皆さんこんにちは。お久しぶりのBF1四方山話のお時間です。一時期余りにもやりたいゲームが多すぎてBF1まで手が回らなかったのですが、この度友人の復帰に合わせて再開いたしました。楽しい。

んで、合わせて計6回書かせていただいていましたBF1四方山話の方も再開しようと思いまして。ちなみに過去記事はBF1のタグの方から辿れます。地味〜に閲覧者が絶えないんですよね四方山話シリーズ。本当にありがたいことです。

今回のテーマはデータの活用。各種wikiから個人の方が書かれた攻略記事まで、今のご時世とにかくネット上にゲームに関するデータが溢れに溢れかえっています。私のブログもそんなデータの奔流の一部なわけですが。

ただ、長らくプレイしている方ならともかく、まだまだ始めたばかりだという方はどこで何を使えばいいのか、イマイチわかりづらい所もある。なので今回はBF1を始めたばかりの方に向けて、どの様に各種データを活用していけば良いのかを語っていく記事になります。紹介するのはBF1wiki、symthicにBattlefield tracker、そしてコンパニオンアプリとなります。では、早速始めていきましょう。

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<①:BF1wiki〜とりあえず何かに困ったらここを見れば万事okの万能サイト>
トップバッターとしてご紹介するのはBattlefield1攻略BF1Wikiです。今やどのゲームにも必ずと言っていいほど攻略wikiがありますが、BF1もその例に漏れずwikiがあります。

wikiの中身は非常に充実しており、初心者への手引きから各兵科の武器やガジェットのデータ、更には雑談掲示板まで実装されております。これだけしっかりと作られたコンテンツが無料で利用出来るなんて素晴らしい時代ですわ。有志の皆様に感謝です。

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今までやっていなかったゲームモードについて詳しく知りたい。この武器の性能はどんな感じなんだろう?ビークルはどれを選ぶのがいいんだろう?最近のアプデはどうなっているんだ?などなど、ゲームプレイ中に生じる疑問は大体ここを見れば解決します。つよい。

更にwiki特有の機能として、各兵科や武器、そしてビークルごとにコメントを付けられるスペースが置いてあるという事が挙げられます。ここには実際に使ってみた人達の声が集まるため、単なるデータとはまた別の付加価値があります。こんなシチュエーションで強い。こういう使い方をすれば良い。この兵科にはこういう立ち回りが求められるなどなど、ゲーム全体からよりピンポイントに焦点を当てた情報が集まる貴重な場です。
是非とも性能を確認するだけに留まらず、コメントページまで閲覧する事を勧めます。割と頻繁に荒れているのはご愛嬌。書き込む際は改行すると怒られるから気をつけてね!



<②:Symthic:より詳細なデータが欲しい時はここ!>
さて、次にご紹介するのがSymthic。上で紹介したwikiに比べるとやや知名度が低いかもしれませんね。全部英語だし。

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ここはいわゆるより詳細な武器のデータが見られる場所です。武器の性能って中々難しいもので、単純にダメージが高ければそれでいいというワケでもないのです。

ダメージと一言に言っても、そもそも距離によってダメージが違いますし。加えてレート(どれだけ素早く弾を連射できるか)や精度(狙った場所にどのくらい正確に飛ぶか)、そして更にはリコイル(撃った時の反動の大きさ)やエイム(どれだけ素早く狙って撃てるか)など、諸々の要素と使用者の腕、全てが合わさって一つの武器の性能が決まります。兵士にとって武器は命。弘法大師も実際メッチャ筆を選んだらしいので我々も是非こだわるべきです。そんな時こそSymthicの利便性が光ります。

Symthicの特徴はなんといってもデータの見やすさ。そして正確性です。
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画像は例のごとくwikiから引用。各種兵科の武器データが知りたければ、Symthic→BF1→Weapon infoと辿っていただいて、あとは左側のタブで兵科と武器を選択してくれればok。
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Symthicのサイト説明曰く、ゲームデータから直に情報をぶっこぬいてるので100%正確って事らしいですな。例えば私が現在練習中のRSCだと上の画像みたいな感じ。

RSCはDLC:They Shall Not Passで追加された看護兵用の武器なのですが、超高威力、超高反動、超低レートが特徴の尖った武器です。通常、看護兵武器は大体の距離で3発でキルできるのですが、こやつはなんと2発キルが可能。代わりに低レートのせいで連射できず、反動もやばい。弾数も6発と非常に少ないので、ゴリ押しは効かない武器です。

そんなRSCなんですが、じゃあ具体的に何発まで2発キル出来るの?と気になったらSymthicの出番。上のグラフの一番下、Bullets to killを見れば書いてあるのが体力満タンからキルするまでに必要な弾数です。これを見ると、48m以遠で2から3へ跳ね上がっています。つまりRSCはほぼ50mまでは2発でキル出来て、50m以降だと3発キルになるのです。

その上のTime to kill、通称TTKを見ればさらに詳しく武器の事がわかります。
TTKは、マックスの早さで連射してフルヒットさせた時、1キルするのにどれだけの時間がかかるかを示す数値です。100/(1発あたりのダメージ×1秒あたりの連射速度)、つまり100÷(1秒あたりのダメージ)という式で算出されています。単位はミリ秒、つまり1/1000秒なので、上のデータを見るとRSCは50mまでは大体0.4秒で倒せるという事になります。

こうした武器の特性を見れば戦い方が見えてきます。とにかくレートが低いため、突撃兵の武器全般のみならず、看護の近距離が得意な武器にすら負けうる。更に遠くを狙うとなると、これまたレートの低さと、そして反動の強さが足を引っ張る。よって、RSCは50m以内の近すぎない距離で戦うべきなんだなと。そうすれば活躍できるはずだと。まぁ、エイムが伴えばなんですが……うん。ホント暴れ馬なんですよねRSCちゃん……

しかし、Symthicについて一番特筆すべきなのは武器同士の性能が比較出来ることですね。

例えば看護兵武器のTTK比較だとこんな感じ。
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BF1のメニューから一番右側のストップウォッチのマーク=TTK/BTK chartsを選択。その後兵科ごとにフィルターをかけて比較。
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少々見辛いですが、5m間隔で刻んである距離ごとのTTK比較の表です。任意の距離をクリックすれば、上から降順でTTKが並べ替えられます。

表を見ると、50m以内なら拡張タイプを除くオートローディングが、50m以遠ならマークスマンを除くセルブストレダーがそれぞれTTKにおいてもっとも優れている事がわかります。3発キルのくせに5発しか弾倉に入っていないことからネタ武器扱いされがちな拡張以外のオートロ一族ですが、実は50m以内なら看護の武器の中でタイマン最強なんですね。いつかアプデでチャンバーに追加で1発込めて6発持てるようになったら大化けするかもしれません。

なお、比較は他の兵科の武器と行う事もできます。ここで比較するのはオートローディング(マークスマン)、オートローディング(拡張)、RSC1917(初期仕様)、ヘルリーゲル1915(初期仕様)、オートマチコM1918(突撃仕様)の5つです。

これも同じくBF1のメニューから、折れ線グラフのアイコンになったmulti-comparisionかsimple-comparisionを選択。以下の文章はmulti-comparisionで5つの銃の比較を行っていますが、simpleの方なら二つの銃を比較できます。

12mまでは流石突撃兵のレート900武器という事でオートマチコの独壇場ですが、13mを超えた瞬間、なんとダブルオートローディングがトップに躍り出ます。


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その後、23mを超えた時点で拡張の方のオートローディングが一気に5位に転落。我が愛しのRSCちゃんが2位へ。オートマチコ、ヘルリーゲルと3,4位が続きます。

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その後、49mを超えると3発キルになったRSCちゃんは最下位に。オートローディング(マークスマン)は完全に独走態勢。後ろのマチコが2位で、3位の拡張と4位のヘルリーゲル君は団子状態。

とまぁ、こんな感じです。多分競馬ならそこそこ熱いレースになったんじゃないでしょうか(適当)。TTKを改めて見てみると新たな発見があるので、皆さんも是非お好きな武器を競わせてみてください。

なお、TTKはあくまで一つの指標に過ぎません。算出にあたり全弾命中を前提にしてあるので、超低レートのRSCを使った近距離戦や、逆に超高レートのマチコを使った中遠距離戦は、使用者の腕によってはスペック通りの性能を発揮出来ない可能性があります。まぁ私のことなんですけど。特にマチコはどうやっても扱いきれませんね。クソエイムとトリガーハッピーが合わさり最弱に見える……

とまぁこの様に、安定性という概念がすっぽ抜けてるんですねTTKには。

加えていえば、実際の戦場で見かける武器は多い順にマチコ>>>>>オートローディング(拡張)≧ヘルリーゲル>>>(超えられない壁)>>>RSC>>オートローディング(マークスマン)というのが個人的な感覚です。
RSCはDLC武器なのでともかくとして、オートローディング(マークスマン)はデフォルト実装かつスペック上かなりの強武器なのに見かけない。全く見かけない。やはり弾数の少なさがネックなのでしょう。RSC以上に甘えたエイムが許されず、的確に当てたとしても2人目はサブウェポンに頼らざるを得ない。かなり立ち回りを考えなければならない武器ですね。

TTK的には割とパッとしないヘルリーゲル君や、50m以遠という偵察兵のテリトリーで戦わなければならないセルブストレダー(マークスマン)あたりが結構人気なのもその豊富な弾数が一因だと思います。プロゲーマーでも外す事がある以上、ゴリ押しとリカバリーの効く豊富な弾数はやっぱ大きなメリットです。

逆に言うと確実にタイマンかそれに近い状況に持っていける方ならオートローディング(マークスマン)かオートローディング(初期仕様)で大暴れ出来るでしょうな。

というわけで、TTK、武器選びの一つの指標としてはとても面白いです。近距離で立ち回りたいのか、それとも中間距離を柔軟に立ち回りたいのか。あるいは遠距離からスナイピングをかましていきたいのか。色々な武器を試す際のお供にどうぞ。




<③:Battlefield tracker〜成績の推移を詳しく確認したい時に>
さて、続いてご紹介するのはBattlefieldTracker。こちらも英語のサイトです。この辺のデータサイトは海外の方がかなり進んでいますな。

trackerの使用用途はズバリ、自分や他人の詳しい指標のチェック。この次にご紹介する予定の公式コンパニオンアプリと基本は同じ機能ですが、こちらはIDさえ知っていれば他のプレイヤーの戦績まで参照できます。


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ちなみに私の成績だとこんな感じ。トータルの成績がかなり詳しく表示されています。それに加え、1日ごとのスコアの変動までキッチリグラフ化されています。また、表示される内容もかなり多岐に渡ります。

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キルやスコアだけでなく、補給や回復までキッチリバッチリチェック出来るんですね。援護と看護の闇は相変わらずみたいです。特に援護兵はそんなに頻繁にやってないんですけどね……何だこのスコアの高さは……
あるいは、サポート全振りしてるような人はそもそもトラッカーなぞ使わないのかも…?

FPSの成績なんて所詮自己満足のための数字にすぎませんが、やっぱりFPSプレイヤーたるもの自分のプレイの痕跡は気になるもの。上手くなったという確かな指標があればモチベーションにも繋がります。自分の立ち回りを見直すための目に見える指標でもありますから、ちょこちょこ確認するようにすると、より一層プレイに張り合いが生まれるのではないでしょうか。

更にtrackerにはleaderboard、すなわち順位表なるものが存在していまして、各種スコアや武器ごとの世界ランカー達の成績を確認する事が出来ます。例えば武器ごとのキル数ならメニューのleaderboards→weapon leaderboardsからお好きなプラットフォームや武器などを選択して確認可能です。

例えば突撃兵人気ナンバーワンと思われるオートマチコ(突撃仕様)のキル数だとこんな感じです。
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………1位の方のスコアだけちょっとぶっちぎってますね。ヤバい。11万キルって想像もつかないです。日本人の方で、ライブ配信をやっていらっしゃるみたいなのでそのうち見にいってみようかな。




<④:コンパニオンアプリ〜気軽にいつでも自分の戦績を確認できる>
最後に紹介するのはこれ。EAが公式にリリースしているスマホアプリ。アンドロイドとiPhone両方で利用可能です。

ホーム画面ではニュースや現在進行中のメダルなどが確認可能。そしてキャリア画面に切り替えると戦績の確認が可能です。小隊タブでは小隊への参加と作成。エンブレム画面ではその名の通りエンブレムの作成が、フレンド画面ではフレンドのオンライン状況、戦績の比較がそれぞれ可能です。

とまぁ、一通り出来る事を並べてみましたが、かなり多機能ですね。何なら装備のカスタマイズまで出来ちゃいますよ!……使用感を確かめながらじゃないとカスタマイズする意味がない?全くその通りです。

私がこのアプリを一番使う場面は戦績の確認ですかね。ただ、通常の成績の確認だと上記のトラッカーの方がより詳細に確認出来ます。差別化が図れる点としては、アプリを開くだけで良いので手軽である事、そして武器ごとのキル数やKPMを確認できる事です。

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私は看護でガンガン突っ込むのが好きなので、必然的に近距離向けの看護兵武器がキル数上位に並びます。後ろでチマチマしてたら体にカビが生えちまうぜ!

自分が一体その武器で何キルしているのか。KPMはどんなもんなのか。手に馴染む武器を探すのに使って見てはいかがでしょうか。




<総括:データを活用してより快適なBFライフを>
という事で、4つのサービスをご紹介して来ました。いずれも無料で利用可能ですよ!

まぁ正直、普通に遊ぶならwikiだけ見ておけば十分だとは思いますよ。知らないと損するちょっとわかりにくい仕様、例えば破壊されそうになったビークルを乗り捨てて敵に奪われると破壊してしまうまでこちらに戦車は湧かないからビックリするほど不利になるとか、ビークルで攻撃している間はマップに映り続けるとか。そういう仕様は初心者講座に乗ってますし、ちょこちょこ来る種々の仕様変更のアプデの詳細もwikiを見れば確認できます。

ちなみに最近だとプレイしてて感じる大きな仕様変更はグレネードの補給に関するものですかね。言うほど最近でもないかもしれませんが。
グレネードは4月のアプデで再補給タイマーなるものが設定され、弾薬箱の近くじゃないとグレネードの補給に長い時間がかかるようになりました。グレネードごとに補給可能時間が違っています。まぁ6月のアプデで再度弾薬パックでも素早く補給できるようになったんですけどね。めまぐるしい。

この手の情報を見逃さないためにも是非wikiはチェックするべき。しかし他は正直趣味レベル。あってもなくても困らない。けどあった方が楽しい。そんなデータ達です。
試合開始までのわりかし長いロード時間の合間に武器同士の性能を比較してニヤニヤするとか、その日のプレイが終わった時に自分の指標を確認するとか。そんな感じの使い方をオススメします。データに囚われすぎても仕方ないですしね。

と言うことで、次回もお楽しみに〜