ギャラクシーブックスという出版社から、『「自分らしく生きる〜豊かな人生を送るヒント〜」をテーマとした内容で企画しており』、出版しないか?という連絡が来ました。
実質、自費出版のお誘いなので、しませんが。
「自分らしく生きる」って、すごく良くあるテーマ。このテーマで書かれた本やコラムには、枚挙にいとまがありません。
ただ、社会にあふれる「自分らしく生きる」ための情報を見ていて感じるのは、なんだか骨抜きな情報が多い、ということ。
どういうことかというと、
「自分らしく生きる」方法を見定めるには、まず
「自分」とは何か
「生きる」とは何か
に、ある程度の答えが出ていないといけません。
それがあって、初めて、筋の通った
じゃあ、「自分らしく生きる」とは、どういうことだろう?
という問いに対する答えも導かれるのです。
でも、巷に溢れる「自分らしく生きる」方法は、
なぜかこの、大切な基盤をすっ飛ばしているものが多くて・・・。
「自分」も「生きる」も、どういうことか分からずに、「自分らしく生きる方法」を考えても、やっぱりどうにも、フラフラしてしまいます。
骨抜きになっちゃう。
芯のない、ふわふわした情報になってしまう。
そう思いませんか?
基盤がしっかりしていない上での議論だから、
・「自分らしく生きる」が流行っているから、そうしてみる
・お金を稼ぐために、自分らしく生きる
・なんのためか良くわからないけど、自分らしく生きたい
など、本来の「自分らしく在る」ことと、矛盾した状況になってしまいます(「自分らしさ」が、自分以外の目的のためのツールに成り下がってしまう)。
そういう事例がとても多いです。
もうちょっと、本質的なところに腰を据えた情報が増えると良いな、そういったものに目を向ける人口が増えたら素敵だなそんな社会は住み心地も良さそうと思っています♪