お久しぶりです。楽しい狩ライフ満喫してますか〜?私は生存特化装備を拵えてガードポイントの練習真っ最中!参考にしたのはこちらのツイートです。





足だけウラガンキン装備にしてガード性能を積んでいますが、他は全く同じ構成です。受け損ねが即乙=ストレスに繋がらないので、結果的に試行可能回数が増えて至極快適。やっぱり生存スキルは偉大ですね。チキってついつい回避しちゃう癖が大分治ってきました。

そんな感じで十全に満喫してるハンターライフなんですが、色々と調べ物をしている際によく目につくのが「今作の受付嬢が果てしなくウザい」という意見。というか苦情。

そもそも受付嬢あるいは編纂者などの正式名称で呼ばれている事が少なく、「ウケツケ・ジョー」や「ブス」、「出しゃばりクソ女」的な罵倒を受けている事の方が圧倒的に多い印象。これはネット上の限られた場所の評価ではなく、私の周りでもちょくちょくウザいという意見を聞きます。

加えて、海外では「ジャージャービンクス」呼ばわりされているという噂があります。
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ジャージャービンクスについてはこちらを見て頂けるとわかりやすいかなと。
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多数のキャラが登場する超大作「スターウォーズ」の登場キャラの中でも際立って嫌われているキャラとして悪い方向に有名なジャージャービンクス。映画全般に詳しいスターウォーズ大ファンの友人曰く、「スターウォーズ史上一番嫌われている(断言)」らしいですが………そんなキャラの名前で呼ばれている以上、受付嬢の海外での評価も推して知るべし、ですね。

とまぁ、この様に全方位から幅広くヘイトを買うキャラとなってしまった受付嬢ですが、一体彼女の何が悪かったのでしょう。原因は色々と考えられますが、全てストーリーラインの至らなさでまとめられてしまうのかなと。そう感じるわけです。

今回は、批判一色、まさに四面楚歌が相応しい嫌われぶりの受付嬢を、せめて私だけでもという気持ちで、ゲーム内描写に基づき精一杯擁護します。なお、ストーリーのネタバレを一部含みますのでご注意下さい。

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<そもそも何故受付嬢は嫌われているのか>
まずはここから。非常に多くの不興を買っている受付嬢ですが、一体どこがユーザーの癇に障ったのでしょう。これに関しては、色々な場所の意見を見る限り以下の

・特に何もしていないくせに相棒ヅラして出しゃばるのがウザい
・戦えないくせに危険な場所に突っ込んできてトラブルを引き起こす馬鹿っぷりが目に余る
・自分の無謀のせいで色んな人を命の危険に晒しておいて一切謝罪しない面の皮の厚さが無理

3点に大別出来ます。なるほど、確かに相棒を連呼する彼女の態度は馴れ馴れしいと言っても過言ではない。さらに陸珊瑚と瘴気の谷で似たようなトラブルを繰り返している。それは間違いない。

でも、本当に彼女には一切の擁護の余地が無いのでしょうか?とりあえず後者二つは置いておくとしても、1点目の「何もしていない」というのは確実にそう断定出来るものなのでしょうか?まずはそこから語っていきたいと思います。


<受付嬢の仕事:確実にやっている編>
さて、では実際に彼女が何をやっているのかについて。「確実に行われている事」と、「システムの都合上オミットか、それに近い扱いを受けているが、おそらく受付嬢がこなしている事」の二つに分けて考えて見ます。

最初に確実に行われている事ですが、
・クエスト手配
・マップへの採取ポイント等の記載
の2点が挙げられます。

「クエスト手配」はお馴染み、従来のシリーズの受付嬢がこなしていた仕事ですね。アステラの様々な部門の責任者とやり取りを行い、その情報を一手に纏めてクエストという形でハンターに受注してもらう。これは間違いなく彼女の仕事です。
掲示板からも受注可能な事と、他のモブハンター達も利用できる事から、おそらく他の編纂者達と共同で作業していると推測されます。

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モヒカン陽気な推薦組の編纂者「勝気な推薦組」さん。切れ長な目付きがチャームポイント。実はクエストの中には彼女が依頼者の物もいくつか含まれている。きっと編纂者同士で任務を融通しあったりしているのだろう。1回目のゾラ・マグダラオス戦では救援物資を直接届けに来るという勇気ある行動を見せた。防具を着込んでいるハンターですらそこそこ削られる火山弾やマグマが飛び交う中、翼竜に乗ってアッサリやってくる勝気さんマジブレイブリー。
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オープニングでちょろっと語られるだけなので分かりづらいですが、そもそも今回のハンターと編纂者はバディ制。ハンター1人につき編纂者が1人付く体制になっています。未知の環境の中でも柔軟に対応するため、という目的とのこと。ちなみに考案者はスリンガーガチ勢こと1期団のフィールドマスターさん。
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陸珊瑚で意識を失ったハンターと受付嬢を3期団の気球に連れてきてくれた恩人。その後、瘴気の谷で再会した時にはオドガロンをスリンガーのみで牽制し続けて逃げおおせるという離れ業をやってのけた。下位個体とはいえ、ほぼ布同然の防具では一撃食らえば致命傷だろう。単独行動は伊達じゃないらしい。
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また、これも最初にちょろっと説明されるだけなので分かりづらいですが、「白紙のマップに採取ポイントなどの情報を記載」しているのは受付嬢です。今作はマップが割りかしエゲツない構造をしているので、仮にアイコンが一切記載されていなかったらと考えるとゾッとします。
まぁこれに関しては、(プレイヤーの方向音痴はさておき)ハンターたるもの地理感覚に優れていないとやっていけないでしょうから、彼女しか出来ない仕事というよりは、常に気を張って動きまわるハンターの負担を軽減するためという観点の方がしっくり来ますけど。

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過去作と比べると間違いなく便利にはなったけれど、それを上回る勢いで複雑になったせいで、総合的に評価しづらいマップシステム。いやほんと、採取ポイント記してくれるは有り難いんですけど、なんかアイコン潰れてたりソートが甘かったり。ガワ自体も三次元の繋がりが見難かったりするのが困る。進化はしてるんですけどね。早いとこウィッシュリストに入れた素材を強調表示できる機能が欲しい…
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<受付嬢の仕事:おそらくやってる編>
今作はシステムが一新されて、ベースキャンプでもクエストを受けることが出来るようになりました。更に、いつでもベースキャンプでアイテムを補充したり、装備を変更したり出来るようにもなりました。更に更に、痕跡を集めるか直接発見すればその後常時モンスターの位置を把握出来るようになりました。

これらの事から、
彼女はフィールドに居る時にも、常時アステラと情報のやり取りをしているのではないか
アステラにおいてある諸々の物資をベースキャンプへ滞りなく運べる様に、4期団と連携して作業しているのではないか
ハンターとも情報をやり取りし、モンスターの現在位置について、高い精度で予測を立てているのではないか

という推測が可能です。

まず、1つ目について。ハンターという仕事は言うまでもなく非常に危険で、場合によっては呆気なく死ぬ事も十分にありえます。これまでにも行方不明になったり、大怪我を負って引退を余儀なくされたハンターが度々出てきています。(プレイヤーハンターはシステム上絶対に死なないのですが)

そんなぶっちぎりで危険な環境において、出来る限りハンターの実力に見合ったクエストを手配するために絶えず情報を更新していく。これが、前作までのハンターズギルドの仕事でした。逐一記録される狩猟数も、ハンターランクも(設定上は)その為に必要な仕組みの一部です。

ただ、今作はその気になれば「フィールド→ベースキャンプ→クエスト受注→フィールド→ベースキャンプ」というループを延々と繰り返す事ができます。(まぁバウンティや調査クエストなどの関係上、多くても2、3回で大抵のプレイヤーはアステラに戻ると思いますが)

つまり、これまでのように一回クエストが終わる度に拠点に戻って報告するという手順を踏まずに次の狩猟に赴く事が出来ます。では、クエスト毎の報告は?というと、これはもう受付嬢がベースキャンプでこなしているとしか考えられません。報酬もクエスト毎にしっかりと入っていますしね。受注だけしておいて報告はセルフだったら笑いますけど、まぁ流石にそれはないかなと。

さらに、新フィールドへ赴いた時、「なんか用があるって人おるから一旦帰ろっか」という報せが彼女からもたらされました。この事も受付嬢がフィールド外と情報のやり取りを行う手段を持っていると考えられる根拠の一つです。最低でもクエスト毎、もしかしたらそれ以上の頻度でやり取りを行なっている可能性は否定しきれません

対して、2つ目「物資の輸送」。こちらは前者に比べてやや曖昧根拠が弱いです。現状、ゲーム内の描写を根拠に間違いなく言えるのは

・受付嬢は必ずハンターより先に現地入りしている
・いつ如何なる時でもアステラと同じ水準でアイテムボックスへのアクセスが可能
・受付嬢が時たまガサゴソと納品ボックスを漁っている

という3点。1点目は仮に物資輸送に関わっているような描写がゲーム内でなされれば補強のための証拠程度にはなります。しかし、単純に自分の仕事の準備をしているだけとも考えられる。
2点目は4期団が物資流通を手がけている事がゲーム内で明言されているのでそちらの功績であると考える方が自然。
3点目に至っては逆にヘイトを買う一因にすらなっているのでお察しという有様。脆弱極まりないです。

そもそも、ハンターが何故ベースキャンプから非常に高い水準で自らの物資にアクセス出来るのか?という点については疑問や曖昧な点が多すぎます。仮に4期団の手配ならば、不足している物資を現地で購入させてくれて良くない?という当然の感想が出て来ます。生死に関わる問題なのに……アステラジャーキーが無くて途方にくれたのは私だけではないはず。多分。
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THE姉御の4期団・物資班リーダー。アステラの物資流通を一手に仕切っているらしい。調査団に来る前はわりかしダークな仕事をしてたとかなんとか。まぁハンターの中にも前科持ちが居たりするらしいので、それをサポートする人材の中にもスネに傷があったり毛が生えてたりしてもおかしくはない。
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一方で、大蟻塚の探索時に出ていた荷車が常時使用されているとしたら、アイテムはともかく、装備まで変更できるのはやり過ぎという矛盾点が生まれます。コレクター気質のあるハンターなら数十近く武器と防具を持っている場合もあるわけで、下手すると数百キログラム単位の物資を2人でエッサホイサと毎回運んでるの??狩猟前に疲労で倒れるわ!という至極当たり前のツッコミが入るでしょう。
でも、ハンターが捕獲したモンスターは2人では到底運べないから、絶対に誰かの人手は借りてるだろうし……

と、総じてどうなってんの??と釈然としない部分が多いんですよ今作の物資周りは。まぁ妥当な線として、「必要最低限の物はハンターが運んで、その他の不意に必要になった物なんかは4期団+護衛のハンターのプチキャラバンで素早く輸送してもらう」という複合形態を取っているのかなと。仮にそうだった場合、手配は受付嬢なんじゃないかなぁと。途中のゴニョゴニョはゲーム上の都合でカット的な。

で、3つ目の「モンスターの位置をリアル表示している」システムですが、こちらは何らかの形で受付嬢が関わっていると考えるのが妥当かなと。2つ目よりはまだしっかりとした根拠になりえます。

今作の編纂者は現場と本部の仲介役的な役割を担っており、過去作の受付嬢同様、博物学・地理学・生態学等に深く通じていなければお話にならない仕事。いわゆる超難関職です。加えて、今作はハンターと一緒に現地に出向かなければならないため、クソ度胸メンタル的な強さも欠かせないという。

御察しの通り、アステラ内に居る編纂者に話を聞くと、大抵周りの人間からは反対されるらしい。まぁそれだけの資質があれば、はるかに高給が取れる安全な仕事が選び放題でしょうしね。何ゆえ命の保証もない危険極まりない生き方を選ぶのかと必死に説得されるのも当然でしょう。ギルドが大元として噛んでる以上一攫千金も厳しそうだしなぁ……

とまぁ、話が逸れましたが、とにかく編纂者は色々なことに長けている必要があるんですよ。で、時折ベースキャンプから届く謎通信(映像付き)を見れば、少なくともハンターと受付嬢の間には何かしらの意思疎通の手段があると考えられると。
加えて、導虫はあくまでマーキングした物しか追わない。なのに、マーキングしていない大型モンスターの動向と移動先までリアルタイムに把握出来る。大型モンスターだけではなく、何と小型モンスターまで小さな点でリアルタイムに動きがマップに表示されている。

よって、ここに受付嬢が大型小型問わず、全てのモンスターの位置把握に一枚噛んでる説を提唱します。一応、腰に導虫の入った籠が付いてますしね。おそらく、定期的に導虫の探知対象を切り替えて、持ち前の知識と照らし合わせ、モンスターの全てを常にチェックし続けているのではないかと。
というか、そうでもないと今作のハンターのドローンばりの索敵性能は説明がつかない。ここだけ完全にオーバーテクノロジーですよ。マップに表示されるアイルーテトルーやらの位置は事前に把握しているとしても、どうしても全モンスターのリアルタイム位置把握だけが出来過ぎていると感じます。



<雑なストーリーラインの犠牲者編>
と、ここまで受付嬢が確実にやっている仕事、やってるかもしれない仕事についてお話しして来ました。まとめると、「受付嬢は意外と働いている可能性があるよ」という事なんですけど。

ここまで読んで来た貴方は相当なモンハン好き、あるいは受付嬢ファン、同じくらいの確率で受付嬢アンチでしょう。ただ、いずれのタイプの方もこう思ったでしょう。「強引じゃね?」と。

確かに。完全荒唐無稽なことは書いていませんが、いずれもゲーム設定とプレイイング上の設定の狭間をチクチク突いたような、あるいは屁理屈や妄想に近い類の話だった事は認めましょう。

しかし、開き直るわけではありませんが、本質はそこではありません。ここで重要なのは、それだけの価値の拡張の余地を残しながら、むざむざと受付嬢への好感度をバーティカルドロップさせてしまった演出の稚拙さが勿体なさ過ぎるという一点につきます。

受付嬢に関する評判や情報を集めていると、もうただひたすらにそこだけが気にかかるんですよ。もっと人気の、看板ヒロインになりうるぐらいのポテンシャルはあったのに、システム変更と雑な演出のダブルコンボで無茶苦茶に嫌われてしまったなぁと。

繰り返し述べていますが、今作は至る所が刷新されています。クエスト周りも、フィールド周りも、UI周りも、ストーリー周りも。
ゆえに、これまでと同じような、行儀よくカウンターに座ってさえいれば物語の中でしっかりと役割を果たせる「受付嬢」とは異なる「編纂者」なる設定が生まれたのは半ば必然なのです。システム刷新とストーリー設定、どちらが先だったのかはさておきですが。

付け加えると、登場人物たちのグラがリアルになり、日本語を話すようになったことで、プレイヤー操るハンターが無口である事の異様さが一層目立つようになりました。

以上の事から考えると、実は当然の帰結として今作の受付嬢改め、編纂者あるいは相棒の行動原理が非常に筋の通ったものになります。少々強引でも明るく、活力に満ちていて、よく喋り行動する。彼女はドラクエ的プレイヤーキャラクターと、リアル化したモンハンワールドを繋ぐ架け橋、いわば影の主人公的存在なのです。そして、ここまでの設定はかなりベストに近いものでした。ここまでは。実際イントロダクションを担当しているのも彼女ですしね。




けど、見せ方が無限にマズイ。ことごとくお約束を外した演出と、雑なストーリーラインが合わさり、もう一人の主人公になるはずだった彼女は、プレイヤーのヘイトを悪戯に買うだけのピエロになってしまいました。

「いや、もうこの糞女はどうしようもないだろ……」と思ったそこの貴方。本当にそうでしょうか?例えばよく槍玉に挙げられる「無謀な行動でピンチを招いた2回目の瘴気の谷での出来事」ですが、仮に陸珊瑚での行動を変えずとも、

唐突に二手に分かれようと提案する
案の定オドガロンに狙われて死にかける
結果的に無駄にハンターとフィールドマスターに危険を招く

から

前回の行動を反省して一緒に行動する
死角からの小型モンスターの襲撃
何とか凌ぎきるハンターとオトモ、スリンガーで援護する編纂者
唐突に現れるオドガロン
小型モンスターごとぶっ飛ばされるハンターと追撃の構えのオドガロン
あわや特大の一撃という寸前で閃光玉を直撃させる編纂者
攻撃は外れるものの、崩れる地形
落ちるハンターとオトモ
迷わず飛び込む編纂者
下層で目を覚ます二人と一匹
「怪我はないですか相棒」などの気遣いの台詞
不穏な気配からの実はフィールドマスターが助けに来ましたー
フィールドマスターのスリンガー無双で一緒に離脱


……という流れに変えるだけで、受付嬢への印象が180度変わりませんか?これならハンターとフィールドマスターの株も下がらず、かつ彼女のキャラもそこまでブレず、前回からの対比が際立って相棒呼ばわりが真実味を持ちませんか?

こう言ってはなんですが、今のユーザーは大体目が肥えているので、「2回同じ失敗を繰り返すアホは受け付けない」というのは至極当然の感想なんですよ。一方的に負担をかけてくるモブ以外のキャラは大体嫌われます。命を賭けて救ったんなら命を賭けて救ってくれないと不公平だと感じます。本当、最低限ここだけでもこんな感じに変えてれば評価も半々くらいには改善してたのではないでしょうか。

更に、
・編纂者の仕事について、より深く知る演出(他の編纂者と共同で作戦を立案しているムービーやモブからの賞賛の台詞等)
・ちょっとしたアイテム(光蟲や薬草やモンスターのフン等の消費アイテム)を時々ベースキャンプで渡してくれる演出
・陸珊瑚の後にキッチリ謝罪

辺りをミックスしとけば大幅に好感度が上がったんじゃないでしょうか?大胆な物だと、ハンターが喋るようにしてくれれば色々回しやすくなるでしょう。コミュ障過ぎて絡みづらい側面も強いですから。ただ、こちらは特定の性格に限定させないように複数の選択肢なんか用意しちゃうと、手間暇が割とアレなので見送られたのもわかりますが。

少なくとも冒頭に述べた

・特に何もしていないくせに相棒ヅラして出しゃばるのがウザい
・戦えないくせに危険な場所に突っ込んできてトラブルを引き起こす馬鹿っぷりが目に余る
・自分の無謀のせいで色んな人を命の危険に晒しておいて一切謝罪しない面の皮の厚さが無理

辺りの不評は払拭出来たと思います。

キャラクターへの評価なんてのは表裏一体の側面が強いので、無謀は勇敢、馴れ馴れしいは親しみやすい、と容易にひっくり返ります。本当、ちょっとした描写だけで。

繰り返しますが、今作の受付嬢は雑なストーリーラインと刷新された設定の狭間の歪みで生まれた悲しき犠牲者なんです。受付嬢としては活発すぎて、編纂者としては鈍すぎる。どちらにも振り切ることが出来なかった。そして有能すぎるオトモの存在がその中途半端さに拍車をかけるという不幸。

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プレイヤーより打たれ強い有能オトモくん。真の相棒はオトモアイルーだとの意見も納得せざるを得ない。
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カプコン自身も、まさかここまで忌み嫌われることになるとは思っていなかったでしょう。自社のゲームのキャラが嫌われていて得することより損する事の方が多いでしょうし、まさか想定した扱いではなかろうと……ないよね?歪んだ愛情とかじゃないよね……??

フィギュア化とかコラボとか、色々あっただろうに……いや、勝手な想像ですけどね。何かが頓挫したわけじゃないですけどね。

最後になりますが、私はMHWの変更点に関してはほぼ全てを好意的に捉えています。進化したフィールド。快適になった狩り。それらを全力で支えるシステム。カプコンの「進化したものを作ってやろう」という心意気がビンビンに感じられるのが何よりいちユーザーとして嬉しい。巷では不評の珠についてもおいおい改善していってくれると期待しています(威圧)

ただ、それだけに、何か一つでも歯車の噛み合わせが変わっていたら、あるいは人気キャラになっていた素養すらある受付嬢が、現状ボコボコのボコなサンドバッグにされているのが勿体なく感じる事この上ないのです。本当、何か一つでも変わっていれば……全てが悪い方向に作用してしまわなければ……彼女に対する不平不満を見る度にそう感じてしまいます。

願わくば、追加ストーリーやDLC、完全版などで彼女に導きの青い星(救済措置)のあらん事を……という決め台詞で記事を締めさせて頂きます。ここまで読んでくださってありがとうございます。次回もお楽しみに〜

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