こんな時代がきたらどうしよう。というのが、この映画を見終わった後の率直な感想です。
気象をコントロールする衛星が暴走し、気候が変動に変動を重ね、ありとあらゆる環境が変わり、命を落とす人が何百万人も出てくる、という映画の内容になっています。
こういう映画を観る度に思うのは、この自然環境というものは、本当に奇跡だな、という事です。
東日本大震災の時のあの大津波でも分かるように、あれだけの大津波が突然、短時間起こるだけで、多くの人命が失われましたし、原発も想定外の事故が起こり、福島県のいくつかの都市が壊滅に近い形にまでなってしまいました。
確かに気候や、地震等が、衛星や、AI等でコントロールする事が出来れば理想かもしれません。
が、また、そういう装置を利用して、悪用する人が出てくれば、結局は、多くの尊い命が失われる事になってしまいます。
だから、そういう装置の管理の仕方を、しっかりと考える事が必要だと思いました。も
し自分の家族が、こういった気候変動で、突然目の前で亡くなる事になったら、きっと、自分自身が突然亡くなってしまうよりも、辛いな。という事を真剣に考えました。
自分自身が亡くなるのは、それで自分の人生が終了するだけですが、残された身内は、その家族の死を受け止めて生きていかなければいけません。
そういった事を考えると、今こうして自然の中で生きていけるというのは、本当に幸せな事で、当たり前ではないんだな。という事を、この映画を見終わった後に、ひしひしと感じる事が出来ました。
当たり前のこの世が、本当に奇跡で、改めてこの素晴らしい地球に感謝させてもらえた映画でした。
超おすすめの映画です。