4月になると
この言葉を思い出します。
「牽中」
かんちゅう
台湾の言葉で
「手と手をつなぐ」
「共に手を取り合う」
という意味で
自分の夫や妻を
紹介する時に 使うそうです。
「この文字、つないだ手の
ただならぬ温もりを感じるでしょ」
そう言ったのは、この文字を
教えてくれた人、
その当時81歳くらいのおじいちゃん。
若い頃は、海外でワインの買い付けなど
先駆的なお仕事をしてきた方でしたが、
昨年、桜の散る頃に天に逝かれました。
そのおじいちゃん、
こうも 付け加えました。
「触覚はね、年をとっても衰えなくて
そこに目玉がついているかのように
鋭くなるんですよ」
「だから、
大切な人のぬくもりは
最後まで感じられるんです 」
・・・と。
今日も
空が 綺麗です・・・ね
幸せな 4月を
WINDING ROAD/絢香 コブクロ