自分の仕事流儀 |   画家の雑記帳(編成版)

「お店」というのは、店によってさまざま。。
千客万来というお店もあれば、わざわざ一見客お断りと
張り紙した店もある。会員制クラブもあれば、客引きまでして
とにかく誰でも店にいれたいというお店もある。。
上記は飲食業であるわけであるが、私も業種は違うが
アンティーク時計ショップ・アートショップ・画廊と
「お店」を経営している。僕の場合、基本、千客万来の姿勢では
あるけれど。とはいえ、自分の仕事の流儀というか経営姿勢
というか、そういうものはそれなりにポリシーをもってやってきた。。
「仕事」って、それによって報酬を得て、生活をするものだけど、
たんに「お金のためだけ」で仕事をしているわけではなく、
たとえばお客さんでも、もし稀に、すごく高飛車な人とかならば
「別に当店をご利用いただくなくてもけっこうです」
「別に無理して買っていただかなくてもいいです」等と
はっきり申し上げ、へ~こらしてまで商品を売る事はしない。
それは自分に利益や富を与えてくれる取引業者だって、
もし傲慢だったり、いろいろと問題をおこすようなところであれば、
もうタッグを組むことはしないだろう。。
それらによって利益が減ろうが少し困ることがあろうが、
やはり仕事は、それによってより豊かな生活にしていくための
ものであって、お金のためだけであまり気持ちよく仕事ができな
ければ本末転倒と思うからだ。。
そういう基準と心情で、かれこれ20年、お店を営んできたけれど
自分はそれでよかったと思ってる。なのでこれかもそう。
いまだに改めてそういうことを実感することがあるので、
気持ちの再確認として文章にしてみた。。。