ブログをご覧の皆さんこんにちわ。長高陸上競技部のブログを担当していました「市東千治」です。

令和2年3月31日をもって退職して、現在は成東高校のコーチとして陸上競技指導に携わっております。県大会レベルでは場内アナウンスを担当しています。また山武長生夷隅地区を中心とした高校で開催する「LOCK-J」という名称の合同記録会を主催して、この地域の競技力向上と競技者の資質向上を目指しております。声をかけられれば直接指導に出向いたり、個別にアドバイスもしております。更に生徒だけでなく顧問の先生方に自分のこれまでの経験をお伝えし、指導力向上に一役かっております。

 

競技力向上と一言で言っても、様々な面があり、ただ単に効率的合理的な練習をしていればいいわけではありません。その人が伸びるタイプの思考と行動の習慣を作れるか、またやるべきこと(家庭での自立やお手伝い*授業を筆頭に部活動以外の学校生活)をやった上で陸上競技をしているか?など実際の練習だけでない部分などを過去の経験や自分が学んだことをブログで紹介しています。成東高校陸上競技部をモチーフに様々な観点から「成長・成功するアスリート」「あるべきアスリート」になるべく、心構えなどを説明しております。どうぞ皆さんにご紹介頂き、共有して、盛り上がってください。「自分は伸びようと思って○○している」など公言しましょう!

《今から明日から未来のための勝ち組習慣》たかが陸上 されど陸上 やっぱり最高 陸上競技!

自分がアップしているブログのQRコードです。どうぞよろしくです!

「chiharu410kun’s diary」で検索を。

※今後このブログは更新されないと思います。あしからず。


未曾有の事態、先の見えない状況に心の置き所がわかりませんね。

今こそ真の情熱が問われるのかもしれません。

 

目標が曖昧、不明瞭な人ほど、何か予想外のこと、思ってもいないことが起こると、心惑わされ、不安になり、いつの間にか、目標を見失うのです。

 

おそらく3種類に分かれます。

①「この先どうなるかわからないし、やる気もなくなってくる人たち」

②「どうなるかわからないけど、とりあえずやっておこう」という人たち

※世界陸上為末選手が400mHで決勝に進んだ時、突然の豪雨でレース開始が遅れることに・・・。決勝進出の8人は同部屋に待たされることに。最初は「そんなに待つことはないだろう」。そのうちに「おいいつまで待たされるんだ」。ついには先が見えぬ状況に為末選手は「有望選手たちが下を向いたり、いらつくしぐさをしたり・・・」。その時、8番目=決勝進出最下位のタイムでしたが「ひょっとしたらチャンスがあるかも」と思ったそうです。

結果は大接戦の末「第3位=銅メダル」獲得の快挙でした。3位以内入賞確実の選手の確か2人が3位圏外に。

「3番目のグループ(※少数グループでしょうが)ピンチをチャンスに変える人たち」です。

 

色々な意味で苦境が続いていますが、情熱を持ち続け、目標を見失わず、最善を尽くしてほしいと思います。それしかないのです!

 

これまでCHOKO T&Fの状況や成功メソッド的な内容で書いてまいりましたが、多少なり心のビタミンになりましたでしょうか?同じことの繰り返しが多かったと思いますが、実はそれが大事なんです。物事は何度も何度も繰り返して初めて潜在意識化しますし、自分を変えていく指針となるのです。

 

最後に・・・

38年指導してきましたが、教員生活後半には、生徒・部員を見るたびに「何かしら潜在能力を持っている。いずれ発揮される」と思っていましたし、ちょっと習慣(考え方の癖と行動の癖)を変えたことで、素晴らしい成功・成果・成長を遂げた人が多かったと記憶しています。

君にもできます!

君ならできます!

みんなできるのです!

 

今後は何かしらの関わり合いで、陸上好きをサポートしていきたいと思います。

これまでありがとうございました。

これからも、CHOKO T&F 頑張りますので応援の程よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。(文責 顧問 市東)

大学3年次初冬、父親が脳疾患で亡くなった。実家はコンビニ調小売店を開業して半年、両親と兄の三人で経営しつつ、自分は学生で陸上競技も続けていた。あまりに突然で途方に暮れた。その後、母親と兄の2人で店を切り盛りしていたが、少々手薄な状態だった。

そこで自分が大学の授業が2月からなくなるので、帰省し実家を手伝うことになった。

部活動は休部的な扱いだったと記憶している。

だからと言って練習をしないわけではなかった。

店が終わり8時頃自宅に帰って夕食を摂りたかったが、ジャージ・ブレーカーに着替え真っ暗闇を野外走(ロード走)に出かけた。大体6~7kだったと思う。

犬に吠えられたり、暗くて路面が見にくかったり、車がまぶしかったり、風がメチャクチャ冷たかったり・・・。

ラストは国道で交通量も多いが明るかったので、ラストスパートしたり、慣れてくるとやりがいが出てきた。そんな日が続く中、店を手伝っていた時、大学の陸部仲間が陣中見舞いに来てくれた。

「室内陸上に出た」ことや「合宿で遠征した」ことなど充実しているようだった。

羨ましかった。自分は・・・。

でも逆に闘志が沸いた。

本当は専門種目練習をする時期に、ロード練習ばっかり・・・、たまに一人で昭和の森でゲロを吐くまで走ったこともあるが、色々取り残されている感は明白だった。

そして3月中下旬も寒風の暗闇を走る日々だったが、その日はなぜか生ぬるい風で某中学校のグランドで”流し”をしてみたくなり、暗くて走路がどうなっているかわからないのに・・・。

気持ちがはやっていた。

「ようし、暖かくなってきたので、そろそろspeed系練習かぁ」などと思い、走り始めて10m前後、デコボコの走路で足首をねじった(´;ω;`)ウゥゥ。

その場に倒れた。

「馬鹿だなぁ。走路の状態もわからないのに・・・」。

その瞬間、インカレ代表の座は難しいと思った。家までの1,5kmを足を引きずり帰ったが、

時間以上に重く長くかかったことを今でも鮮明に覚えています。

家に帰ってからも悔いが残るし、希望が消えたようで、心は荒れて、折れて、落としどころがありませんでした。

翌日は予想通り、足首は腫れ、痛みもあるし、店を手伝いながらも、落ち込んでいた。

がしかし、何故か、「このまま終わっていいのか?」という自分がいて、

”くそっ”「やるしかないか!」と片足縄跳び、片足スクワット・・・

「できることをやろう!」と思って動きだました。

その後、どれくらいで復帰できたかどうか覚えていませんが、4月からは大学に戻り、陸上部の練習にも合流。インカレ選手選考大会のレースでも”それなりに”走れ、関東インカレの大学代表(3年連続代表)になれました。

※当時順天堂大学は学生日本一を続けており、高校時代のトップ選手が毎年入部しており、インカレ代表は大変でした。

今が、大変な時期にあるとは思いますが、この時期の過ごし方=心構えと練習=が先々の成果を左右します。

周りのテンションは低くなっていますが、”自分は違う!”といい意味での変わり者で

日々高いモチベーションで過ごしていきましょう!

情熱を注げば注ぐほど、その反動は大きいものでしょう!

未だ先は見えませんが、いつ”明けてもいいように”準備を進めましょう!

今日茂原公園でCHOKO部員が自主練習に励んでいました。

この雰囲気に流されるな!現状の環境に負けるな!

頑張れば何かが変わるのです!

コロナウィルスの猛威に恐怖や困惑する今日ですが、目標は見失わず心は前向きにいきたいものです。

そんな中、ビッグなニュースがありました。

男女ともオリンピック最終選考レースが行われておりますが、

女子は見事な快走で一山選手が逆転で東京オリンピック出場を決めました。

男子は琵琶湖マラソンで、先日の大迫選手の記録を上回れれば・・・という状況でしたが

、外国人選手でも届きませんでした。

 

女子が国内最高記録での逆転でしたので話題はすべて女子マラソン。

男子は約900m及ばず・・・などの見出しで、TVではほとんど取り上げませんでした。

「そんなの関係ねぇ~♪」

が日本人1位は何と、我が長生高校~順天堂大学出身の作田直也さんでした。

タイムは2時間8分59秒!

はっきり言って凄いタイムです!

本当に驚きました。

また誇らしく思えました!

高校時代は全国的に、関東的に、県レベルでも、知る人ぞ知るレベルといってもいいくらいの無名の選手でした。

が大学時代の箱根駅伝でブレーク!

4年生時には10区区間賞で一躍有名になりました。

卒業後、JR東日本に就職し、競技を続けておりました。

ニューイヤー駅伝でも頑張っておりましたが、目立つほどではありませんでした。

それでも、地道にこの大会のため、頑張っていたんですね。

ここ最近、厚底シューズブームで記録の当たり前感もだいぶ上がりました。

昨年までなら2時間8分台は”好記録”でした。今回も雨中での記録なので価値は高いように思います。本人曰く「4年後のパリ五輪を目指します!」ぜひともその時が来てほしいと願っております。暗い話題が多いこの頃、我々にとってはとても勇気づけられる素晴らしい走りであり、ニュースとなりました。

 

なかなか練習するには難しい状況ですが、様々な困難をひとつずつクリアして、

目指すべき大会で力を発揮できるよう、悔いのない日々を送ろうではありませんか!

今こそが、真の情熱、地味な取り組み姿勢が試される時です!

答えは大会で証明されます!頑張ろう!!!

いよいよ冬季trainingも大詰め、気力体力技術力upを実感した締め括りをしたいものですね。

コロナウィルスなど気をもむ状況下ではありますが、目標に向かって一心不乱に歩んでいけばウィルスも近寄ってこないでしょう!来るのは進化成長の”女神”です!

と信じてもうひと頑張りです!

「成功者は成功を期待する。」

何事にも成功と失敗のどちらかしかありません。それまでの状況から”ある程度”予測ができ、期待感や不安感、「今やっても・・・」などと「いややれるかもしれない」「やってみたい」など期待と不安の入り混じる心境なわけです。どう判断するか!一番は練習で「手ごたえ脚ごたえ!?」を感じられれば期待が上回るのですが。いずれにしてもどう判断するか?なのです。

*成功者は成功をイメージするのです!

*成長停滞・伸び悩む人は失敗を、大いなる成功はないと決めつけてしまうのです。

 

「根拠のない期待」も時に必要。

*今年800mで山形IH準決勝まで進出した横山君は、2年生の関東新人の時、ランキングは12~3番でしたが『先生、何か決勝に行けるような気がします』と。確かに僅差の違いでしたので可能性はないわけではありませんでしたが、初の関東でどうかなと思ったら、決勝に進出しました。(決勝は最下位)

*今年のIH予選=南関東大会でも同様なランキングでしたが「何か行けるような気がします」と。顧問も話を合わせ「自分もそう思っている」と口では言っておきましたが、信ぴょう性はありませんでした。結果は《千葉県4位で南関東5位》でIH出場を果たしました。

今考えると何だったんだろう。何となく”そのモードに入っていたんだなぁ”なぜか?

自分で運を引き寄せたような気がしました。

 

自分の心の持ち方で成功・失敗は決まります。必ず成功とまでは言い切れませんが、意欲的な発想で挑むことで、何かが得られます。思っていた以上の成果や現状の自分・・・。

前向きな発想、成功をイメージした発想・・・成功者は成功をイメージするのです。だから練習にも身が入るのです。だって楽しいこと嬉しことが待っているのですから!

 

成功は皆のお陰*成功は皆のために!