カラクムル遺跡での感動体験! | misaのブログ

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忘れられないカラクムル遺跡での出来事!


めちゃくちゃデカいカラクムル遺跡の『2号ピラミッド』↓


2号ピラミッドの上で撮ってもらった1枚↓


そして、帰り道で事件は起こりました!!


遺跡の出口から、公式ゲートまでの2時間の道のりは、あの魔の段差ロードなのです!



普通のでこぼこ道から、いよいよ『段差ロード』が始まると言う場所で、トビーさんは悩みました。


左側の舗装されていない道を行こうとしたのですが、金網がそっくり返って倒れていたのです。


「左右、どっちの道を行ったらいいのだ?」


日本では、あり得ないほどの不親切さ。


看板とか、一切ないのです。


ちょうど、後続車が来たので、トビーさんは車を降りて、聞きに行きました。


その車は、右側の舗装されている方を選択し、どんどん先に走って行きました。


しかし、このツルツルした舗装道路がめっちゃ怖いのでした。


車幅の左も右も、20センチくらいの段差があるのですから💦


大きなレンタカーだったし、トビーさんは、走行に相当な神経を使ったことと思います。


特に、左側の脱輪を恐れていたトビーさんは、少し右側に寄り過ぎていたようです。


一度、右側に脱輪しかけたのですが、すぐに戻ったので全員胸を撫で下ろしました。


しかし、安心したのも束の間。


その1分後に、かなりの衝撃が襲って来たのです。


そう、とうとう恐れていた事をやってしまったのでした💦💦


車の右側の前後のタイヤの脱輪です。。😭


私は脱輪の経験がないので、どうしたものかと思案に暮れました。



レンタカー会社に電話してレスキューを呼ぼうにも、公式ゲートから2時間もかかる場所です。


外部から公式ゲートに来るのにも、かなりの距離です。


幸いな事に、左側の道に車が通りかかった為、脱輪してしまった旨を伝え、1番近い場所にいるレンジャー隊に救助を要請して欲しいとお願いしました。



車が通りかかってくれて、本当に助かりました。


レスキュー隊を待つ間、自分たちに出来ることをやる事にしました。


ジャッキアップする道具が車内に見つからないので、とにかくタイヤの前後に石を敷き詰めました。



幸いなことに、道路の脇にいろんな石があったのでした。



こんな感じでいいかな?



とりあえず、一回、エンジンをかけて、皆んなで押してみることにしました。


せ〜の!!


と、まさに渾身の力を込めて押そうとした瞬間、横に一台の車が止まったのです。


後方の遺跡の方から、連絡を受けてやって来てくれたレスキュー隊でした。


マッチョな4人組が車から降りて来て、脱輪の様子をチェックしていました。


彼らは、まさに救世主でした😭



エンジンをかけてみるも、タイヤが空回りするため、車体をジャッキアップして、タイヤの下に石を入れることになりました。



先輩と呼ばれていたボスのような人が、車の下に潜ってジャッキスタンドを入れてくれました。




車が持ち上がった所で、敷き石の組み直しです。




『このくらいの大きさの石、探してきてくれる?』


「りょ〜かいですっ‼️」


言葉は通じなくても心は通じていました。


皆んなで、適当な大きさの石をたくさん集めて来てはレスキュー隊に渡しました。


そうして、前後のタイヤの下に、石畳が出来て行きました。


石はもう要らないみたいだし、微調整を見守る私たち。



そして、ついにその時はやって来ました!


私たちの協力の成果が分かる瞬間です。



見事に、脱輪から復活しました‼️



カラクムルのレスキュー隊の方たち、本当にありがとうございました😭

ボス、めっちゃカッコいい💕


しかし、右側の道から左側の道に降りるのも段差があって大変だったのです。


ですが、レスキュー隊の方が、下道に降りるまでの運転をやって下さいました。




ああ、良かったあ〜💓


1時間も彼らは私たちのために頑張ってくれたのです‼️


トビーさんが、お礼の工賃をボスに渡そうとしたのですが、ボスは受け取らなかったそうです。


メキシコは、なんでもチップ社会です。


なのに、彼らはチップを受け取ろうとしなかったのです。


こんなに大変な作業だったのに。。😭


なのでトビーさんは、ポケットに無理矢理紙幣を入れて来たそうです。


私たちは、心ばかりのお水やジュースを渡してお礼を言いました。


そして、彼らは私たちの車を先導して、公式ゲートまで連れて行ってくれたのでした😭


トビーさんの奥さんのかよちゃんは、メキシコの方々の優しさに感動して車の中で泣いていました。


私たちも胸がいっぱいでした。


トビーさんは、前夜、ホテルの主任シェフから予言?された言葉を思い返していました。


『あなた方は、カラクムルで痛みを伴うでしょう』


このことだったのか??

シェフの予言は当たっていた?!


だけど、滅多に出来ないカラクムルの人々と日本人との心温まる共同作業が出来ました。


決してマイナスな思い出にはならない。。


車を走らせていたら、雨の少ないメキシコでは、ほとんど見られないが出ているのを見つけました!!



そのサインに私は確信したのです。


カラクムルと敵対していたティカルに過去世で暮らしていたという私。


何度も何度も戦っていたふたつの国の人々が、まるでピラミッドの石組みを協力して造りあげたかのような出来事になりました。


これで、過去世の闘いのカルマは解消出来たのではないかと思うのでした。


ところが、つい、最近になって、新事実が発覚したのです‼️


あのマッチョな4人組と、私たちはカラクムルのふたつのピラミッドで既に遭遇していたのでした!


1号ピラミッドから降りていく3人↓


たまたまパートナーが撮影した動画に彼らが写っていたのです。


この3人です↓


ボスと思しき人物も↓


ボスは、3人よりも一足先に下に降りていました。


そして、なんと!


2号ピラミッドの頂上でも、私たちは一緒にいたのでした‼️


動画に写っていたボス↓



汗を拭くワタスの近くにおった!!


車の下にもぐった為に真っ白になってしまったボスのTシャツ↓


そして、この方も↓


ふたつのピラミッドで、同じ時間にたまたま4人に遭遇する確率は?

私たち、めちゃくちゃご縁があったのでした‼️

きっと、過去世でもかなりの因縁があったのかも知れません。

普通のツアーだったら、脱輪なんていうアクシデントがあったら、苦情や怒り出す人が出るのではないかと思います。

しかし、私たちは苦情どころか、皆んな協力を惜しまず動きました。

だからこそ、感動が大きかったんです。

絶対に忘れられないカラクムルとなりました。

マッチョな4人組にめちゃくちゃ感謝です🩷

ありがとうございました‼️


旅は、あと少し続きます。。