンバーの中では最もマッチするので、かなり期待できそうです。
次にウーマンズハートを推奨します。
データ面では前走オークス組ですし、そこまで馬格があるタイプではないので評価できます。
新潟2歳ステークスではかなりの決め手を使っていたので、復活すれば面白い存在になりそうです。
最後にデゼルを推奨します。
血統面では父がディープインパクトなので評価できます。
まだレースを3戦しか消化していないので、成長分に期待できそうです。
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