【私】
私はワタシでありたい
しかし
ワタシは私ではない
私がワタシになったとき
私はどこへ行くのか
【蓄積】
感情を押し殺して
周りに合わせて生きる
殺した感情は消えてなくなるのか?
そうじゃない
ただただ蓄積されていく
蓄積されていることにも
気がつかないまま
【君の手】
手を差し伸べてくれる人がいる
その手を取るべきか
取らざるべきか
その手を
途中で引っ込められてしまったら……
苦しみの中にいる時
最悪の状況ばかり想像してしまう
本当は
そんなに世界はひどくないと
気づいてもいるのだけど
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どうも。
9月に行われた、かしわ演劇祭で演劇ユニットK.E.Yの脚本を担当しました、水月あかりです。
『ここにいる』という新作短編脚本を書きました。
(ネットに掲載するのは最低でも半年後になります。やはり、入場料をいただくイベントだったので、すぐ無料掲載という訳には……。ただ、読みたい方は個別にご連絡くださればデータをお渡しします。)
簡単なあらすじを言いますと、
「人口減少により廃村が決まった小さな村。
幼馴染の中学3年生3人組は村にタイムカプセルを残していった。
30歳になったら開けに来ようと約束して。
そして、約束の15年後……」
私がこの作品で一番言いたかったのは、「『あなたの居たい場所』はどこですか?」ということ。
物語の中で千歳という女の子が「だって、この村大好きだもん。離れたくなかったんだもん……」と言います。
ネタバレすると、千歳は村を離れる前に事故で死んでしまいます。
死んだあと、ずっと村にいたのです。
千歳の幼なじみの亮介と美織は、約束通り15年後に故郷の村を訪れます。
生まれ育った故郷に居続けた千歳。
故郷も好きだけど、村を離れ、大人になり、別の居場所が出来た2人。
私自身は、故郷と呼べる場所が特にありません。
生まれた場所は2歳で引っ越してしまったため何も覚えていません。
その後8歳まで過ごした場所はふいに戻りたいと思う時もありますが、今の生活を捨ててまで移り住みたいというものではありません。記憶ももうおぼろげ。
その次、10歳まで過ごした場所はほとんど記憶ないです。別に思い出したくもない。(何があった。)
その後は、一番長くて18歳(学生寮に入るまで)まで住んでいました。私の出身地はとりあえずそこということにしています。(あとの場所は質問されても答えられんし)
でも、そこが故郷かといわれると、やはりもう10歳になってから来たせいで「余所者」という思いが消えることはありませんでした。
でも、故郷と呼べる場所はなくても、今、現在、居たい場所はあります。
一緒に居たい人たちがいます。
それで十分なのではないでしょうか。
長い自分語り失礼しました。
みなさんは、「故郷」と呼べる場所はありますか?
みなさんが、今一番「居たい場所」はどこですか?
「故郷」もぜひ大事にしてください。
今、この日本、いや世界中に「故郷」に帰りたくても帰れない人は大勢います。
「故郷」に居ることが出来るというのはそれだけで幸せなことではないでしょうか?
そして、それ以上に、あなたが今一番「居たい」と思える場所を一緒に「居たい」と思える人を大切にしてください。
それはきっと、未来に繋がります。
……なーんて、ね。こんなに語るつもりじゃなかったんだけどな。
また創作意欲落ちてますが、復活したらまた頑張ります。小説書きたいんだ。
僕はただ普通になりたかった
多彩な能力なんていらない
普通が欲しかった
全部諦めた
過去も
現在も
未来も
死ねないから
生きている
僕はいらない存在
生まれて来なければよかった
ごめんなさい
人に迷惑をかけたくない
迷惑なんかかけちゃいけない
感情なんか殺してしまえばいい
大丈夫
ずっとそうやって生きてきた
頼り方も
甘え方も
求め方も
知らない
ごめんなさい
ちゃんと頼れなくてごめんなさい