凹んでる画家さんに捧ぐメッセージ。 |   画家の雑記帳(編成版)

作家仲間のSNSをみたり、またいろんな会場で見聞したり・・
という中で、よくあること。。
自分の作品を貶されて凹むというパターン。。
よく気にされてる方が見てて多い。。
自分なんかの経験でいうと、絵の描きはじめた初期のころ
(もうかれこれ10年くらい前だったろうか・・)
個展というほどでないけど、近所のいきつけの喫茶店のご好意で
作品をいろいろ展示してもらったことがある。。
そんとき常連であった、あるクラッシック楽団のチェロリストで
すんごいインテリだし、美術にも造詣の深いおっさんに
はじめて、こてんぱんに言われたかな(笑)。で、凹んでると、
こんどは、超美術コレクター(ザザビーズとかでも絵画購入
しまくってる、大きな出版社(まぁヌード写真集中心だけど/笑)の
社長さんにベタ褒めされ、処女作を買うとまで言われ、さらには
ご自宅にも招待され、名だたる有名作家の大量のコレクションを
みせてもらえたりもした。。
まぁ、極端な一日であったが、結局、観る人の主観で
いくらでも変わるんだなぁ~と客観的に思った。。
作品自体は変わらないに。。いいとか悪いとか、そんなことより
あまり周りの意見で一喜一憂しないでおこう、ってワシはそんときに
強く思った。調子こいて、もう少し長く語ると
(まぁ、興味ある人だけ読んで♪)、
たとえば、著名なそれを仕事としてる美術批評家とかならまだいいけど、
ブログとかSNSでも町の美術批評家気取りのおっさんとかはいるもので、
なんの権威もなければ、ろくに絵も描けないくせに、
あちこち寄せ集めの美術知識であ~だこ~だ言ってくるやつ
はいるものです(笑)。そういうの手合いは、そういうことが好きなだけで、
実際、美術を愛してるのかどうかははなはだ不明だ。。
画廊という場所にもそういう人が来ることもあるが、
その手の方で絵を買ったことは見たことがない(笑)。
とにかく知識ひけらかしつつ文句いって、我貴し、みたいな
世界に酔いしれるのがなによりの楽しみな悪趣味人間であるのだ。。
そういう手合いにいちいち扮動されてちゃ、いけません。
己の信じる道を、たんたんとたゆまなく歩み続けるのです。
売れないときはゴッホを師とし(笑)、もし調子良く売れて人気が
出だしてたら今度はピカソを師とし、どんどん新たな挑戦を
していくべきです(笑)。それに便宜上でいうけど、ずっとやって
れば、(お金じゃないけど)うん十万も出してでも、自分の作品を
買ってくれるような人がそれなりに現れてくるもんだと思います。
そんなけ、自分の絵に惚れ込んでくれる人というか。。
そういう人のために頑張ればいいし、所詮、万人にうけるようなこと
はそうそうないし(まぁあってもいいけど/笑)、
自分の絵を好んでくれない人から、余計なお世話でガタガタいちゃもん
つけられたって、気にするに値しないと思うんだなぁ。。
もちろん、師と仰ぐような人とか、そういう方からダメ出しくらったら
謙虚に受け止めさらに精進してゆけばいいだけ。。
町のシロウト美術評論家もどきに貶されいちいちに凹んでるようでは
画家なんていう厳しい世界で生きてはいけませんと断言しておきたい(笑)