師匠とルアー
店チョ
です。
師匠が手に何かを持って私に見せたがってます。
（これでした↓）
『ルアー（ﾊﾞｲﾌﾞﾚｰｼｮﾝ）じゃないですか～。キラキラして、なんか高そうなルアーですね。』
『でしょ～。でもなんと！セールで、すっごい安かったんです。１個500円！普通に買ったら2,000円とかしちゃいます。』
『そうなんですかー。良い買い物ができましたねー。』
～30分後～
なんか師匠がまた見せたがってます。
『これ見てくださいよ～。これでタチウオとかがー・・・。』
（２回目）
『あの・・・さっきも見せてもらいましたよ。安かったんですよね。』
『外灯下とか行ったら、大活躍しちゃいそうなんですよね～。』
『分かりましたよ・・・。ちょっと行ってみましょうか？』
～通詞島の外灯下に到着～
早速、自慢のルアーをロッドにセッティングする師匠。
投げる時も気合がこもります！
『うぉりゃー!!行ってこーい!!
』
『うぉ！ルアー飛びますねー！すげぇ。』
とても楽しそうにルアーを投げる師匠の５投目についに！
【バチｯ!!ブチッン!!!】
凄い音と共に、海の彼方にルアーは飛んでいき痛恨のロスト・・・。
師匠の頭上には電線が・・・。
『電線に引っかかって（ルアー）飛んでいってしもうたー!!』
『あーッ!!・・・って事は、500円で５投でロストだから・・・１投100円じゃないですか!!それってスッゴイ高くないですか？』
『・・・。』
（悲しい眼差しでルアーが飛んで行った方向を見つめる師匠）
『き、気を取り直して予備のルアーでやりましょうよ
』
『・・・。』
『もしかして持ってきてないんですか』
『・・・はい。』
（おしまい）
あなご
店チョです。
先日からヤズの話しかしない師匠（地元釣り全般に詳しい）からメールがありました。
【明日、通詞島にヤズ釣り行きます。いつもの場所にいます(^-^)/】
これは、遠まわしのお誘いの合図です。仕事が終わって「
9番ライトさん」と通詞島に向かいました。
到着すると遠目ですが、防波堤の隅で釣りをしている師匠が確認できました!!師匠も私達の存在に気づいたらしく、全力でこちらに走ってきます！！
『うわぁ、な、なんか熱烈な歓迎だなぁ！こっちに走って来てるよ！』
『一人で寂しかったんですかね・・。』
～全力疾走の師匠到着～
『ハァ・・・ハァ・・・店チョ!!!ヤ、、ヤズの釣れました!!そのタモば！そのタモば貸してください!!!!』
『あっ･･･タモだったんですか
』
（ヤズ釣って大興奮の師匠）
ルアーマンの「
N皮君」「
Ｏ壁君」もやって来ました。
『あっ・・・。タチウオがいますね。ちょっと釣ってみます！』
『釣れました・・・。』
あっという間にジャンジャンタチウオを釣り上げるルアーマン達・・・。
『カマスも釣れました・・・。』
『うわぁ、な、なんか気持ち悪いのが釣れた!!師匠これ何ですか？』
『店チョ!!!それっ！ウミヘビ!!キャー!!危ないから気をつけて!!』
残念ながら、リリースしようとすると地元の釣り人さんが来て・・・。
『それ、アナゴだよ。旨いから持って帰りなよ。』
『アッアナゴ!?そ、そんなはずは・・・。』
『師匠も間違えるんですね・・・。』
『・・・。』
結局『ヤズ』『アジ』『ムツ』『タチウオ』『カマス』『アナゴ』の六目釣り!!
秋は釣り物がたくさんで面白いですね。
金焼港～通詞島
店チョです。
先日の休みに師匠（地元釣り全般に詳しい）と早朝夜明けから釣りに行きました!!
今回は、ルアーでスズキ釣りに挑戦です!!
『スズキ釣りは、なかなか釣れるもんじゃありませんし、いざ釣れれば格闘になります!!まずはですね・・・』
師匠の熱のこもったスズキ釣りの極意についてレクチャーを30分位聞いてる間に『金焼港』に到着しました!!いざ格闘開始です!!
～１時間後～
『あっ！し、師匠!!ヒラメが釣れましたよ!!』
『そ、そんなバカな・・・。この場所はヒラメの場所じゃない！しかも、私が釣れないのに・・・。』
どんどん、テンションが下がる師匠・・・。結局、師匠にはアタリがありませんでした。
『やっぱ、結局のところ、私の腕が悪いんですよね・・・。店チョさんスゴイなぁ・・・。』
さらに、テンションが下がる師匠。かなり悔しそうです。
『し、師匠・・・。たまたまですよ・・・。そうだ!!夕方また行きましょう！通詞島！ちょっと休憩して行ってみましょうよ!!』
～一旦別れて夕方再合流。通詞島で釣り開始!!～
『おっ！なんか来とーー！デカかぼ！デカかぼ！（大きい）』
『えっ、もぅですか？相変わらず山本釣り具センターのCMみたいですね。タモ持ってきます！』
『や・・・ヤズ（ブリの子供）の釣れたーーー!!店チョ、写真撮ってもいいですよ!!』
『はっ・・・。はい、写真ですね・・・。ちょっと待ってくださいねぇ。』
（ご満悦の師匠）
結局、たて続けに２本のヤズを上げた師匠・・・。テンションもうなぎ昇り!!帰りの車内でも師匠は【ヤズの話題】で終始ご満悦。
『師匠は、通詞島の申し子ですね！やっぱスゴイなぁ。勝てないなぁ。結局私はアジゴばっかだし・・。』
『そんなーこたーないですよーーハハハ！！もぅ、お土産にヤズ、１本あげちゃいます！』
『あざーす!!』
ご満悦の師匠と別れ帰宅してから、家でくつろいでいると、師匠から電話がありました・・・。
『あっ店チョですか？言い忘れましたが、ヤズの食べ方はですね・・・。ヤズは・・・。ヤズの・・・。』
最後の最後まで、ヤズの話で嬉しそうな師匠でした。めでたし。めでたし。