私は20~30年くらい、(複雑性)PTSD、グリーフ、うつ病とお付き合いしてきました。
いろいろな学び、カウンセリング、服薬などを経て、近年やっと、心がラクになってきて、ずっと見えなかったトンネルの先が見えてきた感覚になっています
「癒える」ということは
苦しみのさ中にいる時には、一体どんな感覚なのか、わからないものです。
私も、苦しんでいる最中は、
一体どのような感覚を目指せばいいのか、
この重さがないって、どういう感覚なのか、
ずっと分かりませんでした。
なので今日は、私がやっと癒え始めたとき、感覚がどのように変化していったかをシェアしようと思います。
まず最初に感じた変化は
「あまりみじめに感じない」
ということです。
友達に
元気?How are you?
と聞かれたとき
「それがさ、結構、調子いいんだよね。ここ数日、それほど惨めに感じていないんだ♪」と返し、
友達が笑っていました
そう、私にとっては、
「あんまり惨めに感じない」だけで、
すごーく「良い感じ!♡」なのです
この後、時間をかけながら、惨めさは少しずつ和らいでいっています(現在進行形)。
次に感じた変化、癒しの感覚は
「自分でいることに、少し安心感がある」
でした。
ワオ!
これは私にとって、大きなことです!
何せずーーーっと、
「私のままでいたら攻撃される」
「私らしくいたら、生きていかれない」
と感じてきたのですから。
今年の目標は、この「自分でいることへの安心感を深め、安定させる」ことです。
ちなみに
自分でいても大丈夫だと、少し感じる
↓
自分の考えをアウトプットしても大丈夫かも、と思える
↓
私の思っていることを、多くの人にシェアしたい♡
という経緯を経て、このブログをはじめました。
カルボナーラを作る要領で、卵をアボカド(マッシュ)に変えてみました。これはこれで美味しい♪
その次の癒しの変化は
「未来への不安が減った」
事です。
現実的な状況は何も変わっていません。
でも、今までは、このままでは将来、ホームレスになるかも・・・というくらい、未来が心配で、そのストレスがいつも重くのしかかっていました
でも、癒しが起こり始めてから、理由もなく、
なんだか、大丈夫な気がする・・・
と感じるようになったのです。
現実的な状況は、なーんにも変わっていないのに。
その次に気づいた変化は
「フラッシュバックが減った(過去のシーンがふいによぎることが減った)」
ことです。
フラッシュバックという現象は知っていましたが、私は自分に起こっていることがフラッシュバックだとは、知らなかったんです。
フラッシュバックって、もっとドラマチックなものだと思ってた・・・
私の場合は、一日に何度も、過去の嫌な場面(記憶)が頭によぎっては消え、を繰り返していました。
もちろんそれで、多少心は沈みます。
が、毎日毎日、何十年もあることなので、
気にしないようになり、
これが普通だと思っていました。
・・・ところが、癒しが起こり始めてからしばらくたったある日、ふと気が付いたのです。
あれ、最近あんまり、嫌な記憶が頭に上ってこない
そんなことってあるんだ?!
あれは普通じゃなかったんだ?!
あれが、フラッシュバックだったんだ。(精神科医にも言われました)
ほんと、フラッシュバックがデフォルトだと思っていたので、それがなくなると
ひゃー、なんて過ごしやすいの♪
って感じです
そして、今のところの最後の変化は、
「人は基本的に、味方」と思えるようになったこと。
例えば、私は海外に住んでいるので、居住許可の申請をしなければならないし、
うつで仕事ができなかった時は、病気療養のための生活費手当を延長する申請を、定期的にしなければなりませんでした。
そんな時、これまでは
「なるべくOKを出したくないでしょう」と勝手に思い、
やや戦闘態勢で臨んでいました
でも今は、
みんな基本的には、人を助けたいはず。
ベストを提供したいはず。
と、なぜか自然に感じられるようになってきたのです。
すると、その方が人と交わるときに方の力が抜け、
らくちん。
お魚は日本の方が断然、種類も豊富でおいしいですが、ノルウェー産サーモンのお刺身だけは、北欧の方がおいしい気がします
こんな風なことが、
トラウマやうつ病が無い人には
「あたりまえ!」
と思えるようなことかもしれませんが、
トラウマやうつ病のさ中にいる人には、
全く想像できない「癒し」の状態なのです。
私自身も、まだ癒しの途中なので、これからも癒しが進んでいくにつれ、また新たな発見があるかもしれません。
今苦しい人は、誰でも必ず癒えることができるから、ぜひ諦めずに、癒しの道を探り続けてください♡
行き詰ってしまったり、何から始めて良いかわからない場合は、ご相談にのりますので、ご連絡ください。