消費者金融、緊急時も強い味方になってくれます
消費者金融に纏わる忘れられない思い出があります。当時、母と2人で生活していた私は、仕事が生き甲斐になっているような、会社人間だったんです。
管理職の立場にありましたので、仕事終了後の部下達との飲み会も、大事な仕事の内と割り切り、終電まで付き合うこともしょっちゅうでした。
その問題の日は結婚退社する部下のために、仕事を早めに切り上げて、部署の仲間たちだけで送迎会をやる事になっていたんです。
丁度、給料日でみんな都合が良かった様でした。
私は2次会時の資金も当て込んで、昼休みの間にいつもの母への生活費と、自分のお小遣いなども合わせた金額を引き出しました。
そのまま財布を手に、公衆電話からお店に予約人数の確認をし、事務所に戻ったんです。
夢中で仕事の終了時間まで、ルーチンワークをこなしていました。
退社間際になってやっと、財布ごと公衆電話に置き忘れて来た事を、思い出したんです。
名刺、クレジットカードやキャッシュカード類、写真、事務所のロッカーの鍵、歯医者や医院の受診記録カードを入れていましたが、それより何より現金の事を考えただけで青ざめました。
兎に角、名刺から、拾い主が名乗りでてくれることも期待しながら、いろんな所をくまなく探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。
結局、自分のドジさが招いた事、悔しい気持ちはありましたが、仕方がありません。
他の管理者仲間に2次会の額面を用立てて貰い、その日は何とか窮地を凌ぐ事が出来ました。
生活費の方は、財布の紛失で母を心配させる訳にはいかず、消費者金融の30日間の無利息サービスを利用して翌日、母にまとまった金額を渡す事が出来ました。
初めて利用しましたが、こんな緊急時に役立つとは、消費者金融の有り難さをつくづく感じた出来事でした。
消費者金融の無人契約機ってどんな仕組み?
あちこちの、目立つ街頭に設置されている消費者金融の「無人契約機」。利用してみたいけど、中がどんなふうになってるのか分からないと、ちょっと…なんて思ってしまいます。
無人契約機はATMの一種です。
中身はATMに似ていますが、ディスプレイの仕組みが多少変わっていて、身分証明書などを画像処理して読み込む装置がついていたりして、店頭に出向かなくても消費者金融の利用契約ができるような設備となっています。
また、カメラやマイク、スピーカーなども設置されていて、機器を通して、遠くの店舗に控えている窓口の係員と話をしながら、手続きを進めていくことができるようになっているそうです。
カメラは監視カメラの必要性もあるのでしょう。
「対面で人と話すことがとても苦手」「店舗が開いている時間帯には、仕事の都合で行くことが難しい」「店舗が遠い」などのニーズにこたえて開発されて、1990年代の後半には非常に多数の無人契約機が設置されました。
大手消費者金融のCMなども見かけたことがある方が多いのではないでしょうか?2000年代に入ってからは、インターネットが発達して、ケータイやパソコンからでも、「即日融資」の申し込みができるようにあり、ネットバンキングの発達で、無人契約機の役どころは以前よりも減っていると思われます。
もともとの無人契約機は、実は「無人」ではなかったそうです。
機器の裏側に人が入って、申し込みを行っている人を監視できるようになっていたのだそうです。
ネット回線が発達するにつれて完全無人となりました。