大学受験でのハプニング
私が大学受験をしたのは、15年の前のことです。第一志望は国立大学だったのですが、予備校の先生から「偏差値を考えると・・・かなり厳しいかな」と言われたのです。
そこで私は、母親がずっと憧れていた某有名女子大学の名前が浮かびました。
そこで、きっと反対されないだろうという確信のもと、受験したい旨を伝えました。
もちろん返事はOKでした。
ただ問題はその大学を私学で入学金・授業料が高かったことと、一般入試では偏差値がちょっと足りないということでした。
高校の進路担当の先生に相談すると、そこには指定校推薦が来ているとのこと。
もちろん私は、「是非推薦して下さい!!!」と興奮気味に言ったのですが、「評定平均が4.0必要。君はあと0.1足りない」と言われたのです。
その指定校推薦は、普通科の優秀な子が内定していたのです。
悔しくて悔しくてたまりませんでした。
”公募推薦で絶対合格してやる”そう心に決めました。
試験当日、定員4名に対して受験者が33名。
絶望的でしたが、なぜだか負ける気がしませんでした。
控室では在校生が励ましてくれたりストーブをつけてくれたり・・・と優しく接してくれ緊張がだいぶほぐれました。
面接は、不思議と緊張もせず完璧に答えられました。
手ごたえのあったので”これはいけるかな”と思ったのです。
しかし、声楽の実技テストでまさかのハプニングが発生。
伴奏をしてくれる先生があろうことか、演奏箇所を間違えたのです。
私は控室で大泣きしてしまいました。
自分が悪くないとは分かっていても、受験にかける気持ちが大きかったのでショックでショックで・・・。素人しか勝たん
合格発表まで憂鬱に過ごしましたが、結果はまさかの合格!!!
”念ずれば花開く”そう思った大学受験でした。
適当な学科選び
自分は大学受験の際、化学が好きだったため国立大学と2つの私立大学の化学系の学部・学科を受けることにしていました。これは、高校2年生のときから決めていたことでそのまま出願の時期までそのつもりでした。
いざ出願となると、学部の中の類などで学科の集まりを選択する大学や、学科を選択する大学もありました。
化学系ということで、類を選択する大学はすんなり決まりましたが学科は想像以上にたくさんありました。
化学科、工業化学科、応用化学科、高分子工学科、化学工学科等さまざまでした。
自分はあまり、それぞれの違いを理解しないままなんどなく工学部の化学がいいという理由と名前から適当に学科を選びました。
また、一つの私立では応用化学科より応用物理学科の倍率も偏差値も低いことから応用物理学科を受験しました。
結局国立大学はその類を、私立は応用化学科と応用物理学科を受験しました。
今は無事国立に合格し、どの学科がいいか考えて選択することができて結果的にはいきたいところにいくことができました。
しかし、今思えばもし国立に合格していなかったら、私立大学の応用物理学科に進学していたためぞっとします。
また、応用化学も自分がやりたいとはおもえない学科なので、危なかったです。
受験生の頃は、とにかく受かりたいという心理で少し適当に学科を選んでしまいましたが、絶対にするべきことではないと思います。
学科を決める際は、その学科で具体的になにができるかを調べて学科選びをし、決まらない場合は大まこな枠組みで受験できる大学をうけるといいと思います。