ブリッジ・オブ・スパイ | 言いたい放題な映画レビュー

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映画をみて言いたい放題言っているブログです。映画レビューというより、感想日記って感じです。だから肩の力を抜いて、楽しんで読んでくれるとうれしいです!

 

『ブリッジ・オブ・スパイ』は、2016年のお正月映画として公開された歴史サスペンス映画です。

監督は、スティーヴン・スピルバーグ監督、主演はトム・ハンクス。

 

この2人は私生活でも仲が良いそうで、2人がタッグを組むのは、1998年公開の『プライベート・ライアン』以来です。

 


物語は、第二次大戦後の冷戦真っ只中の時代で、ドイツが東西に分断されていた頃の話です。

アメリカそれにロシア、両国が互いにスパイを送り込んでいたなかで、当然スパイとばれて、敵国に捕まるスパイも出てきます。

 

彼らは重要機密を知っているので、捕虜になるくらいなら死を選ぶように訓練されています。

 

ですが、なかにはそのまま捕虜となり、情報を引き出そうとする敵から只ひたすら拷問を受けるスパイもいます。

 


そんな捕虜になったスパイ同士を交換するために、奔走するのが、トム・ハンクス演じる主人公の弁護士です。

とにかく全体的にリアリティがすごいです。数十年前の、殺風景な東ドイツのロケーションをよくここまで再現できたなと感心します。

 

ベルリンの壁が作られていくシーンなどもあり、歴史的に学ぶことも多くありました。
 

 

この映画が成功した理由は、脚本にあると思います。

 

脚本はあのコーエン兄弟が担当しています。

 

彼らはアメリカを代表する映画監督ですが、今回は脚本だけ担当し、この映画にうまくサスペンス要素を加えています。

名優トム・ハンクスの名演技も光り、重めの題材ながら、あっという間の140分です。