海乳EXの1日当たりの摂取目安量は2粒です。
でも、正直いって、日によっては2粒じゃ物足りないこともあります。
私は、ふだんより体力を使う日は4粒飲んだりしています。
ここで気になるのは亜鉛の過剰摂取による健康被害。
4粒飲んでも大丈夫なんでしょうか?
亜鉛はどのくらい摂取するべき?
まず、海乳EXの亜鉛含有量からみてみましょう。
2粒当たり12㎎となっています。
では、亜鉛は1日当たりどのくらい摂るべきでしょうか?
これには厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」が参考になります。
「日本人の食事摂取基準」は、健康増進法に基づいて、厚生労働大臣が、国民の健康のために望ましい栄養素の量の基準を示したもので、5年に1度策定されます。
高齢化がすすんでいる日本では、ただ単に長生きするのではなく、健康寿命を長くすることが重要課題。
たしかに、介護が必要なお年寄りばかりが増えて、貴重な労働力が介護ばかりにとられては困りますものね。
要介護にならないためには、高血圧、脂質異常、高血糖、腎機能低下など生活習慣病を予防するのがいちばんなんですね。
厚生労働省の亜鉛の食事摂取基準
さて、亜鉛の食事摂取基準です。
1日当たりの摂取推奨量は
- 18歳~69歳の男性で10㎎
- 18歳~69歳の女性で8㎎
となっています。
となると、1日12㎎はすでに摂りすぎなのでは?
と思えますね。
ここで注目していただきたいのは「耐容上限量」。
- 30歳~69歳の男性で45㎎
- 18歳~69歳の女性で35㎎
と、推奨量の4倍以上になっていますね。
じつは、亜鉛は吸収率の低いミネラルで、吸収率は10%とも30%ともいわれています。
体質や食べ合わせや普段の食習慣などから吸収率が変わってしまうのですね。
標準値よりも自分の体の声を優先!
そして、これは、栄養素のことに限らず、育児をとおして痛感したことなのですが、平均とか標準とかって、ほんとあてにならないですよね。
子供って一人一人、性格も体質も体格も違うから、よその子にいいことでも、自分の子供にいいとは限らない。
得意な科目も違うし、好きなスポーツも違うし、好きな食べ物も、食べる量もなにもかもが違います。
そして、わたしは現在50歳。
子供ですら人それぞれ個性があるところに、その後の生活で、さらに個性が助長されていても、なにも不思議ではありません。
亜鉛という栄養素一つとっても人によって必要な量にばらつきがあっても、全然不思議じゃないですよね。
大事なのは、自分の体感です。
私自身は、基本は、標準の1日2粒ですが、忙しい日や疲れが溜まる日は3粒か4粒。
時には1粒しか飲まない日もあります。
食生活だってそうですよね。
お肉をがっつり食べたい日もあれば、お茶漬けでサッと済ませたい日もある。
育児するときに、育児本を読むより、子供をよく見ることが大切なように、健康のためには自分の体の声をきいてあげるのがいちばん。
とはいっても、これまでの生活習慣の偏りなどで、発している声自体がエラーになっている可能性も。
不足している栄養を補うことで、体も心も本来の姿を取り戻せるかもしれません。