遂に配信開始しましたミリオンライブシアターデイズ、略してミリシタ！
本家本元、765PRO ALLSTARSの13名に加え、ミリオンライブから新たに加わった765THEATER ALLSTARSの39人が登場します…で、あってるはず。多分。maybe。
<根強い声の問題>
記事の内容には1nmも関係ないのですが、最近ようやくランクSに上がりました。SSSは修羅の国の住民票なのでさておき、今600万人ファンが居るので、次のSSランクまであと900万人……多い…多くない…？ライブ1回辺り5000人が精々なので、単純計算1800回ライブをやらなきゃいけない計算に。まぁ別にSSランクに上がったからといって何が貰えるわけでもないので完全に自己満足なんですけど。
この記事の作成時点(2017/7/4)のイベント、ライブグルーブにもキッチリ参加しています。毎度ギリギリストーリーを終わらせるくらいには走ってます。いや、このペースなら走っているというより歩いていると言った方が適切ですね。今回はDJ智絵里の必携アイテムがイベントの報酬として出されていたのでそこまでは速攻ダッシュしましたが。お部屋弄るの超楽しい……
声が付かないせいでイベントに参加出来ない。ユニットがそのままの形で登場出来ない。これはデレステの抱える由々しき問題です。受け皿を広くしてしまったが故の弊害でもあります。
ということで、下手するとデレステさん、アイドルの声を全て実装するのに5年以上かかるかもしれないんですよ。それまでこのアプリが続いているかすらわからないという。その間恐らく声の付かないアイドルはイベントにはずっと出られない。担当Pにとっては辛い事でしょう…
<人数が少ないという利点>
クソコラにしか見えないアイドルや、
……スプラトゥーンじゃねぇか！！あ、閃乱カグラでもあるかな？
<微かにインフレしつつある音ゲー部分>
なおこのあと無事死亡しました。プレイ中のSS取るのがどのゲームも辛いのでデモプレイ機能付けてくれませんかね。あんまり需要がない？その通りです。
ショートノーツとロングノーツにはそれぞれ大小2種のバリュエーションが存在しています。結構サイズ感違いますよ。デレのノーツが丁度大きい方のノーツと同じくらいのサイズですね。
<ガリガリ削られるバッテリーと要求されまくるスマホスペック>
アプリを開く時からもう3Dモデルのアイドル達がお出迎え。面子も毎日変わりますし、なかなか豪勢ですねぇ。ただ、管理人が正面エントランスから入って来るのはどうなんでしょ。普通裏口から入るもんだと思ってました。まだ開演前ならいいのかな？
<総括:他のアプリ達との激戦を制することが出来るか>
ミリシタは、アイドルマスターシリーズのうちの一つ、ミリオンライブから音ゲーへと派生した作品になります。
本家本元、765PRO ALLSTARSの13名に加え、ミリオンライブから新たに加わった765THEATER ALLSTARSの39人が登場します…で、あってるはず。多分。maybe。
私は専らデレステからアイマスシリーズに本格的に触れたクチですから、正直アイマスの発展の歴史にそこまで自信がないです……一応調べる物は調べたはずですが、もし間違っていたらコメント欄にてご指摘お願いします。
という事で、デレステより血筋的には本家にずっと近いミリシタさん。ゲーム内映像の感じもかなり宗家よりですね。リリースが発表された時から注目していました。事前登録もしましたよ。無論、自分のアドレスでな！！
さて、バンドリに続きソーシャル×音ゲー界へと参戦したミリシタ。期待値はかなり高いですね。歴史あるシリーズの流れを汲むという事で土台の安定性は十分。登場キャラへの愛着というこの界隈で最も大切なモノの一つを多くのユーザーから十二分に得ているのは間違いない。後はどれだけ音ゲー部分を組み上げてくるかに焦点が当たりますね。いやー、賑わって嬉しい限りですよ。この界隈のいち住人として。
今回、無事にDLとリセマラが終わり、つつがなくプレイを始める事が出来たのでレビュー書いて行こうと思います。リセマラが早々に終わったのは本当ひたすらにありがてぇ。SSR確定チケは偉大ですな。
ただ、レビューを読んで頂く前に注意喚起を一つ。先述の通り、私はデレステからのユーザーである為、レビューはどうしてもデレステとの比較という形が多くなります。両作品を貶す意図は一切ありませんが、デレステ、ミリマス、いずれかに強い思い入れがある方は不快に感じてしまう可能性があります。ご注意下さい。
<根強い声の問題>
さて、デレステとの違いとしてまず真っ先に目に付くのが登場人物の少なさ。ミリシタ52名に対し、デレステは圧巻の183名……改めて数を目の当たりにすると本当に多いですね。なんだ183って……
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記事を書く為にミリオンライブについて色々調べたりしてると集合絵があって羨ましいです。デレステではちょっと厳しいですね。
アイドルゲームにおいて人数が多い事は基本的に良い事です。そのまま受け皿の広さに直結するからです。推しを決めてナンボのアイドルPとしてはそれだけ自分の感性にビビッとくるキャラを見つけやすいと言う事は最も大事なことの一つでしょう。
しかし一方で人数が多い、と言うことがそのままeverythingでグッドな事かと言うわけでもなく、デメリットになることもあります。
その一つがデレステ界隈で度々議論の的となる「声による格差」問題。
デレPならご存知の通り、デレステは1年通してイベントをやっていない期間よりイベントをやっている期間の方が長いというゲームです。本当、気付いたら次のイベント始まってるんですよね。
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で、中身は基本ライブを繰り返して行くものなんですが、その際ちょっとしたストーリーが発生するんですよ。大体新ユニットを組む→各キャラのエピソードが入る→エンディングみたいな流れ。
ここで問題になるのが、声が付いていないアイドルはストーリー付きのイベントに出られないということ。悲しい。メインストーリーにも絡み辛い始末。
イベントに出られない事により知名度が上がりづらく、上がり辛い知名度の為に声がつき辛い負の連鎖もあるのでは？
なお、デレステのルーツはモバマスですが、そのモバマスにはデレステで全く取り沙汰されないアイドルユニットが大量に登場しています。フリルドスクエアとか名前がオシャレで好きなんですがね。メンバー間のバランスも極まってるし。
何故か実力派ベテラン感が凄い。みな20歳以下なのになんでだろう。やっぱりキャラの安定感かな……
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また、ユニット自体は登場しているものの、本来の面子では登場していなかったりする場合も。最近イベントに出たL.M.B.Gとかそのパターンですね。デレステだと5人組ですが、本家モバマスでは18人。しかもなお増加中でごぜーますよ。MVで18人がヌルヌル動く日が来たらそりゃもう圧巻だろうなぁ。
14歳以下で構成された 多人数ユニット。12歳以下に至っては参加していないメンバーの方が少ないという。圧倒的ロリ力。なお、20歳児が紛れ込んでいるという噂があるが真相は定かではない。
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声が付かないせいでイベントに参加出来ない。ユニットがそのままの形で登場出来ない。これはデレステの抱える由々しき問題です。受け皿を広くしてしまったが故の弊害でもあります。
2017年7月現在、183人居るアイドルの中で声が付いているのは67人、わずか37%。デレステさんもうすぐ2周年なんで、1ヶ月あたり2.8人声が付いてるガバガバ計算。んで、このペースのまま残りの116人に声が付くには41ヶ月=3年と5ヶ月かかる計算に…まぁ、実際は何か余程特別なイベントがない限り月に3人も声が付く事はまずないので…最後に声が付いたの3月末の美玲ちゃんだし…
<人数が少ないという利点>
この様に「声の格差」そして「声による格差」はデレステの大きな問題、しかも早々解決しそうにはない問題なわけです。声つけるにしたって誰をつけるか決めるのも大変でしょうし、その声優さんの仕事の都合もあるしねぇ。
一方ミリシタ、こちらは全てのアイドルに声が実装済み。このアドバンテージはデカい。少なくとも声による格差がないことは保証されている。ミリマスにもモバマスと同様、沢山のユニットが登場していますが、こちらもしっかりとフォローしてくれるでしょう。
なお、私の認識としてミリマスは何かイかれたイベントが多いってのがありまして、こちらも密かに期待しているところです。皆に声付いているから何も躊躇うところはないでしょう？早く本性現してホラホラ。
クソコラにしか見えないアイドルや、
今期のアニメの敵役みたいなアイドル、
そしてやっぱりクソコラにしか見えないアイドルまで、デレステとは違った方向で選り取り見取り。この辺の話はこちらのサイトに詳しく載っているので是非読んで頂きたい。ミリシタもこの方向で攻めて、どうぞ。正直デレステのイベントは良くも悪くも無難ですからね。バンドリも右に同じ。もっとぶっ飛んだイかれイベントを求めてるんですよ私は。ちなみにミリマスの最新ガシャがこれ↓
……スプラトゥーンじゃねぇか！！あ、閃乱カグラでもあるかな？
<微かにインフレしつつある音ゲー部分>
と、ここまでミリマスのクレイジーなポテンシャルについて触れてきました。わりと満足した感あるんですが、やっぱ音ゲーのレビューですからそこに触れないわけにはいかないでしょう。ということでメインとなる音ゲーのシステムにもぼちぼち触れていきましょう。
が、まぁ正直あんまり特筆すべき事は無いかなとも。殆ど一緒なんですよねデレステやバンドリと。ショートノーツ、ロングノーツにスライドノーツとフリックノーツの組み合わせって点で。実にスタンダード。という事で、ここでは主にデレステとの差異についてお話ししていきましょう。
①難易度によるレーン数の変化
まずはコレでしょう。遂に来たか6レーン。
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難易度により、2→4→6とレーンの数が変化していきます。ありそうでなかったパターンです。デレは5レーン、ドリは6レーンですが、どちらも難易度いかんに関わらずレーン数が固定されています。
難易度により、2→4→6とレーンの数が変化していきます。ありそうでなかったパターンです。デレは5レーン、ドリは6レーンですが、どちらも難易度いかんに関わらずレーン数が固定されています。
私はある程度音ゲーに慣れているので、他のデレステユーザー同様もっぱらMMix(ミリオンミックス=現状の最高難易度)でやっていますが、これ下からジックリ難易度を上げてくる初心者さん的にはどうなんでしょうね。増えていくってのはかなり慣れづらいのでは？私なんてそれなりに慣れているはずなのによく端がスカりますからね。
②3方向に動き出したフリックノーツ
次に目に付いた点はここですね。デレステは左右の2方向、バンドリは上のみ……と見せかけてどの方向でもフリックさえすればokという1方向仕様でしたが、ミリシタはフリックが上右左の3方向です。あんまり慣れてないので初見高確率でミスるのは大抵ここです。
私は方向の違いをとっさに譜面から読み取るのがとにかく苦手なのでTYPE3のノーツデザインを使っています。それでも間違えるんですけどね。
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③曲のパートによる譜面速度の変化
これもフリックと同じくらい目に付きますね。デレもドリも自分の設定した速度で一定のスクロールというのがデフォでしたが、ミリシタは設定した速度に加え、曲の盛り上がりに合わせて譜面が早くなったり遅くなったりします。今の所、このシステムのせいで詰んだ曲はありませんが、初見糞ビビるのは間違いないです。特に減速→加速は何度見てもビックリします。口からスヒュッって出る。
個人的にはあんまり嬉しくない仕様なんですが、まぁ後述するようにMVにかなり力入れてるトコがあるので、その一環なのかとは思います。オンオフ機能があると嬉しいですねぇ。
④ノーツサイズによる得点の変化
さっきノーツはショート、ロング、フリック、スライドの4つだと言ったな。
ノルマ達成
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この2種の違いは獲得スコア。大きい方が高スコアです。とはいえ、降って来ることには変わりがないのでそこまで困らない……かと思いきや、小さい方が意外とスカる。特に端っこ。私の感覚がズレているのか、それとも実際に判定の違いがあるのかはわかりませんが…
今のところ思いつく違いはこの4点くらいでしょうか。全体を見渡して感じるのは、徐々にインフレしていってるんじゃないのこれっていう。後発の音ゲーが出た時の最高難易度には8レーン+サイドにスクラッチボタンが付いてたりするかもしれない……コケそうだな……
<ガリガリ削られるバッテリーと要求されまくるスマホスペック>
ミリシタは特にMVに力を入れています。モデルの質感もかなり本家よりですし、基本思想としてスマホに本家アイマスを、というものがあるのではないでしょうか。アイドル達はライブ以外にも、コミニケーションを取る時も3Dモデル。つまりミリシタは大体全部3Dモデルなんですよ。
まぁそれ自体はいいんです。総じて見た目は豪華だし。問題はそれに伴う爆熱スマホ祭りの開催。デレステ、バンドリと比べても著しくバッテリーの減りが早いです。私はiPhone6でプレイしていますが、30分もプレイすれば40％近くはもっていかれます。
オマケにスペックまで足りていないのか、超軽量3Dモードにしてもノーツがカクつく。もう6ちゃんは時代遅れなんですかねぇ…
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これは一つミリシタの懸念事項でもあります。音ゲーに遅延は許されないのです。今の所カクつくというよりはフレームレートが下がる感じなので遅延のせいでノーツを叩き損ねる事はあまりないように感じますが、これが酷くなって一瞬止まるようになったらもうダメですね。スマホを変えるかミリシタをやめるかの二択を迫られる事になるでしょう。音ゲーをやっている方ならわかると思いますが、自分のミスでフルコンを逃すのと、予期出来ないハード側のフリーズでフルコンを逃すのとでは天地の差ですよね。私はそんなストレスには耐えられない……
<総括:他のアプリ達との激戦を制することが出来るか>
この要求スペックの高さはやはりミリシタの懸念事項の一つです。
これはデレステで感じている事なのですが、やはり後に出た曲とPVほどカクつきが増えますね。ミリシタも負けず劣らず良い出来のモデルとモーションで、両者更に進化していくのは確実なんですが、3Dモデルとモーションの出来が良い故に遊べるスマホ=母数ユーザーが限られていく。これは中々によろしくないのでは？
一応2Dでもプチデレラor固定絵という選択肢もあるデレステに比べ、ミリシタは固定絵一択。ここはPVが更に進化してきた時、一つネックになるのかなと。ルームと同時に使用できるプチデレラを使っているデレステとはまた違った方向での進化を要求されるでしょう。あるいは進化が要求されるのは我々のスマホの方なのかもしれませんが……
とはいえ、ミリシタ、言うまでもなく完成度は高いです。アイマス本家の殴り込み、しかも先行者デレステが確固たる地位を築いている中で満を持して仕掛けてきただけの事はあります。曲よし、モデルよし、モーションよし、細々としたコミュよし。おおよそ要求スペックの高さ以外に大した穴も見当たらない素晴らしい出来です。このレベルのゲームが基本無料で出来るって時代も随分進んだものだとしみじみ感じ入ってしまいます。
ホライゾンゼロドーンの記事を書いた時にも触れましたが、据え置きゲー業界だけではなく、ソシャゲ業界も初っ端からクオリティ上げていかないともはや通用しない時代なのかもしれませんね。
スタートダッシュは十分、となれば次はデレステと差別化を図るために、既に述べたようなイかれきった攻めたイベントも是非実装して欲しいところ。マグロ漁船に乗せられるアイドルは貴重すぎるんだよなぁ……
これからもミリシタの展開に注視しつつ楽しんでいきたいと思います。ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。次回もお楽しみに〜〜