グリンデルワルドから30分、
クライネシャイデック駅に到着。
私と違って、とても元気なお2人さんです。
なぜ、あの峠の運転で平気なんだ?・・・
私は相変わらず気分悪い・・・
きっと、これは高山病にもかかってる
車酔い&高山病のWパンチだ
どうしよう、みんなにも迷惑かけてしまう・・・と、
思いめぐらせていた時、
そうだ!
『塗り』が足らないに違いない!と思って、
リュックから取り出したのがこれ
そして塗り、塗り、塗り・・・と、塗りまくった後、
ここからが凄かったのです!
スゥ~~~ッと気分が良くなってきた!!!
あっという間に、こんな元気になっちゃいました。
そんなバカなと思うでしょうが、本当なんです。
自分でもビックリの回復ぶり!
「リフレのあるとき~」 ←関西の人しかわかりません。
「ないとき~」 ←関西の人しかわかりませんって。
さっきまでの私はこんな状態・・・
楽しそうにご馳走食べてる2人&ダウンした私
笑いながら写真を撮る夫
何はともあれ、私は完全回復したのでした。
さあ、憧れの赤い電車に乗って、
みんなでユングフラウに行きましょ~
基本的にスイスの交通費、なんでも高くて驚きます
グリンデルワルドからユングフラウヨッホまで
電車で往復23000円!
クライネシャイデックからユングフラウヨッホまでは
1時間ほどですが、そのほとんどが山の中(トンネル)です。
つまらなそう?・・・いえいえ、とんでもない。
途中の駅では休憩タイムをとってあって、電車は
乗客が景色を眺めるのを待っていてくれます。
信じられますか?
ここ、山の中をくり抜いて作られた駅です。
空気が冷たくて寒い降りて歩いていくと・・・
な、な、なんと、あのアイガー北壁に窓
外を見ると・・・ヒョエ~、垂直の岩壁です
そして、頂上のユングフラウヨッホ駅に到着。
ここまで来ると頭がクラクラ、身体もフラフラ、
深呼吸しながらゆっくり歩きます。
驚くのは、この駅が信じられないほど広いと言うこと、
山(=駅)の中にいろいろな施設が作られています。
エレベーターを登ったところには、
世界で一番高い場所にある郵便ポスト、
それが、なんと日本の懐かしいポスト
ドキドキしながら通路を進んで、
外に出ると、そこがスフィンクス展望台(3573m)
白銀の世界が待っていました
ウワオォーー
世界遺産アレッチ氷河、全長24km、ヨーロッパ最大です。
正面に見えるのはメンヒ(4099m)
山の天候、すぐに変わります・・・
ガスの中から、ど迫力のアイガー(3970m)が見えて、
怖ろしい映画「アイガー北壁」を思い出しました
ここはアイスパレスの入り口です。
すごーーーい!!!
何万年も前の長~い氷河の通路が続いています。
ところどころに氷河のオブジェ、見応えあります。
なぜかウイスキーの樽・・・飲んじゃダメよ
あらま、可愛い
グリンデルワルドの村からユングフラウまで全部入ってます
オンジか?
いやはや、何とも言えないおじいちゃん
山の神様、怒ると怖いんです
ユングフラウ鉄道建設当時の写真も飾ってありましたが、
この人達がこんな道具でこのトンネル掘った? マジか
おもしろかったぁ~
これだけの施設を見学できるのだから
往復23000円は決して高くないと思いました。
もっと隅々までゆっくり見て回りたいけど、
ひょっとしてもう電車の出発時間!?
みんなぁ、走って~~~
(ダレのせいやねん )
つづく