タペット調整 | ライディングフーチークー

ライディングフーチークー

モトグッチのV7cafe、ヤマハのトリッカー に乗ってます。

V7カフェがようやく2万キロを超えました。

今まで行き当たりばったり出たとこ勝負的なやりっぱなしだった整備を、そろそろキチンとやらなきゃと今頃になって思い立ったシャモンなのです。

簡易的ではありますが、ガレージもどきのサンルームもあるので簡単な整備をするには問題ありません。


さて先日行ったキャンプツーリングの際に、ほんの少しだけタペット音が大きくなった気がしたので、2万キロを超えて最初の整備はタペット調整に決めました。


いや実はタペット音よりもシリンダーヘッドからのオイル漏れが少々ありまして、そっちの方が気になるんですね。


そしてヘッドの増し締めをするにはヘッドカバーを開けなくてはならない。


シリンダーヘッドを開けたら必然的についでにタペット調整もやった方がイイよね!という理屈です。


さて初めての開頭手術、何度もYouTubeやブログで手順を確認してからのスタートです。


先ずはプラスチックのヘッドカバーを外し、プラグを外して空いた穴に靴下を突っ込んで養生します。

6ヶ所のボルトをスライド式Tレンチでくるくる外します。

後はカパッと外すだけなんですが、ガスケットが固着していて初めは外れる気配すら感じられませんでした💦

CRCをガスケットにぶっ掛けて暫く置いた後、ショックレスハンマーでぶっ叩いてどうにか外せました💦

本当にガッツリ付いてました


さてここまでくれば次は

ジェネレーターカバーを外してレンチで回しながら圧縮上死点を探すだけです


が、

その前にヘッドからのオイル漏れを止めなければなりません

この5本がヘッドを締め付けているネジのようです

赤を42ニュートン青を30ニュートンで増し締めしてみました


しかし予想に反して規定値でバッチリ締め付けてありました


という事は今後もオイル漏れは止まらないのか、、、

ボタボタ滴り落ちるような漏れ方ではないから気にするほどでも無いと自分に言い聞かせてヘッドからのオイル漏れの件は終了💦


さてようやくジェネレーターカバーを外してレンチで回しながら圧縮上死点を探す作業です


写真を撮り忘れましたが割り箸をプラグホールに突っ込んで先程のレンチでグリグリ回しながら最も飛び出す位置を探します


この時に割り箸をシリンダー内壁とピストンで挟まないように指でピストンに垂直に当てるように養生しておきます


そしてシクネスゲージで規定値に合わせて終了

1番心配だったのは締め付けトルク

何ニュートンか分からなかったので適当に手ルクで💦

元々締め付けてあったトルクの感覚で締め付けましたが、大きくは狂っていないと願います、、


右のシリンダーは吸排気ともにバッチリ規定値

そして左シリンダーは両方ともに狭まっていました

左シリンダーのみ調整して初のタペット調整は終了です


呆気ないほど簡単でした

慣れれば30分コースかも爆笑



この後試運転しましたが、気持ち静かになったように感じます


これなら5000km毎にやっても全く苦にならないですねニヤリ

ガソリンタンクはおろかシートすら外さずに終了しました

OHV万歳です


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