chicchi's patchwork                            -2ページ目

デパート 12月のクリスマスウィンドー 

 

この時期の懐かしい写真を見つけたので、今年のMacy'sデパートはどうなっているだろうとググってみました。 

 

今年もデパートのウィンドーは、保護犬、保護猫を紹介するウインドーになっており、33回目を迎えたとか。

この活動ではこれまで1万匹の里親をみつけることができたそうです。

 

ワンちゃん!猫ちゃん!の他に、うさぎ、モルモットなど、その他の生き物の里親募集もされています。

 

動物愛護団体SPCA HPより →

CBSニュースより →

 

また、Macy'sデパート、Bloomingdalesデパート、その他Macy'sが所有する

ブランドや子会社は、2020年の終わりまでに毛皮の販売をやめるとのこと。

 

お客様の要望とニーズに応えるべくやめると書いてあり、

お客様に素晴らしいファッションと価値を提供していくとも書かれています。

高級ブランド、グッチ、シャネル、バーバリーに続き、毛皮販売から離れた新企業として進んでいくそう。

 

また、カリフォルニア州では、2023年からは毛皮の販売と製造を中止することが決まってるようです。

 

Business Wireより →

 

 

 

 

野山歩き  ~Day Hiking~

 

Monetとの信頼関係が築け始めてからは、ハイキングにも一緒に行っていました。

 

一番一緒に行ったのはPearson Aratradero Preserve

 

モネが来てからは、犬が入場可能なトレイルを探し、一緒に歩きに行っていたのを懐かしく思います。

 

一緒にナメクジを見たり、昆虫を見たり、牛を見たり、馬を見たり。

野鳥を観察し、たまに唄声を聴かせてもらったり。

 

川や橋を渡ったりといろんなことを一緒に体験しました。

 

 

 

 

想い出の日記↓

 

John Mclaren Park →

Sunol Regional Wilderness → 

Pearson Aratradero Preserve →

Foothill Park →

Dry Creek Regional Park →

サンフランシスコ アラモ・スクエア 公園

 

Monetちゃんと一緒に足繁く通った公園の

ひとつがサンフランシスコのアラモ・スクエアでした。

(Monetが居なかったら観光で一度行ったきりで終わってた)

 

公園の周りは無料で縦列駐車ができるのですが、縦列駐車が苦手なわたしは、

最低2台分の駐車スペースが無いと停めれなかったので、駐車スペースが空くまで

公園の周りを何周かクルクルと回る時もありました。 クルクルせずに停められる

日は、ラッキ~♪ と心踊らせていたのを覚えています。

 

 

サンフランシスコらしい景色が広がっていて!

青々とした芝生と季節の花々、沢山の木々に大木まであり!

ドックランが有り (囲いがなくて広々とした)!

人にも犬にも優しい環境で楽しめる公園でした。

 

Monetちゃんはまだまだいろんなことに慣れてない時期で、怖かっただろうな(-_-)

 

とはいえ、ここに来れるようになってた頃は、リーシュを外し、

フリーにして自由に走り回れるようになっていたので、尻尾はまだまだ

下がりお尻に巻き込んでる写真も有るけど、慣れようとか、楽しもうとか、

頑張ってくれていたのかもしれません。

 

 

 

 

この頃のMonetちゃんって、書きながら、

写真を見ながら思い出したんですけど、

呼んでも呼んでもこっちを向いてくれなくて・・・。

 

頑なに違う方を見てたな。

 

こんな風に↓

 

 

私は運転。

Monetは運転席と助手席の間に設置していたバックに横たわって爆睡して帰る・・・

ってのがお決まりでした。

 

 

 

Monetが居てくれたからこその想い出の場所。 当時のビデオはこちら →

はじめまして~

 

うちに来たばかりのMonetちゃんって、野良犬をどのくらいしていたのかはわからないけど、

(レスキュー隊の話しでは、目がどこにあるかわからないくらい毛が伸び 縺れていたそう)

意思疎通は難しく、おどおどとしていて、ご飯を食べてはくれないし、PeeもPoopもしてくれないし、

近寄ろうとしたら部屋の中を逃げ回るし、リーシュをつけお散歩に誘うと全身を使って拒否をするし、

夜明けとともに吠え始めるし、庭の土を掘って逃げて行きそうだったし、Charちゃんを怯えさせることもあるし。

 

当時の日記はこちら  →

 

そんなMonetちゃんとの生活が、2009年の冬から始まりました。

 

 

 

 

一緒に普通に歩けるようになったのは翌年の1月中旬、下旬頃? →

おやつを外で安心して口にできるようになったのは、翌年春くらいでしょうか? →

 

一緒に歩けるようになってからも、

 

風が吹いただけで、

車が横を走っただけで、

人声がどっからかしただけで、

固まってしまい立ち止まっていました。

 

円形脱毛みたいなものもこの頃はあって。

 

 

見ての通り腰が引けていて、痩せ細っていたし、Monetとでかける時は、動物警察に虐待してるのでは?

と疑われ声をかけてこられた場合のことを考えいつも

英語でなんて答えればいいんだ?

と考えながらMonetと歩いていたことを懐かしく思います。

 

 

 

 

そんなMonetちゃんが!

 

お散歩が大好きになり、

野原を駆け回り遊ぶことが大好きになって、

人に信頼を寄せてくれるようになり、

みんなに食いしん坊と呼ばれるようにまでなって、

 

わたし達に懐いてくれて、

ライフスタイルにも合わせてくれて、

わたし達夫妻にたくさんの愛や喜びや癒やしを与えてくれて、

 

どれだけ嬉しく、楽しく、充実した毎日を過ごせたでしょうドキドキ

 

 

 

怯えて歩けなかった頃が嘘みたいにいつの頃からかなっていました!  ・・・の図↓

 

 

Monet 「おかぁたま、こっちこっち~。 わたしまだかえらないわよ!」

 

悲しみと向き合うことは悪くない

 

Monetが亡くなったことはごく僅かな人にしか伝えておらず、知らない方がいまだ多いです。

 

悲しみについては、ブログにも書くつもりはなかったのですが コメント欄で温かいお言葉をいただいたことと、

おとぅたまから同じような経験をしてる人の役にたつかもしれないから書いたら?とアドバイスをもらったことで、

書いてみようかなと思いました。 Monetとの想い出を綴りながら、悲しみについてたまに書いていこうと思います。

 

 

心理学的な面から (昔少しかじったことがある) 

宗教的な面から (僧侶がまわりに沢山。自分自身も少しは学んでる?)

医学的な面から (Drがまわりに沢山。多少のアドバイスがもらえた)

 

深い悲しみはどこから来るのか、

どうしたら後悔を少なくできたのか、

どうやって乗り越えるのか、など考察しました。

 

亡くなってすぐの時、外国人の友人から 「時間をとって十分に悲しんで下さい」 

とのメッセージをもらったことも、しっかりと自分と向き合うきっかけとなったように思います。

 

 

自分の想いと出来事を書き出すという作業を、亡くなって3日後くらいから行いました。

文字にすることで、自分自身の感情がよくわかり、

出来事を書き出すことで自分の行いがどうだったのか冷静に判断でき、

混乱していた心と頭の中の整理ができバランスがとれていたったように思います。

 

 

下写真は “Angel of Grie” →

 

10年前、愛犬を喪い悲しみに暮れている時は、

Angel of Grieがある校内の美しい教会と、

この悲しみを纏った美しい天使の像に癒やされていました。

 

スペイン バルセロナの世界遺産に登録されているサン・パウ病院を設計したモンタネール氏が、 

“芸術には人を癒す力がある” という言葉を残してらして、今思えば、その言葉が身に染みる場所でした。

 

 

 

そんな時を得て、Monetと出会い、Monetが我が家にやってきて新しい生活が始まったのですが!

 

悲しみと向き合って 

 

動物だけのことをいうと、この10年間で3匹のわんこを見送った。それ以前にも見送った動物は

犬に限らず何匹、何頭といるんだけど、今回のこの悲しみの体験は初めてで、何故こうも

激しく心を締め付けられ苦しく悲しくなったのだろうと深く掘り下げ、分析した。

 

 

・苦楽を共にした仲間 (異国の地での出会いと生活、保護犬で傷つきまくっていた、一緒に命の大切さ活動等)

・看病をする時間、お別れをする時間さえも少しもなかった。心の準備が全く無い、ほぼ0

・来年からは何よりもMonetを優先し生活していくよう夫婦で話し合っていた矢先のできごと。

・原因が特定できない死。

・愛の対象の突然の喪失。

・人生の節目の時期、転換点のど真ん中の出来事。

・人生で初めての動物が居ない暮らし。

 

どんなお別れも、間違いなく辛い。

たかが動物なのに、なんでそこまで~、と思う人々も多いと思う。

しかし、今回のお別れは特別なものがあった。

 

そのおかげで、死とは何かと深く考え、今年最愛のパパを失った友人家族の気持ちに本当の意味で寄り添え、

自分は何をし何ができなかったのか、今後どう生きていくべきかなど、立ち止まり考える時間をもらった。

 

Monetには感謝をするばかり。

 

 

 

下写真は、カリフォルニアを離れる日に撮ったMonetの写真。

 

この後、飛行機の座席下用のバックに入ってもらい空港カウンターに並んでいたら、

周りの人たちの視線が痛く耳も痛かったので、ファスナーを開けMonetをバックから出した。

 

すると周りからは歓声があがり、カウンターの人も笑顔でそれでいいのよという顔をなさり、

Monetは誰にも咎められることなく、堂々と歩いてチェックインをし、空港内を歩いた。

 

飛行機内では吠えることなくじっとしていて (怖がってたけど) 降機する時には乗務員の方に褒められた。

 

Monetちゃん! 一緒に日本に来てくれてありがとう。 

この10年間、特別な価値がある時間を過ごせました。

とても幸せでした~~~~~ドキドキ


本当に本当に、有難う!!!

 

 

モンサンミッシェル 満月と太陽

 

ブルターニュに行くならと、モンサンミッシェルに立ち寄る計画をし、ここに一日宿をとっていた。

 

お天気は晴天。

フランスではずっと雨だったらしく、良い時に来たわね~~!としみじみと地元の人達に声をかけられる。

 

初めて目にするモンサンミッシェルは、想像以上の幽玄の美を纏う歴史を刻んだ建築物で、

近寄れば近寄るほどに、心に感動を与えてくれた。

 

モンシャンミッシェルのゲート内は、無料のシャルトルバスが早朝から夜中までノンストップでぐるぐると巡回していたので、

ゲート内に宿泊している人達は、歩いても行けるし、行きたくなればいつでも気安くバスで足を運べるようになっていた。

 

 

 

モンシャンミッシェル島の中には、人一人しか通れないような細道も。

 

昼間はさすがに観光客が多く、日本人も多くいらしてました。

 

 

 

一度Hotelに戻り、日が沈む頃、夕日に照らされるモンシャンミッシャルを見に外にでました。

 

時間が十分にあったので、Hotelから川沿いを歩き向かったのですが、

その間にモンサンミッシェル島よりも目が離せなくなったのが月と太陽。

 

モンサンミッシェル島を正面にし、

右を見ると、黄金に光り輝くまん丸で大きなお月さまが時間とともに昇ってくる。

左を見ると、オレンジ色の燃えるような大っきな太陽が少しずつ沈んでいく。

 

すぐ下の写真はお月さま。

 

いい写真は撮れてないのが残念ですが。

 

あとで知ったのですが、この日は偶然にも中秋の名月の頃で満月だったそうです。

 

太陽が沈むまで、モンサンミッシェル島を中心として、少しずつ足を進めながら、右を見て、左を見て、、、の繰り返し。

 

 

 

 

昇っていく大きなお月さまと、沈んでいく大きな太陽。

この流れ行く光景を見終わった後、

遠目に夜のモンシャンミッシャル島を見たのですが、これがまた美しかったです。

 

 

 

 

朝は苦手で、どこに行っても行かなくても、どんなに美しいものが見れるぞ!と言われても絶対に起きない自分。

翌朝もさらさら起きる気持ちはなかったし、目覚ましもしていないし、本当にこんなことは初めてだったのだけど、

不眠極まりない頃で、このまま横になっていてもと思い、まだ暗い朝4時、モンサンミッシェル島へ向かいました。

 

外には昨晩見た月が、昨日とは反対側の、太陽が沈んだ空に浮かんでいました。

 

沈んで行く月を見送りながら、たまにモンサンミッシェル島を眺めながら、反対側から昇ってくる太陽を待ちました。

 

 

 

空が明るくなり始めた頃の、この日のモンサンミッシェル。

 

 

 

太陽が現れてからは、昨日と同じく、月と太陽を交互に見ました。

 

沈みゆく月と、昇ってくる太陽。

 

心に中の鏡に映し出されるようなというか、筆舌に尽くしがたい光景で、、、。

 

 

 

 

Monetがこの光景を見せてくれ、

「つきもたいようもしずむけど、こうしてまたのぼってくるんだよ」 

と、伝えてくれてるように感じました。

 

 

フランス モネの家 モネの庭

 
9月にフランスへ行った。
 
ブルターニュ地域圏、ノルマンディー地域圏、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏、
ブルゴーニュ=フランシュ・コンテ地域圏、グランド・テスト地域圏、イル=ド・フランス地域圏とまわる。
 
 
前日まで雨だったというシャルル・ド・ゴール空港には13日の朝に降り立った。
 
旅立つ迄は予定には入れていなかったモネの家にまず向かう。
 
この日は愛犬Monetがみまかり、丁度3週間経った日で、思考は動き出してたものの、心は悲しみのどん底。
 
ただただ行動するしかなく、これまでに経験したことがない何とも言いがたい気持ちでのフランス滞在でした。
 
愛犬のMonetという名前は、保護団体の方がつけてらして、その名はサンフランシスコの美術館に
常設してあるモネの絵からつけられてるのではという思いがあり、Monetが我が家にきてからは、
クロード・モネに特別な気持ちをもっていたし、供養というか巡礼というか、そういう気持ちでここへ行きました。
 
モネの家では、まず家の前に広がる庭を見てまわったのですが、そこには初秋とは思えないくらいの
花々が咲いていて、なかでも、春に咲くんじゃないの?と見て驚かされたのはクロッカスの花で。
 
クロッカスの花を見るのはカルフォルニアに暮らしていた時以来で、
出会ったばかりの頃のMonetを、深く想い出すきっかけとなりました。
 
 
 
 
 
 
 
庭の奥に足を進めると、睡蓮が咲く池がありました。
 
 
 
 


庭を散策したのち、家の中を拝見。
 
その後再び庭に出て、わたしを癒してくれたのはモコモコとしたこの可愛こちゃん達でした。

あまりにも可愛らしく、いっとき見つめ入りました。
 
空を見上げると、カルフォルニアみたいな青々とした空で。
 
 今朝まで雨だったとは思えない、懐かしさを感じる青い美しい空でした。

 
 
 
 
 

ペットブーム

 

先週末、Monetのおやつやドッグフードなどを動物愛護センターに寄付しに行った。

 

ついでに動物たちの収容所の見学をさせてもらったが、

収容されていた9割の犬が飼い主の持ち込みとのことであった。

 

 

ペットショップで売られ、買われ、捨てられ・・・・

 

 

この変わらない世の中の現実を久しぶりに目の辺りにし、

大粒の涙がポロポロととめどなく溢れ止まらなくなり、

 おかげで再びお岩さんのように昨日今日と目が腫れている。

 

 

 

写真は、動物の命の大切さを知ってほしい活動をさせていただいた時の写真。


 

 


唯一無二の尊い命、安易に売ったり、買ったり、捨てたりしない世の中になってほしいです。

保護者の手は魔法の手♪

 

撫でてくれる手

 

抱っこしお尻を支えてくれる手

 

ご飯を作り出してくれる手

 

おやつをくれる手


今どうすればいいかと合図を出してくれる手

 

リーシュをつけてくれる手

 

リーシュを外して自由に走り回れるようにしてくれる手

 

おもちゃを投げてくれる手

 

たまに遊び道具にもなる手

 

手、手、手 ・・・ 

 

保護者の手が大好きでした。

 

 

 

疲れ果てて絨毯やベットの上に倒れ込み、大の字になって身体を休めてると、

Monetちゃんはすぐに駆け寄ってきて、手の平の下に頭をグイグイと入れ込んでき 

「あたまをなでて~♡ なでて~~~♡」 って。

 

撫でてたら私の手も疲れてくるので、途中で撫でるのをパタリと止め、死んだふり。

 

そしたらMonetちゃん、また手の平の下に頭をグイグイと入れ込んできて、頭を撫でてと催促。

 

 

撫で撫でする。

疲れる、死んだふり。

頭を手のひらの下に入れてこられる。

撫で撫でする。

死んだふり。

撫でてと催促される。

撫で撫でする。

 

この繰り返し。

 

繰り返しているとそのうち 「ちょっと!もう~、おかぁたま~ もっとしっかりなでなでして!」 と、

私の手の甲をMonetは手を使いガリガリとしてくる。


はいはいはぁ〜いと、また撫で撫で撫で〜。


 

もしくは私が 「Monetちゃん!抱きしめちゃうぞ~~~!」  と

ガバっと起き上がりMonetを胸に抱きしめ抑え込み身体中を撫で撫で撫で〜。

 

 

こんなことを、この10年間やってきました。

 

楽しくて、癒やされる時間でした。

 

 

 

 

おとぅたまの手も大好きで、甘噛したり、ちゅばちゅばしたり、たまには長い手を顔までぐぐーっと伸ばし

て肉球でもう結構です~と遊びを自分からストップさせたり。 おもしろ~い、たのし~~い一時でした。

 

 

 

 

Monetのつぶやき・・・・・・・・・

 

そうはいっても、はみがきはいみがわからないし、いやだったけどね!

びょういんへつれていかれ、しんさつだいのうえにおくおかぁたまのてもだいきらいだったよー、

 

ふんっ ふんっ

 

そう鼻を鳴らしながら呟くMonetの声が聴こえてくる思い。笑