コフンリッチ遺跡 2匹のローラの物語 | misaのブログ

misaのブログ

遊びに来てくださって ありがとうございます!












コフンリッチ遺跡にて


メキシコの旅も後半となりました。


1月27日は、第三の目のチャクラ・コフンリッチ遺跡に行って来ました。


ウシュマル遺跡の辺りから、車で5時間の移動でした。


コフンリッチ遺跡は、前回2020年に初めて来た時に皆んな、大好きになってしまった場所でした。


何より不思議なことに、1匹のわんちゃんが私たちを先導し、ピラミッドまで連れて行ってくれた事を私は強烈に覚えていました。


ローラちゃん↓



「ローラちゃん、まだいるかなぁ?」


また、会えたら嬉しいなぁと思いながら、車を降りました。


すると、駐車場が一変していたのです。


前回、私たちをわんちゃんたちが出迎えてくれた場所は、更地になっていて、重機が入っていました。


前回の時の様子↓


遺跡の入り口には、係りの人がいるだけで建物も何もありませんでした。


入場料も無料。


数年の間にいろんな事が変わってしまうんだなぁ。。




でも、一歩遺跡に入ったならば、懐かしい風景が私たちを出迎えてくれました。




わんちゃん、居ないなぁ。。


そして、ピラミッドの場所に到着しました。

(お友達がメキシコ旅の為に作ってくれたワンピース)



階段の両脇にある仮面↓


前回の時は、白いレースで覆われていましたが、今は外されていました。


歴代の王様のお顔を模しているようです。


そして、ピラミッドの頂上まで登って行ったら。。。


わんちゃん、おった〜‼️


首に名札を付けていたので見たら、『ローラ』と書いてありました。


4年前の『ローラ』と似ているけど、ちょっと違う感じ。。


私は、4年前の時の写真をスマホで探し、比べてみました。


前回の時の写真↓



やはり、耳の色とか鼻の周りが違います。


今回出会ったローラちゃんは、私たちに全く無関心のようで、ずっとお昼寝をしていました。


陽射しが強いので、屋根の下に移動して、各々瞑想をしました。



懐かしいこの景色↓


そして、ピラミッドの階段を降りてから、ピラミッド前の芝生の上で『スピリチュアルワーク』が始まろうとしていました。


望遠カメラで、わんちゃんの方を見たら、目を開けてこちらを見ている様子。



私は、ダメ元でわんちゃんを呼んでみました。


多分、スペイン語で呼ばないと言葉が通じないだろうなと思いつつ、『ローラ、カモーン!カモーン、ローラ!』と思いっきり英語で呼びかけてみました😆


そしたら。。。!


あんなに、あの場所から動かなかったローラが、いきなりトコトコと階段を降りてくるではありませんかっ!!


そして、ローラは私たちの輪の中に入って来て、トビーさんの前に横たわりました!


まるで、これからトビーさんがワークをやるのを分かっているかのようでした。



これには、めっちゃ感動😭


閉園の17時が近づいている為、ワークの間、ウシュマル遺跡の時のように、監視員がずっと私たちを見ていましたが、ワークが長いので諦めて戻って行きました。


ウシュマルの時のように、大声で『はよ帰れ!』と叫ばないだけ親切です😊


ローラは、ワークが終わるまでずっと付き合ってくれました。


あなたは、いったい何者?


ローラは、途中まで私たちと一緒に帰りかけましたが、ジャングルの方を見ていきなり吠え始めました。



後で分かったのですが、ホエザルが鳴き始めたので、おそらく彼らの存在を察知して吠えていたのかも知れません。





やはり、コフンリッチ遺跡はいい感じです。


出口の所で、先程の監視員さんたちが2人ほど居ましたので、皆んなでお礼を述べました。


皆んなが帰ろうとする中、私は、どうしても彼らに聞きたいことがありました。


先程のローラの写真を見せると、男性が『おお、ローラ!」と答えました。


そこで、『フォーイヤーズアゴー』と言いながら4年前のローラの写真を見せると、やはり『オオ、ローラ』と言うのです。


しっぽの柄が全然違うので、別の犬だと私は確信していました。


なので、『こっちの犬はマザー?、この子はドーター?』の単語を出すも、やはり英語は通じないのか、どちらも『ローラ』しか言わないので、4年前のローラの写真の『日付け』を彼らに見せてみました。


すると、女性の方が一瞬、「あ!」と言う顔を見せ、男性に向かって何かを話していました。


そして、トビーさんのスマホの翻訳アプリを貸せと言って、文字を入力し始めました。


そこには、思いも寄らぬ話が入っていたのです。


『4年前にあなたたちが会ったローラは、ジャガーに食べられてしまった。


今いるローラは、彼女の娘で、先代のローラにそっくりなので、ローラ2世と名づけられたのだ』と。


えー💦


あのお母さんは、ジャガーに食べられてしまったなんて。。😭😭😭


ジャガー↓


きっと、お母さんローラは、子供たちがジャガーに襲われそうになったのを助けたんじゃないかな?なんて勝手に想像するのでした。


あんなに賢いローラだもの。


言葉は通じなくても、勇氣を出して、疑問に思っていたローラの事を彼らに聞いてみて良かったと思いました。


4年前の時は、「ローラはいつも誰にでも道案内をしてくれるのか」を尋ねたかったのに、しなくて後悔したから。


本当に、不思議な2匹のローラでした。


私は彼女たちのこと、一生忘れないでしょう。


その日の夜は、二人部屋が4つくっついている宿でした。



シャワーの事は、もはや記憶にございません。


記憶にないと言うことは、いつもと同じだったということだと思います🤣


あったかいお風呂がある日本は、本当に有難い国なのですよー!!


続く。。